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▼プレプレアクト

 

 ここに、一組のカップルがあります。

 一人は二条真(にじょう・しん)君。二十台も前半の若きトーキー。熱く真っ直ぐな正義感溢れる青年です。
 もう一人は二条月(にじょう・ゆえ)ちゃん。芙玉(ふう・ゆぃ)と言う少女の手によって生み出された人工知能-AI-です。

 彼らは、『星の子供たち』と言う物語で出会い、共に暮していく事になりました。

 真君の家で生活する事になった月ちゃんでしたが、彼女には、沢山の“お友達”が居ました。
 彼女はそのお友達と時には事件に巻き込まれたり(『大迷惑II』)、自らお友達と大騒動を起こしたり(『大迷惑III』)しながら、楽しく過ごしていました。

 

 ですが、月ちゃんには不思議な力が有りました。
 彼女はその力を、真教浄化派・氷の静謐と言う悪の組織の“黒の”アムールと言う人物に狙われ続けていました。(『黄金龍襲来』『アンドロイドは電気羊の夢を見るか〜BLADE RUNNER〜』)
 そんな事が有る度に、月ちゃんは真君によって守られて来ました。
 二人は時には助け合って事件を解決したり(『新たなる太陽-the New Sun-』)、時には──真君が命を落としかけたり(『Double in the Mirror 第二夜』)しましたが、その度に二人はお互いの絆を深め合っていくのでした。

 

 

ええ、そりゃぁもう。コネがセッション中に10レベルに到達するほどに。

 

有る時、RLは言いました。

RL揚: 「1Lvなら“知り合い”、2Lvなら“親友”、3Lvまで行けば“家族”だろうし、4Lvで“パートナー”、」
RL揚: 「5Lv行けば“一心同体”だと思うのだが………10Lvって言えばやっぱ、“前世からの運命”とかそんなレベルだよねぇ。」

 

そんな事を言っていた有る日のセッションのエンディングにて。真君は言いました。

 

 

二条: 「…なんか、ずっと昔にも同じ事があった気がする」
RL揚[月]: 「……ほんとに?」
二条: 「おかしいかな? まだ、2年しか経ってないのに」

RL揚in舞台裏: フラグ立ってる?!w
二条in舞台裏: ひひひw

RL揚[月]: 「……ずっと、前から一緒だったような?」
二条: 「うん」
RL揚[月]: 「……じゃぁ、これからも……」
二条: 「そうだね」

 

 

伏線が張られてしまっては、やらねばならないでしょう。『前世からの運命』って奴を!

 

 


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▼プレアクト

 

◎席順決定

RL揚: キー深刻
ハイルド: バサラ
西島: カタナ
スペリオウル: アヤカシ
二条: フェイト

RL揚: 二条君、1〜4の数字を並べ替えて。
二条: ほよ? 3.1.2.4
RL揚: 流石だ。
RL揚: フェイト → アヤカシ → バサラ → カタナ。
二条: Σ

キーカードに密かに数字を振って、順番を主役の二条君に並べ替えてもらいました。流石だ、と言うのは二条君が1番手だったから

 

◎登場人物紹介

RL揚: 席順に自己紹介。

 

     “優しい真実”二条真
     トーキー◎ フェイト● イヌ
     7/15 6/13 4/11 4/9

     「もうちょっとだけ時間を下さいっす。絶対探してみせるっすから」

      NOVAでフリーランスとして仕事をするようになってから1年の時間が流れた。
     幾つかの修羅場を潜り抜け成長した。その中で自分のやりたい事、守りたいものが見つかり、
     今日も止まらず走り続ける。
      とある事件から戻って後、左足を引きずるように歩いている姿が目撃される。
     魂を直接傷つけられた傷なので、医療では治癒不可。だが本人はまったく気にしていない。
     今、幸せの絶頂なので、ずっとこのまま暮らせるといいなぁ、と考えている22歳
     報酬点リセットで4点所持
     プレアクト購入物品特に無し。

二条: 以上

 

 

     スペリオウル(―) アヤカシ● カゲ◎ チャクラ
     ドラゴン種族の暗殺者、極めて気まぐれで
     彼の思惑を汲み取るのは難しく、気さくでもあり、非情でもある
     世の全ての女性に優しいらしい
     プレアクト購入:無し 報酬点:5

スペリオウル: 以上

 

 

     フリーランス/ナイトワーデン/ク・リトル・リトル
     “翼の王の乗り手”ハイルド・ジェシュイ
     アラシ バサラ● カブト◎
     ID:C  AJ:23  JENDER:♂  HEIT:180cm  WEIT:74kg
     EYEZ:Jade/Amber  HAIR:Dark-brown  SKIN:brown  BIRTHDAY:1/24

     「大いなる翼もて…来たれシムルグ!」
     「……我らの故郷を再び取り戻すこと……それが俺の、目標」

     ナイトワーデンに登録をしているカブト…っぽくは見えないけどカブト。
     通称ハイル。誇り高く、また信仰厚い戦士。
     【シムルグ】という名の神獣と契約している。それをマンデインに呼び出し、
     再構成することにより、自らの乗機として扱っている。召喚術の使い手。
     巨大なウォーカーが純白の翼を広げ飛翔する様は言葉にしがたいものがある。
     ク・リトル・リトルの出身。シグルムとはそこの地下迷宮にて遭い、封印をとき、契約を交わす。
     だが術者として未だ未熟なため、扱いきれず、度々修行のために帰省しているらしい。

ハイルド: 報酬点11点所持。 プレアクトで護法斬魔刀購入 以上

 

 

     “紫電一閃”西島高広  刀=刀◎● 車鞍
     【理性】7/13 【感情】2/13 【生命】10/15 【外界】4/7
     ID:X  AJ:19  JENDER:♂  HEIT:176cm  WEIT:79kg
     EYEZ:BLAKK  HAIR:BLAKK  SKIN:YELLOW  BIRTHDAY:7/6

     「抜かば、斬る――」

     スラムの道場を住まいとする、飄々とした風情の青年。
     サムライめいた羽織袴に身を包んでストリートを闊歩するお節介焼き。
     剣術家。退魔師。何でも屋。フェイト擬き。門弟のない道場主。――人斬り。
     頼み事があるのなら、住まいの近所に言って名を出せば――その相手が気のいい者なら――
     繋ぎを取ってくれるだろう。最近は馴染みの地回りや居酒屋の主人を通すことも多い模様。
     直接訪ねるのも手っ取り早い。或いは依頼など必要ないかも分からない。
     なんであれ、いらんことに首を突っ込むのが好きなタチである。
     報酬点14点所持
     プレアクト購入は特になし。

西島: 以上にて。

 

 

RL揚: RLは揚紅龍でお送りいたします。 終劇まで皆様、よろしくお願いいたします。

 

◎キャスト間コネ

RL揚: コネ:バサラ→フェイト→カタナ→アヤカシ

ハイルド: ふみ…にじょーくんかぁ…感情か外界、かな
二条: では、【感情】でもらいます。

二条: 西島君には、【理性】(信頼)でどぞー。
西島: 了解

西島: 【理性】か【外界】かな
スペリオウル: 【外界】で頂きます

スペリオウル: カブトですか…推奨は【感情】ぐらいで
ハイルド: んじゃ感情で

RL揚: 【感情】ハイルド→二条
RL揚: 【理性】二条→西島
RL揚: 【外界】西島→スペリオール
RL揚: 【感情】スペリオール→ハイルド
RL揚: こうかな?

 

◎ゲストコネ。

RL揚: まず全員共通。〈コネ:二条月〉1Lvずつ。
RL揚: 二条君にもあげます。w

二条: わーい。8れべるぅ
西島: ぶは、8レベルかいw

二条in舞台裏: ばたり

ハイルド: あいさ。どこで?
RL揚: 【感情】推奨。次いで【理性】です。
RL揚: まぁ、好きなほう上げます。
スペリオウル: 御意
西島: でわ【感情】で
ハイルド: 感情で

二条: かんじょーっすねーりょーかーい
RL揚: アンタはもう全部埋まってる。>二条
二条: しくしく。
スペリオウル: 8●●●●●●●●コネ:二条月
RL揚: ………

 

RL揚: つ、続いて、更に1Lvずつ配ります。

RL揚: 二条君。
二条: はい。
RL揚: コネ:Lunar
RL揚: 二条君と同い年くらいの女性・栗色の長い髪・どこか懐かしい雰囲気を纏う 推奨スート:【感情】or【生命】
二条: うーむ。どこか懐かしい、という事なら最初から【生命】でもらってみる暴挙。
二条: だけど、肉体関係じゃなく、家族みたいなイメージで一つよろしくお願いします。
RL揚: あいあい。w

RL揚: 続いて、ハイルド
RL揚: コネ:ユリウス・ベルク・フォン・フランケンシュタイン。【感情】か【生命】。
ハイルド: そこかぁ。ふむ。【生命】でもろときま

RL揚: スペリオウル
RL揚: コネ:“黒の”アムール。【感情】:憎しみ 【生命】:殺し合い 【外界】:敵
RL揚: どれかどぞ
スペリオウル: 難しいなあ…【生命】で

RL揚: 西島
RL揚: 〈コネ:二条月〉もう1Lv。(ぉ
西島: ……んじゃ【理性】デ。
RL揚: うぃ。

 


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▼アクトトレーラー

 

トーキョーN◎VAでも指折りの有名人・二条真は、最近、奇妙な夢を見るようになっていた。
自分と、自分のパートナー・二条月が、ここで無い場所、今で無い時、共に歩み、微笑み合っている夢。
幸せそうな夢であるから、そんなに気にしては居なかったが、ある日、そんな夢に変化が訪れる。
迫る離別の時。そこで夢の中の真は───。

現実の世界でも変化は起こっていた。再び二人を引き離す、“黒い”陰謀。
邪悪な隠者の手によって、世界は、月は────。

〜輪廻戦記 トーキョーN◎VA the Detonation〜

“Dearest”

 

 

『 ── 千年たって 逢ってもまだ 覚えてる ── 』

 

 


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オープニングフェイズ1st
シーンカード:イヌ(審判) メインキャスト:二条

 

RL揚[誰かの声]: 「……ん!   ……ってば……ん! こら、起きなさい、シン!」

RL揚: 誰かが呼ぶ声がする。

二条: 「むー。あー、後5分だけー」

RL揚: まだ、このぽかぽかとした陽気の中、眠っていたい気分なのに

RL揚[誰かの声]: 「おーきーなーさーいっ!」

     べしっ。

RL揚: おでこをピシャッと叩かれる。

二条: 「痛たた…」
RL揚[女の子]: 「もうっ。 こんなところでサボってるんだから。」
二条: 「うう、分かったよ。起きる。起きますよっと」

二条: 体起こし。

RL揚: 目を開くと、其処は見渡す限りの緑の草原。

二条: 「…あれ?」

RL揚: 小高い丘の上で、ぽかぽかとした陽気に誘われて、昼寝をしていた事を『思い出す』。

二条: 「ああ、そうか。せっかく気分良く寝てたのに…」
RL揚[女の子]: 「まったく。 伝令の仕事をサボって居なくなった、って言うから…探しに来て見れば。やっぱりここだった。」 ぷんすか
二条: 「俺一人居なくても大丈夫だって」

RL揚: 目の前に居る少女は……同じ村に住む、ルナと言う娘。歳が近くて、幼馴染として育ってきた。

二条: 「ったく。ルナはいつも口やかましい…」(ぼそぼそ
RL揚[ルナ]: 「…何か言った?」 (¬¬)
二条: 「…滅相も無い」

RL揚[ルナ]: 「…あのねー……そんな事言って、この間、村長の大事な伝言届け忘れて怒られたばっかりでしょ。」 めっ
二条: 「うう、分かった。分かりました。俺が悪かったです」

 

RL揚[ルナ]: 「全く……村長が、集会を開くって。 皆呼ばれてるから、呼びに来たんだよ。」
二条: 「ん。分かった」

RL揚[ルナ]: 「ほら、いこっ。」 手を差し伸べる
二条: 「はいはい…、あ、そうだ。ルナ」
RL揚[ルナ]: 「ん?なぁに?」
二条: 「おはよう。起こしに来てくれて助かった。ありがとう」

二条: 手を取って立ち上がって、歩き出そう。

RL揚[ルナ]: 「……や、やだ…なに、いきなり。」
二条: 「?」
RL揚[ルナ]: 「(いつもは、そんな、いきなりお礼なんて・ぼそぼそ)……なんでも無い。」
二条: 「あー、また村長に怒られるのかぁ。はぁ…」

二条: てくてく

 

RL揚: 文明クラスは凄く低いです。採取狩猟時代くらい。
RL揚: 村長の家の前に人だかりが出来ているのが見え始めた所で、シーンエンド。
二条: うぃ。

 

 


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オープニングフェイズ2nd
シーンカード:エグゼク(運命) メインキャスト:ハイルド

 

RL揚: 舞台はク・リトル・リトル
RL揚: 修行もひと段落着いて、そろそろ一旦N◎VAに帰ろうかなぁ、と思っているところ。
ハイルド: 普段のシグルムは肩の上にとまる純白の鳥。

ハイルド: 「……俺はお前を上手く扱えるようになるのだろうか」とか呟きつつ

ハイルドin舞台裏: いめーじはラブひなの素子(姉)の鳥w

RL揚: と、言っていると、……そうだな、みんなが集まるホールのような場所に居る事にしよう。
RL揚: ただ、他のみんなは授業中(笑)らしく、今居るのはハイルドだけですが。

ハイルド: 「マスターに一言報告をしていかねばな…」とか考え、足を向けようとする

RL揚: 扉が開いて、お師匠が入ってきます。
ハイルド: すっと姿勢をただし、一礼。

RL揚[老ユリウス]: 「……ハイルドか。」
ハイルド: 「はい、マスター」

RL揚[老ユリウス]: 「修練は一段落か?」
ハイルド: 「はい。精神修練を重点的に行いました。それでそろそろN◎VAへと舞い戻ろうと思い、報告に行こうとしたところです」
ハイルド: 「未だこいつに完全に認められるには程遠いのですが」(苦笑

ハイルド: 肩の上の鳥を見る

RL揚[老ユリウス]: 「…そうか。」
ハイルド: 「……して、マスター。この場にいらっしゃるとは如何なる御用事でしょうか?」

RL揚: しばし瞑目する。 何かを考えているようだ。

RL揚[老ユリウス]: 「…お前に、一つ役目を与える。」
ハイルド: 「…はい。なんなりと」
RL揚[老ユリウス]: 「…アムールが動いておる。」
ハイルド: 「…“氷の静謐”……捨て置けぬ問題ですね」

RL揚[老ユリウス]: 「……彼奴の事、また要らぬ災厄を振りまこうとするであろう。」
RL揚[老ユリウス]: 「大きな霊障が予想される。 食い止めて見せよ。」
ハイルド: 「…はい。………シグルムと、我が故郷に誓って…奴の企みを砕きましょう」

ハイルド: その返答と同時に、肩の上のシグルムが大きくわななく。

RL揚[老ユリウス]: 「…迷宮の中の物を一つ、持って行く事を許す。」

 

RL揚: サイバーウェアと業物以外のあらゆるアイテムの中から一つ、好きなものを持っていってくだされ。

RL揚in舞台裏: 報酬点を渡す様な真似を想像できなかったので、ちょっと特殊な報酬。
スペリオウルin舞台裏: 宇宙戦艦を
RL揚in舞台裏: ハインラインペガサス?良いよ。(ぉ
二条in舞台裏: ここで選ぶのは、スキヤキ(黙れ
スペリオウルin舞台裏: ダンボールハウス
RL揚in舞台裏: まぁ、何にするかは舞台裏で宣言してくれれば良いっす。

ハイルド: ふむ。そんでは……灼光を頂いていこう。相等のシグルムとの契約の印で
RL揚: おけい。

ハイルドin舞台裏: はっはっは。高いものを貰うw

 

 


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オープニングフェイズ3rd
シーンカード:クロマク(深遠) メインキャスト:スペリオウル

 

RL揚: ……サロン・ドルファン。
スペリオウル: うぃ、心なしか身なりを整えて
RL揚: 女大公の恩前です。

RL揚[アルドラ]: 「こんばんは。よい夜ね、スペリオウル。」
スペリオウル: 「ええ、よい夜です」

RL揚: サロンの大きく開け放たれた窓からは、真円を描く月。

スペリオウル: 「直々の御呼び出しとは、どのようなご用件で」横目で月を一瞥し
RL揚[アルドラ]: 「……この良き夜を……そして、昼の世界すらも、否定しようとする、無粋な者が居ますわ。」
スペリオウル: 「それは…解せませんな」

RL揚[アルドラ]: 「……永き時を渡り、この世を眺め続けた存在……。」

スペリオウル: 黙って、聞き入ります

RL揚[アルドラ]: 「それが、目覚めようとしています。」

スペリオウル: 「永世者…ですか?」
RL揚[アルドラ]: 「……。」 ゆっくりと首を振る。

RL揚[アルドラ]: 「永世者(我々)よりも、永き時を、生き続けるのではなく、在り続けた者です。」
スペリオウル: 「在り続けた…」意味もなく、復唱する

スペリオウル: 「分かりかねますな」
RL揚[アルドラ]: 「……直に分かるようになるわ……貴方も無関係ではないもの……。」
スペリオウル: 「この俺と、“ソレ”に関係が?」
スペリオウル: 「残念ながら俺は未だそれほど長生きをしたという訳でも無いつもりです」

RL揚[アルドラ]: 「知っているかしら? 私達アヤカシも、人も……結局は、滅び流転し続けるものなのよ。」
RL揚[アルドラ]: 「だから、貴方を呼んだの。 この、良き夜を永遠に続けさせるために。」

スペリオウル: 「人間の言う…輪廻転生という奴ですな」
スペリオウル: 「このスペリオウル―歩兵―、貴女様の思うままに」
RL揚[アルドラ]: 「……期待しているわ。」  艶やかに微笑み

スペリオウル: 「して、何をなせば宜しいのですかな?」

スペリオウル: 掌を胸に当て、笑顔を浮かべる

RL揚[アルドラ]: 「まずは……知りなさい。 何が、目覚めようとしているのか───。

 

RL揚: す─────っと、気が遠くなっていく。アルドラの声が遠くなる。

 

スペリオウル: 「御意の―ままに」

 

 

 

RL揚: 自分の身体が、自分のものでなくなり、

 

RL揚: 新たな自分を見つけ、旧き自分に還り、また───

 

 

スペリオウルin舞台裏: 何か勢いで大公の手先になってしまった
ハイルドin舞台裏: おおう
RL揚in舞台裏: あははははははっ。w
RL揚in舞台裏: なんか、余りにも忠誠心溢れる騎士っぷりを見せ付けてくれたので、アルドラも乗ってしまった。w

 

 


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オープニングフェイズ4th
シーンカード:レッガー(災難) メインキャスト:ALL

 

RL揚: 全員登場。
RL揚: みんなは、村長に呼ばれて、村の集会場に集められた。

スペリオウルin舞台裏: 現世の記憶はあるのです?
RL揚in舞台裏: えーっと、とりあえず、こっちの世界では、パーソナルはこっちの世界のものって事で。w
RL揚in舞台裏: 覚えてても良いけど、他人の記憶、ってくらいの意識で居てくれるとありがたし。

ハイルド: 肩に鷹を乗せて現れる。

ハイルド: 「なんだなんだ?随分とものものしいな」
RL揚[村長]: 「みんな、呼び立てをしてすまない。」
スペリオウル: 「ものものしいね、まったく」
二条: 「そうっすよ。眠かったのに…」(ぼそ
西島: 「何かあったんで?」

RL揚: 他の村の住人も、何だ何だと集まって来る。

ハイルド: 「ああ?またサボってやがったのか?シン」
RL揚[ルナ]: 「ほんと、もう…だらしが無いんだから、ハイルドも言ってあげてよ。」 (溜息
二条: 「まあ、その、なんすよ。あれっす。今日は気持ちの良い陽気だからー」
ハイルド: 「夕方に一雨来るってよ」
二条: 「ま、まあ、細かい事は気にしないということっすよ」
スペリオウル: 「魂の洗濯は必要だよなあ」

スペリオウルin舞台裏: 見上げると曇ってるんだな
二条in舞台裏: Σ さっき良い陽気だったじゃないですか!
RL揚in舞台裏: 曇ってくるね。w
二条in舞台裏: Σがーん

RL揚in舞台裏: ちなみに、にっしーと二条君、この後個別の現世OPがあるから。安心して登場してくれい。w
二条in舞台裏: あいあいさー。
西島in舞台裏: うぃっす

RL揚[村長]: 「……全員揃ったようじゃな。」
二条: 「あ、村長…」
RL揚[村長]: 「…先程、村の司祭が託宣を受けた。」

RL揚: 村長は一際高く作られた台……と、言っても男性の腰くらいの高さの台だけど……に上って、みんなを見渡す。

スペリオウル: 小指で耳かきながら聞いてるぞ、真達の後で

二条: 「一体何を託宣されたんすか? 場合によっちゃ近隣の村に知らせにいかないと」
RL揚[村長]: 「……我らが神の住まう山……聖霊の山に不浄なる存在が棲み付いた。」
RL揚[村長]: 「これを祓わねば、山は火を吹き、我々は神の怒りに呑まれるであろう、との事。」

二条: 「なんてことっすか…」
ハイルド: 「………くそ…」
西島: 「神の、怒り……」
スペリオウル: 「不浄なる存在…ねえ」
ハイルド: 「祓う方法はあるのか!?」

スペリオウルin舞台裏: アヤカシなのに不信心だったりしてみよう
二条in舞台裏: なんかしらないけど、サボり魔になってしまいました

RL揚[司祭]: 「……在る。」

RL揚: 村長の後ろに控えていた老人が口を開く。

ハイルド: 「い、一体どんな方法なんだ?」

スペリオウルin舞台裏: やはりここは伝統にのっとって生贄だろう
RL揚in舞台裏: にやり
西島in舞台裏: ああ、気が合いますな

RL揚[司祭]: 「次の月が真円を描く夜、神と一身と成る事の出来る者を、山の口に捧げよ。」
西島: 「司祭様、それって――!」
RL揚[村人]: 「「「ざわざわ……  ざわざわ…… 」」」
ハイルド: 「……んな…んなこと!!」
二条: 「……」
スペリオウル: 「CDだな…シーディー?」

RL揚[司祭]: 「……神の怒りを鎮め、慰める為に、身を捧げてもらう。」

二条: 「そ、それで…一体誰が?」
RL揚[司祭]: 「……役目を負う者を、これから選び出す。 ……皆、順に前へ。」
RL揚[村人]: 「「「ざわざわ……  ざわざわ…… 」」」
RL揚[村人]: 「じょ、冗談じゃ……。」 と、抗議をしようとする者も居るが、村長の脇に控えている屈強な男に睨まれてスゴスゴと引っ込む。

ハイルド: 一番最初に歩みだそう

RL揚[司祭]: 「……お主、名は?」 じろり
ハイルド: 「ハイルド。姓は無い」
スペリオウル: 「ハイルド!」
ハイルド: 「俺に適性はあるか?」
スペリオウル: こう、男たちにおさえられながらも上半身を前に出してバックで叫ぶ

RL揚[司祭]: 「……──…─…─…───……。」

RL揚: 何事か呪文を唱え、手にしている杖でハイルドの額を突く。
RL揚: その瞬間、青白い光がハイルドを包み、ハイルドの体を何かが走査した様な感触が伝わった。

RL揚[司祭]: 「……お主に適正は……

 

RL揚[司祭]: 「無い。」

ハイルド: 「…くそっ」
西島: 「……」 無言で次に続く

西島in舞台裏: しかし、この司祭、胡散臭い。なんとなくw
二条in舞台裏: ふむw
ハイルドin舞台裏: 私のこの司祭のヴィジュアルは既にあのじじぃなんですがw
スペリオウルin舞台裏: PLは大体感づいてるぞ(笑
二条in舞台裏: ええ!? 一体誰の事なんですか!?

スペリオウルin舞台裏: もっと効率の良い探し方無いのか司祭

二条: 「村人全員やらなきゃならないなら、最後の方でいいっすかね」
二条:  ごろん

RL揚[司祭]: 「……お主は?」 と、タカに尋ねる。
西島: 「タカ」

 

RL揚[司祭]: 「……──…─…─…───……。」 続いて呪文を唱え……

RL揚[司祭]: 「……不適。」
西島: 「………」 一瞥して、離れる。

 

RL揚: こうして、順に村人を確かめていく。

 

RL揚[ルナ]: 「……もぉ……早くしないと、順番が回ってくるよ、シン。」
二条: 「くこーzzZ」
RL揚[ルナ]: 「……はぁっ……先、行くね。」

二条: その手首を掴む

RL揚[ルナ]: 「…何?」
二条: 「…最後まで、待とう。誰か当たれば、そこで終わるんだ」
RL揚[ルナ]: 「う、うん……。」

 

RL揚: だが、シンの考えとは裏腹に、なかなか、適格者は見つからない。
スペリオウル: では、その横を通って私も

RL揚[司祭]: 「……次。 お主は?」
スペリオウル: 「俺の顔に何か、ついてるか?」
RL揚[司祭]: 「……いや。名は?」
スペリオウル: 「スペリオウル、良い名だろ?」

スペリオウルin舞台裏: 何、まさか村民じゃないのか俺!?(笑
二条in舞台裏: 司祭が、村民じゃないのかも。
RL揚in舞台裏: 一々、名前を確認してますよ。

RL揚[司祭]: 「………。」

RL揚: 睨み付けるように瞳の奥まで見透かすように、視線が貫いてくる。その目の色はまさしく、ぬばたまの“黒”。

RL揚[司祭]: 「…ふん……。」
スペリオウル: 「あ?」

二条in舞台裏: ああ。今までの人と態度が違うw
スペリオウルin舞台裏: 惚れられた?(違
RL揚in舞台裏: そりゃ、コネをくれてやるくらいに。
西島in舞台裏: ああ。奴かw<ようやく気付いた
RL揚in舞台裏: くっくっくっく。

RL揚[司祭]: 「……──…─…─…───……。」

RL揚: ぴしっ、と杖を突きつける。

 

RL揚: が。

RL揚[司祭]: 「……不適格。」
スペリオウル: 「間持たせやがって」下がる

RL揚: 走査された瞬間、凄まじい悪寒が身体を駆け抜けた。>スペリオウル

スペリオウル: 「(何だ、この感じ。何処かで…)」

 

RL揚: そして、残るはとうとう、あと二人となる。

RL揚[ルナ]: 「………。」
二条: 「…zzZ」

RL揚: 村人たちの視線が、一箇所に集まる。

RL揚[ルナ]: 「………シン……先、行くね。」
二条: 「……」

二条: 「待った」

二条: 「最後なんだ。一緒に調べてもらおう」

二条: 狸寝入り止め。起きる。

RL揚[ルナ]: 「う、うん……。」

RL揚[司祭]: 「……用意は良いか?」

RL揚: 無意識に、シンの手を握ってみる。

二条: 「用意なんかする暇無かったじゃないか」
スペリオウル: 「違い無い」
西島: 「……」

 

二条: ルナを肩ごと抱き寄せる。
西島: じッと司祭を視ている

RL揚[司祭]: 「……──…─…─…───……。」

 

RL揚[司祭]: 「……───……─……─………───…─………。」

 

RL揚: 杖を突きつけ

 

RL揚[司祭]: 「……W─I──…//…─N……M─……X…─*──…─……+…。」

二条: 「…さすがに、怖いね」

 

RL揚: 呪文が他の者よりも長い

 

RL揚[司祭]: 「………!」

RL揚: バシッ! と音が響き、二人を包んでいた光がはじける

RL揚[司祭]: 「………決まりだ。」

 

RL揚[司祭]: 「……ルナよ。汝、神の御子となり、その身を聖霊へ捧げよ。」
西島: 「!」
RL揚[ルナ]: 「!」
ハイルド: 「な…」
RL揚[ルナ]: 「……わ、私……?」
二条: 「…ふぅ」
スペリオウル: 「…っ!」

 

二条: 「仕方が無いか」
RL揚[ルナ]: 「………。」
二条: 「もっと誇れよ。ルナ。神様に選ばれたんだぜ?」
RL揚[ルナ]: 「う、うん……。」 微かに震えている
二条: 「ああ、残念だったなぁ。せっかく村の役に立てると思ったんだけど」
ハイルド: 「………」

RL揚[司祭]: 「……では、儀式は明後日の晩、聖霊の山にて執り行う。 準備を整える。男衆は力仕事を頼むぞ。」

RL揚: 村人たちは、安心したように方々へ散っていく。

 

二条: 「ルナ。とびっきりの祭壇作るからな」
RL揚[ルナ]: 「……そ、そうだ、ね。」 青い表情。引きつった笑みを浮かべ、シンを見上げる。
二条: 「……さっ。準備に行かなきゃ」
RL揚[司祭]: 「……ルナはこちらへ。儀式の始まりまでに準備がある。」
二条: 「また、明日」
RL揚[ルナ]: 「……シン……」 司祭に手を引かれて、どこかへと退場。

 

スペリオウル: ではこう、茂みの中からにゅっと手が出てきてシンを引き込む
二条: 「!?」
スペリオウル: 口を押さえて、空いた手で人差し指を立ててみせる
二条: 「もごご?(誰だお前?)」

スペリオウル: 「まさかこのまま黙って引き下がる訳じゃあねえだろうな?」
二条: 「……神様が決めたんだぜ? なら俺が手出しする事じゃない」
スペリオウル: 「何もしてくれやしない神様とルナ、どっちが大事なんだよ」
二条: 「ルナがいなきゃ、村がなくなっちまうんだ」
スペリオウル: 「ちっ、思った以上の腰抜けだ。俺は一人でも行くぞ」
二条: 「待て。勝手な事は許さない」

スペリオウル: えっと、勝手に偵察に…何!?(笑

二条: 「お前が変な事をしないように。俺がお前を見張る」

 

RL揚: 陽が落ち、夕闇が周囲を覆い始めた村。普段なら家々で夕餉が炊かれる時間だが……この日は、どこか異様な雰囲気が、村を包み込んでいた。

 

 


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オープニングフェイズ5th
シーンカード:カゲムシャ(疑惑) メインキャスト:西島

 

RL揚: と、言う夢を見た。

西島in舞台裏: RL質問です
RL揚in舞台裏: に?
西島in舞台裏: 俺は今一体どんな状態なのでしょう

     ちゅん・ちゅん♪

RL揚: 外で雀が鳴いている。

西島in舞台裏: ……朝くわっっ!!!
ハイルドin舞台裏: ふぅ。ADいいかい?w
RL揚in舞台裏: ドウゾ。
西島in舞台裏: うたた寝とかでなく、床の中カ

RL揚: 同じ布団の脇には、銀色の髪の毛が広がっている。

西島: 「………」
ハイルド[雪歌]: 「ん……」

ハイルド[雪歌]: 昨夜の残光そのままに…白い肌をさらしながら裸の胸にすがりつく(ぉ
西島: 茫とその髪を撫でつけ、抱き寄せる

ハイルドin舞台裏: ふぅ
スペリオウルin舞台裏: 何だこの温度差は!w
観客Welfen in舞台裏: さすが、西島
西島in舞台裏: けふ(血
観客Welfen in舞台裏: 西島にしかこのOPは不可能だな(くっくっく)

西島: (……ヘンな夢、視たな)
RL揚: やたらと明晰な夢。一つ、気にかかることがある。夢の中に現れた、数人の人物は、自分のよく知る人達だった。

西島in舞台裏: 同じようなことを先達らがやってた
西島in舞台裏: 克己んとかとかっ!!
RL揚in舞台裏: してねぇっ!……あ。げふっ。(吐血

心当たりが在ったらしい。

RL揚: そして、何より………
RL揚: あの司祭は、かの、“黒の”アムールではなかったか?

観客Welfen in舞台裏: って、司祭、アムールかよっ!(w
RL揚in舞台裏: ヒントは出していたサァ(爽

ハイルド[雪歌]: 「……あふ……」

ハイルド[雪歌]: ぼーっと目を少しずつ開く

西島: (……予知夢…? 俺に? 馬鹿馬鹿しい)

西島: 「……おはよう、雪歌」
西島: (…………いや、)

ハイルド[雪歌]: 「…おはよう…ございまふ」(ぽふっ ←朝が弱かったり

西島: 表情を緩め、ただ自分の芯に硬いしこりのようなものを感じる。

RL揚in舞台裏: そーいや、雪歌も聖女かw
ハイルドin舞台裏: 神託伝心を取れとおっしゃいますか?w
RL揚in舞台裏: シーン斬るぞー、其処のばかっぷるー。
ハイルドin舞台裏: ハッハッハ。
西島in舞台裏: けふっ(喀血

西島: (まさか、……この子が、俺に?)

西島: (…………久しぶりに、会いに行ってみるか、あの二人に)
ハイルド[雪歌]: 「ふにゅ…」すりすり

西島: もう暫く、こうしていたくはあったのだけれど。

西島: 「雪歌、起きるぞ」

西島: そう言って雪歌を抱いたまま身を起こし、口づける。

西島in舞台裏: げふげふ、ごふ(血
ハイルドin舞台裏: 逆襲はEDニテ
西島in舞台裏: なんでOPからこんな血ぃ吐いてるんだ私は

 

 


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オープニングフェイズ6th
シーンカード:タタラ(知恵) メインキャスト:二条

 

RL揚[誰かの声]: 「……ん!   ……ってば……ん! 起きて、真!」
二条: 「むー。あー、後5分だけー」
RL揚[誰かの声]: 「おーきーなーさーいっ!」

     ぺち。

RL揚: ほっぺたを両側から挟むように叩く。

二条: 「んおー。夢の中でも起こされて…現実でも起こされてー。がー」
RL揚[誰かの声]: 「………むーーーー。」

 

 

RL揚[誰かの声]: 「………。」

 

RL揚[誰かの声]: 「ちゅっ♪」

 

二条: 「!!??」
RL揚[ルナ?]: 「あっ、起きた♪」

 

二条: 飛び起きる。

 

二条: 「あ、んあ、な、なななななななな…」

二条: 「な、ナニヲするんですか月はぁ!」
RL揚[月]: 「……あははははははははっ♪」
二条: 「…はぁ」 勝てない、と思ってませう。

西島in舞台裏: ああ初々しいカップルですのう

RL揚: 目の前に居るのは、いつもの月。

RL揚[月]: 「朝ごはん、出来てるよ。」
二条: 「ん。頂くよ」

RL揚: でも、なぜか、彼女の姿が、夢の中の少女とダブる。

二条: 「…月?」
RL揚[月]: 「…なぁに?」
二条: 「おはよう。起こしに来てくれて助かった。ありがとう・……あれ?」
RL揚[月]: 「??」

RL揚[月]: 「……どうしたの?」

二条: 引き寄せて抱しめる。

RL揚[月]: 「わ……もう、ご飯なのに……。」 されるがまま
二条: 「なんか今、凄い不安になった。怖いくらいに」

二条: 月を求めてるわけじゃなく、不安感に耐え切れない。

RL揚[月]: 「…大丈夫だよ…僕が、傍に居るよ。」
二条: 「うん。……ありがとう。もう大丈夫。朝ご飯にしよう」
RL揚[月]: 「うん。」

二条: 今度は自分から手を差し出して、一緒に歩いてく
RL揚: 月は嬉しそうに手を繋ぎ、二人でリビングへ移動した所で、シーンエンド

西島in舞台裏: ん? ひょっとして夢のことをはっきり覚えてるのはうちだけだったりする?
スペリオウルin舞台裏: 私は…RL次第と言っておきます(笑
RL揚in舞台裏: いや、覚えてて良いですよ。スペリオウルは、あのシーンの直後にあの夢を見ていますし。
西島in舞台裏: なる。
RL揚in舞台裏: ハイルドも、次のシーンまでのいずれかのタイミングで同じ夢を見たと理解してください。
二条in舞台裏: 私はあんまり覚えてない感じで進めたいかもw
ハイルドin舞台裏: あいあい
RL揚in舞台裏: その辺はご自由にーw
二条in舞台裏: いえーw

 

 

 


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