《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“華燭の宴”

リサーチフェイズ1st
シーンカード:マヤカシ(幻影)
メインキャスト:煉
舞台:居城
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RL shinji in舞台裏: 舞台:居城って何処のファンタジーTRPGかと
アゼルin舞台裏: まったくだ。
煉in舞台裏: |∀−) しかも城主がPC
RL shinji in舞台裏: そうか、煉くん、ロードだったんだね
RL shinji: ――さて

RL shinji: 結婚する、と決めてプロポーズするまでは、幸せな幻想を抱いていられるものの、

煉:                    「準備がなぁ………」

RL shinji: そう、いざ式を挙げる、となると、途端に現実の大変さが押し寄せてくる。
RL shinji: 各種手配と通知の煩雑さは、ニューロの煉をもっても悲鳴を挙げたくなる程だった。

煉:  なまじ今まで世話になった人間、迷惑をかけた人間etcetc、膨大な数に昇る。
煉:  それも、他ならぬ自分の命をBIOSより解き放つ為、他ならぬクリスを探し出し救出する為。

煉:  ………であれば、その結末を報せると言うのは必要最低限の礼儀であり
煉:  ──スケジュールの調整からして既に難航しているのである。   (。_ _)。
RL shinji in舞台裏: :ノ(迷惑をかけられた人間)
RL shinji in舞台裏: :ノ(世話をした人間)

煉in舞台裏: 煉|∀−)ノ☆w☆) 君は最後だ。
RL shinji in舞台裏: ;Σ
煉: 「くぅ──恒兄め、絶対裏で何か準備してるくせに、こういう部分には一切手を出してこないな………」

煉: 〈電脳〉+〈フリップフロップ〉【感情】7+C10=17 +装備

煉: ………それでも何とか予定を捻じ込み──気が付いたらプロポーズから半年も経ってしまった。
RL shinji in舞台裏: 「ぅあ、最低ですね」>プロポーズから半年
煉: 「………ぐぅ、方々から非難の声が──誰のせいだと」
RL shinji in舞台裏: Σ表に届いた ちなみに、私のせいじゃないですよ……
煉: それでもどうやらこうやら、予定の調整がつき、先日各方面に招待状を発送した所だ。

煉: 「──代行者の件も合わせて進行中、神凪にも一応招待状は出しといたし──っと。」
                                         ガッシャーン
柘榴:                   「ォォォォオオオオッッッ!!!

柘榴: 窓ガラスを蹴り破っていっそ爽快なまでに飛び込んでくる影

煉: 「────。」

柘榴:    「おっめでとーーーーーーございまーーーーーースッッッ!!!!

柘榴:     ズシャ――――ッッッと10メートル程オーバーランした後、何事も無く戻ってくる

柘榴: 「という訳で、おめでとう御座います。あ、これ花束ッス。どうぞ」
煉: 「………何処から現れるか。柘榴。」

煉: 「片付けるのが自分じゃないからって──窓ガラスは兎も角其処の花瓶なんか壊した日には………」
煉: 「と、さんくす。」  受け取り

柘榴: 「えー……空中歩いて来たんですけど、窓から煉さんの姿が見えたんで、飛び込んで来てしまいました。嬉しさの余り」
煉: 「普通に現れろ普通に………頼むから。」 ← 飛行能力なし

煉: 「とりあえず、これはクリスに活けて貰うおう。」  使い魔に花束を預け。
柘榴: 「やー花束って意外と高いんスねー」

柘榴: 「とりあえずお祝い事だから、店毎下さいっつったんでスけど。やー高くてビビリましたョ」
煉: 「………君は一度金銭感覚を学びなおしてきなさい。」
煉:         クローン栽培とは言え植物は高い。当たり前だが。

柘榴: 「あ、後の花束は業者が結婚式場に当日に全部運び込むそーなんで、よろしく」
煉: 「………………。」
観客Holy in舞台裏: ・・・・店デスカ
RL shinji in舞台裏: 「あああ、すいませんすいません。相棒の躾が出来てなくて」平謝り
柘榴in舞台裏: 柘榴( ´_ゝ`)?

柘榴in舞台裏: 柘榴( ´_ゝ`) 何か不備が?
RL shinji in舞台裏: 「ええい、黙れ」げしげし
煉: 「………………あぁ、怒りを通り越して一回転して笑いに到達するしかなくなるな、其処まで行くと。」
煉: 「やりすぎはよく無いが、気持ちは受け取った。」  笑いが漏れてくる


柘榴: 「うーッス。あ、これ参加者のリストッスか?」
柘榴: DAKを覗き込む
煉: 「ああ。千早の人も神凪の人も来るから、当日は余りはしゃがないように。」
煉: 予め釘を刺す。

柘榴: 「まぁお祝いの日に暴れるほど雅を理解してないっつー訳じゃ無いッスよ」
柘榴: まぁ――前例があるだけにしょうがないのだろうが――……


RL shinji: 〈知覚〉or〈電脳〉:目標値12

煉: 〈電脳〉+〈知覚〉+〈フリップフロップ〉【生命】4+HQ=14
柘榴: 使い魔〈知覚〉12 本人〈知覚〉【理性】9+S2+1(NW)=12(+3=15(対アヤカシのみ))

RL shinji: リストは他にも、食事・衣装・各種舞台装置等の手配とその応答が、膨大な数並んでいる。
RL shinji: だが、応答のリストの中に、手配のそれには入っていない、或いは未だ手配していないもの幾つかが、承諾の返答と共に並んでいる。

煉: 「をや?」
煉: 「──??」
柘榴: かさり――と、腕から蜘蛛が這い出てくる

煉: 「何だろうね。」
煉:      カチッとコマンドを打ち、その該当者をピックアップ表示させる

柘榴: 「ああ、成程。違和感はそれだったのか……」 後ろで何やら蜘蛛と会話している様だ
煉:      些細な間違い探しのような表示に気が付き、入力のケアレスミスかと確かめてみる。

RL shinji: 該当者に共通点はない。強いて言えば、全て承諾の返答であることか。
RL shinji: だが、ミスではない。間違いなくメールが返ってきている。

煉: 「おや………?」

煉:  手配できなかった──つまりこちらではアドレスを見つけられなかった相手からの参加意思表明
煉:  ──望外の喜び、と言う奴なのだが………何故だろうか。この先立つ違和感は。

RL shinji: 〈電脳〉:目標値15
煉: 〈電脳〉+〈フリップフロップ〉【外界】8+2(マジックワンド)+DK=20
アゼルin舞台裏: うお 流石だ(笑)
観客よっちin舞台裏: ずいぶんおとなしめだな DK切って20しか行かないなんて>達成値
柘榴in舞台裏: いかん、煉さんがニューロしてる(笑)
煉in舞台裏: いやー、純粋に〈電脳〉の達成値を上げる装備って +2(マジックワンド)しかなくって びびった。w

煉in舞台裏: 他は社会をプラスする装備だから 【生命】の手札では達成値が届かないと言うw
RL shinji: 該当者メール。そのチェックをしていて気づく。
RL shinji: メールに紛れ、小さなプログラムの欠片が入り込んでいる事に。

煉: 「──ウィルス………?」
煉: メールを全検索し、それらしいパーツを掻き集める。
煉: 「成る程────」



煉:       〈電脳〉+〈フリップフロップ〉【理性】10+2(杖)+S10=22
柘榴in舞台裏: っぉぅおぃッっ 戦闘札っ それ、大事な戦闘札やろっ
煉in舞台裏: |∀−) 知らんなッ! 見栄を切るために、
煉in舞台裏: |∀−) 此処で使うッ!

観客よっちin舞台裏: 揚師は 見栄を切るために山札からJokerを引いたことすらある漢ぞ!

柘榴in舞台裏: なんつーか 俺とアゼルさんが大★ピンチ風味。
アゼルin舞台裏: 任せろッ 愛の力で乗り切るッ
アゼルin舞台裏:                                          あ、いかん。愛がない。
柘榴in舞台裏: ぉぃッッ這
RL shinji: 出来上がったのは、一枚の写真-ホロ。
RL shinji: 映っているのは、培養槽らしき、大型のシリンダーと、 その中で浮かぶ、幼い子供。
RL shinji: 子供は、虚ろな紫の瞳を外界へと向けている。

RL shinji: シリンダーにはナンバーがふられており、『R−45』と書かれていた……。


煉: 「────。」



煉:                 R-45
煉:                 嗚呼、なんだ。



煉:                 これは………この写真に写っているのは僕か。



柘榴: ―――ん、―――さんっ、―――んさんッ



柘榴: 「―――煉さんッ!!どうしたんスか、煉さんッ」
煉: 「………………柘榴?」

柘榴: 「顔、真っ青ッスよ。どーしたんスか?大丈夫ッスか?」
煉: 「………ぁっ──と、

煉: 「………そんなに酷い顔をしてた?」
煉: 掌で目元を覆う。次の瞬間、彼の顔にはミラーシェードが掛けられた。

柘榴: 「いや……つーか、何か死人みたいな、何つーか……生きてる感じがしねーっつーか」
煉: 「──ははは。成る程。」

煉: 「………気分としては、蘇って来た過去の亡霊に対面した、って所だけど。」
柘榴: 「……これ、子供みたいッスけど……誰さんです?」

煉: 「………………僕だよ。」
煉:            ホログラムの虚ろな瞳。紫のそれを指差しながら

煉: 「今更こんな物を送り付けて来る──」
煉:              「嫌われ者は辛いね。」   小さく肩を竦め

柘榴: 数分の沈黙―――

柘榴: 「…………ま、秘密にしとこうかな、と思ってたんですけどね、俺だけで解決出来ればそれにこした事は無いし」
柘榴: 「折角の結婚式、煉さんにゃー楽しんでもらおうと思ってたんですけど――」
柘榴: ス、と羽織っていたマントを剥ぎ取る

煉: 「──うん?」
柘榴: むき出しになる――左腕――否、正確には左腕のあった場所
柘榴: 今は――そこだけ抉り取られたようにごっそり喪失している
柘榴: 普通なら、酷い傷だ、としか思えない傷でも――

煉: 「それは?」
柘榴: 何によって抉り取られた、か。 本人になら判る筈だ
柘榴: 「見ての通りッス。何にやられたかは言わずもがな。誰にやられたかも言わずもがな、ですよ」
煉:       ──傷口の炭化の仕方から見て、炎ではなく光に灼かれた物。
煉:       ──世の中広しと言えども、柘榴の防壁を貫いてくる光は少ない──

柘榴: 「“銀灰”が――それも一人じゃなく多数動いてます、俺が仕留めただけでも、数十人」
煉: 「………そっか。」

煉: BIOS突入時に逃げ出した、所謂第2世代──煉自身が第1世代だ──は、ほぼ全て処分し終えていた。
煉: 今暴れている連中は──恐らく静謐が作り出した第3世代………
煉:                 ………それでも

煉: 「──どうして僕が、か………」

柘榴: 視線を反らしてコートを羽織りなおす
柘榴: 「黙ってたかったんですけどね、本当……煉さんには笑ってて欲しかった」
煉: 「サンクス。 ………いやぁ、後で聞いたら殴ってる所だよ。」
柘榴: 苦笑して右腕を軽く振る

柘榴: 「俺は、少し調べてきます。幸い、ツテと検討はついてますんで」
煉: 「──頼めるかな。こっちも今溜まってる作業が終わったら直ぐにそっちに回る。」
柘榴: 僅かに苦笑しながら頷くと踵を返して出口へと向かう

柘榴:                ギィィ――と重い扉を右腕で軽々と開き

柘榴: 柘榴は何時もの調子で
柘榴:                        「んじゃ、煉さん、また今度ッ」
柘榴: 城を後にした



煉: 「ああ──」          彼にも散々苦労を掛けている──
煉:                 ──せめて何か報いたいところだが──

煉: 「………結局、何時まで経っても、か。」



ピピピッ
RL shinji: DAKが、メール受信を告げる。

煉: 「………ん?」

RL shinji: 送信者は不明。内容もパスワード入力式の、秘匿メールだ。

煉: 「File Open──」


煉: 「Pass: ──Open sesame 」    ………何となく予感があった。



RL shinji: ファイルが展開される。内容はただ一文。



RL shinji: 『彼女と僕の、思い出の地で待つ。           ――From.L.S』



煉:                  ………何となく予感があった。
煉:                  ………当時の自分が好んで使ったパスワード。
煉:                  ………それで一発で開いた。成る程。



煉: 目の前に浮かぶ、シリンダーの中の自分。
煉:                    ………あの時から自分は如何程に成長できたと言うのか──
煉:                    ………結局、自分はあの戒めからは逃れ切れていない。



煉: 「それでも」

煉:           「…がダメだと言っても、僕は…………」





RL shinji: シーンエンド


■舞台裏

RL shinji: アゼル

アゼル: 登場判定失敗:C4破棄

アゼル: Reserch about: 浄化派構成員・篠塚煉
RL shinji: 社会:真教、アストラル     目標値12 14 16

アゼル: 〈社会:聖母殿〉【生命】6+1(Skill)+1(Money)+H8= 16

RL shinji: 12:篠塚 煉。各種業界において名の知られた“魔法使い-Wizard-”。
RL shinji: 14:氷の静謐が行ったと目される、幾つかのテロ行為。その現場に置いて目撃情報あり。
RL shinji: 16:一方で、氷の静謐と敵対している魔術結社の、主要構成員である事。また、工作員としての彼の姿も、同時に複数の地点で確認されている事から、何らかの方法でダミーを使っていると考えられている。

RL shinji: 以上


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