Judas： 「入ってくれ。」

Judas： 玄関の鍵を開けて案内する。

RL伏見堂： 「ぁ―――…は、い。…おじゃま、します」

RL伏見堂： 周囲をキョロキョロと落ち着かなげにみている。あるいは部屋の様子か―――
Judas： 余り物を置いていない部屋。元は数人の世帯が住む用途に作られたのか、部屋数はある。

RL伏見堂： 「―――…寂しい部屋、ですね」
Judas： 「其処に座ってくれ。」　ソファを勧め
Judas： 「一人で暮らすには必要十分だよ。」

RL伏見堂： その身をソファーに沈める。
Judas： 自分はDAKに命じて……

Judas： 「紅茶とコーヒーはどちらが好みだ？」
RL伏見堂： 「…ボクは、紅茶が―――…」
Judas： 「解った。」 Judas： ポットに紅茶を作らせ、持って来る。

RL伏見堂： 「…………」かたかた、とその手は震えている。

Judas： 「……温かい飲み物は気持ちを落ち着ける。」

Judas： 低いテーブルを挟んで向かいに座りカップに注いだ茶を進める

RL伏見堂： 「は、はい―――」カップを手に取り、一口飲む。

RL伏見堂： …カップの中の赤い水面に波紋が立つ。
RL伏見堂： その原因は、彼女の流す雫―――

RL伏見堂： 「ぅぁ、、、ごめ、ん…なさい―――…」
Judas： 「……否…………君は謝る必要は無い。」
RL伏見堂： 「―――…ぅ、、―――ぁ。あぁ……っ、く、ぁあ…うぁあ、、、」押し殺した声でカップの中に波紋を立て続ける。
Judas： 「……。」 RL伏見堂： しばらくして、落ち着いたのか、真っ赤な目をJudasに向ける。

Judas： 「落ち着いた、かね。」
RL伏見堂： 「は、ぃ―――すいません…ごめんなさい」
Judas： 「お茶を淹れ直そう。」

RL伏見堂： 「―――あの、、」
Judas： 「うん？」
RL伏見堂： 「―――…聞きたい事、、あります」
Judas： 「俺で答えられる事であれば。」

RL伏見堂： 「ボクの家族をこ―――…」

RL伏見堂： その先の言葉が言えない。
RL伏見堂： “殺した”
RL伏見堂： その言葉を言ってしまえば、自分の家族が死んだ事を認めてしまうからか―――言えず、俯き肩を震わせている。

Judas： 「……」　頷く。　声に出さなくても良い、という意味で。
Judas： 「……知りたい……か？」
RL伏見堂： 「―――…」頷く。力強く―――

Judas： 「君を襲った者達は既に滅ぼした……其れでもか？」
RL伏見堂： 「―――は、ぃ…」
Judas： 「何の為に？」
RL伏見堂： 「アレが―――…」ぎゅ、と唇をかみ締める。
RL伏見堂： 「―――…終わりじゃ、ない…から」 Judas： 「……終わりじゃない、とは？」
RL伏見堂： 「だってっ、だって―――…ボク、あんなの…っ 知らない、よ―――わからないよ…っ」
RL伏見堂： 「生贄、って…なんなの…ぉっ!!」

RL伏見堂： そのときの記憶がフラッシュバックしたのか、突然大きな声で騒ぎ出す。

Judas： 「真実を知る、と言う事は、時に残酷なものだ。」
Judas： 「辛い作業になるぞ。　……それでも、か？」

RL伏見堂： 「知らないのに、、死んだりするのは、いやだよ、ぉ……」



Judas： 「……君の知っている事を、教えてくれ。」
Judas： 「俺はフェイトだ
Judas： 「……覚悟があるのであれば、依頼を引き受けよう。」
Judas： 「そうでないのであれば……悪夢は忘れて、眠る事だ。」 RL伏見堂： 「―――…Fate…？」
Judas： 「あぁ。」

RL伏見堂： 「夢、じゃないよ―――…」
RL伏見堂： 血の滲む包帯を見せる。その目には大粒の涙が浮かんでいる

RL伏見堂： 「いたい、よ―――…」
Judas： 「その傷に、再び触れなければならない。」
Judas： 「……その覚悟はあるか。」

RL伏見堂： 「忘れたい、よぉ―――…」顔をくしゃくしゃにして、テーブルに乗り出す
RL伏見堂： 「でも、でもぉ―――…いたくて、つらくて…くるしいんだよ、ぉ…」

Judas： 「……其れは棘だ。抜かなければならない棘。だが、抜く時には苦痛を伴う……」
Judas： 「暫く、我慢出来るか？」
RL伏見堂： 「我慢、する、、だから―――…だから―――…忘れ、させて…」

RL伏見堂： 「いたいの、忘れさせて―――…棘を、抜いて―――…“正義の味方 -Fate-”」
Judas： 「君の、知っている事を、教えてくれ。」 RL伏見堂： 彼女は君のシャツをつかみながら、とつとつと話し出す。
RL伏見堂： 在る日、異形のものたちがきたことを。 そして、その異形のものたちが、家族を殺し、自分を捕らえようとした事を。
RL伏見堂： どうにかして、逃げて、きみとであったことを―――
RL伏見堂： …そして―――

RL伏見堂： 「―――…白い、ひとが…いた、よ…」
Judas： 「白い…？」
RL伏見堂： 「白い髪で……深くて、魂を吸い込まれそうな……深い銀の眼のひと―――その人が、あいつらを…」
Judas： 「連れてきた、か。」

RL伏見堂： こく、と頷く。
Judas： RL、その人物のプロファイルをリサーチ。

Judas： 「その人物は何をした？何と言った？」

RL伏見堂： 〈社会:アストラル〉〈社会:聖母殿〉〈社会:浄化派〉10.15.18
Judas： 〈社会：真教〉だと修正は？
RL伏見堂： -2、かな。
Judas： 〈社会：真教〉【理性】JOKER＝21 -2されて19

RL伏見堂： 10.“闇 -Nox-”と呼ばれる“氷の静謐”の魔術師。
RL伏見堂： 15.“色”の名を呼びあう浄化派において、唯一“闇”という不確定な色彩を与えられている。
RL伏見堂： 18.かつての聖名は“光 -Lux-”
RL伏見堂： 以上

Judas： 「……Lux……」

Judas： 「色々話をさせて済まなかった。　今日はもう遅い……奥が寝室だ。休みなさい。」　＞　アトゥルプス
RL伏見堂： 「ぁ、の―――…」
Judas： 「……？」

RL伏見堂： 「…ごめんなさい、なんでも、ないです。―――…男のヒトだから、同じ部屋で寝るの、ちょっとだけ怖くて」
Judas： 「俺は調べ物が有るからもう暫くここに居る。　寝室は鍵がかかるから、不安ならば掛けておくといい。」 RL伏見堂： 「あ、はい―――…あの、もう一つ、いい…ですか？」
Judas： 「あぁ。」
RL伏見堂： 「Judas…って、本名……ですか？」
Judas： 「………いいや。」
RL伏見堂： 「そ、そうですか―――…おやすみなさい、Judas…」



Judas： その姿を見送り



Judas： 「ただの鎖だ。」　　　首に掛かっている、鈍い銀に光るロザリオを弄りながら呟く…





RL伏見堂： ―――…Scene End...

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■舞台裏 -Behind the scene-

RL伏見堂： ・アゼル
アゼル： 登場判定失敗:C4棄て
アゼル： 件の儀式の場所について
RL伏見堂： 〈社会:ストリート〉〈社会:アストラル〉　10.15.18
アゼル： 〈社会:浄化派〉とかでも出ますか？
RL伏見堂： でるよ。それに類似したコネでもOKで。
アゼル： A:インスタント 〈交渉〉【外界】修得

アゼル： M:〈交渉〉+〈コネ:“薄桃色の夢”〉　【外界】5+2+DJ+1(G)=18

RL伏見堂： 10:結界によって封じられている。
RL伏見堂： 15:だが、なぜかその場に呼ばれている気がする。ぼんやりとだが―――判る。レッドエリアだ
RL伏見堂： 18:ネヴァーランドに程近い―――…木更津湖。それが君を呼ぶ地だ。
RL伏見堂： 以上 RL伏見堂： ・UR
UR： イブリス・ナタスについて。詳細あるかな？
RL伏見堂： ある程度はでます。 ただ、フレーバーな情報ですが。
UR： あっと じゃあ疫神については？
RL伏見堂： 〈社会:アストラル〉〈社会:奈落〉10.13.15.18

UR： 〈社会：アストラル〉【感情】７+ＣＫ+報酬点１＝[１８]

UR： あ いいのか。そのままで
RL伏見堂： oK?
UR： うい

RL伏見堂： 10.病を散らし、災いを呼ぶ神。
RL伏見堂： 13.その姿は長大な蛇とも竜とも言われている。
RL伏見堂： 15.“彼”を封印している魔導書の名前は「風精断章」と呼ばれている。
RL伏見堂： 18:召喚にはイケニエを必要とする。現在、そのイケニエを探しているという動きが在る。
RL伏見堂： 以上

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