《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“華燭の宴”

リサーチフェイズ2nd
シーンカード:ミストレス(豊穣・女性からの援助)
メインキャスト:アゼル
舞台:ドゥームドモスク
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RL shinji: 祈りの言葉が、微かに響いてくる。
RL shinji: ここは聖地。災厄の後、人々の心の支えとなる、信仰の中心。
RL shinji: 清浄な空気が、街を包んでいた。

アゼル: 「――久しぶり、か?」
アゼル: 脚を組み、椅子に座る。

アゼル: 眼前の人物――サイバーウェアを抑制する拘束具で雁字搦めにされた姿を見て、痛ましいと思うものの――
アゼル: 拘束をはずせば、どうなるかは判らない事も十重に承知していた。

アゼル:       「―……蒼銀」

アゼル: 真教浄化派“氷の静謐”結社の作り出した、戦闘用クローン。

煉in舞台裏: なんてキャラを表舞台に出すかw
観客よっちin舞台裏: クローンか
RL shinji in舞台裏: いや、明確にのクローンではなく の能力とサイバーを付与してあるだけ。外見は似てないですってばw
煉in舞台裏: |∀−) それはつまり、別個体としてのアイデンティティを確立していると
RL shinji in舞台裏: うん
RL shinji: 蒼銀「……そうなるか。もっとも、お互い再開を喜ぶ仲じゃ、無い筈だがな」
RL shinji: 不敵な笑みは変わらないが、憔悴は激しい。

アゼル: 「――……つらいか?」
RL shinji: 蒼銀「生きているだけ、上等だろうさ。もっとも、毎日自白剤と電脳探索だ。飽きてはいるな」
アゼル: 「…………」

アゼル: まるで宗教裁判だ。
アゼル: 奉るものに抗うものを、一切合財容赦しない。それこそが真教に世界宗教としての地位を確保させた。
アゼル: ……自分たちが清い行いだけをしているとは思わないが、ソレでも――

アゼル: 「……まだ、静謐に戻りたいと――思っているか?」
RL shinji: 蒼銀「別に俺は、信仰からあそこにいたわけじゃない。生み出され、他に生きる方法もなかった。それだけだ」
アゼル: 「――……そうか」
RL shinji: 蒼銀「戻ったところで粛清として消されるだけ。ま、ここも用済みになれば同じだろ?大した差じゃない」
アゼル: 「…………」
アゼル: 僅かな沈黙。

アゼル: 「――……ココで聖務に順ずるか?」
RL shinji: 蒼銀「体内に逃亡防止用の爆弾とビーコンを埋め込まれて、か?」唇をつりあげる。
アゼル: 「……死なせたくない。……判ってくれ」

RL shinji: 蒼銀「……ま、どっちでもいいさ。望みなんぞない。作られた時に刷り込まれた破壊と殺戮。この衝動以外はな」
アゼル: 「…………」
RL shinji: 蒼銀「剣を向ける先が変わるだけ、だろ?」
アゼル: 「そう、だな」

RL shinji: 蒼銀「――そう、一々辛そうな顔するんじゃねぇよ。俺等みたいなのは、みんなそういうもんだ。あんたのせいじゃない」苦笑
アゼル: 「……ん」
アゼル: 表情を変える。

アゼル: 「…………他に、聞きたいことがある」
RL shinji: 蒼銀「ああ、いいぜ。もっとも、知ってる事は殆どウタッちまった後だが」

アゼル: 「“Wizard”……篠塚煉。判るか?」
RL shinji: 「……ああ、俺等にとっちゃある意味原型であり、同時に進化した先だからな」
アゼル: 「……アイツにも。同じような――オマエのような存在が、いると思うか?」



アゼル: ・Reserch about: 篠塚煉・ダミー
RL shinji: 社会:企業・テクノロジー。交渉。目標値17

アゼル: 〈交渉〉【外界】5+DA= 21
アゼルin舞台裏: 流石に札は切るぜッ  そして見事に腐る
柘榴in舞台裏: あんたら……(汗
RL shinji: 蒼銀「言ったろ。原型でもあるって。……俺みたいなのを作り出す技術。その元になったのが、そいつだ」
RL shinji: 蒼銀「BIOSから、そいつのクローンが何人かと技術が氷の静謐に流れた。それを元に、複数のシリーズが動いている筈だ」
RL shinji: 蒼銀「コードネームが、俺と似ているんでな。覚えている」

アゼル: 「……名は?」
RL shinji: 蒼銀「たしか、“銀灰”。もっとも、オリジナルというか、篠塚 煉が以前名乗っていた通り名から、“黒”が皮肉を込めてつけただけらしいが」

アゼル: 「……“黒”か」
RL shinji: 蒼銀「“人形”使うのは、あいつの十八番だからな」
RL shinji: 俺も含めて、と。言外に告げる。
煉in舞台裏:             |∀−) い、言えない。
煉in舞台裏:             |∀−) 最初は敵ゲストのデータを作るのがめんどくさかっただけなんて
アゼル: 「……まだ、残っているのか?」
アゼル: その言葉を打ち消すように、割り込む。
RL shinji: 蒼銀「……ああ。オリジナルが高性能で、そいつとアストラルでリンクされた調整体が複数」
アゼル: 「……そうか」

RL shinji: 蒼銀「……そういや」
アゼル: 「?」
RL shinji: 蒼銀「いや……一度、その中の一人と、一緒に行動した事があるんだが」

RL shinji: 蒼銀「女のホロを、妙に大事にしてたな、そいつ。からかったら、殺されかけた」
アゼル: 「……女?」



アゼル: ・Reserch about: ホロの女
RL shinji: 社会:アストラル、真教、コネ:篠塚 煉。交渉。 目標値12

アゼル: 〈社会:聖母殿〉【生命】6+4(Money)+H2= 12

RL shinji: 蒼銀から聞いた特徴は、異端改宗局には馴染み深い名だった。
RL shinji: クリス・アーデルハイド。真教を裏切った、禁忌の聖女。
RL shinji: 篠塚 煉の伴侶であり、彼が組織から危険視される、本当の理由の一つでもある。



アゼル: 「……“彼女”か」
アゼル: その名を聞き、ようやく思い至る。
アゼル: 「……複雑だな」
RL shinji: 蒼銀「多分俺や他の奴と違って、あいつには『生きる理由』ってのが、あるんだろうな」
アゼル: 「…………」
アゼル: ふ、と笑う。

アゼル: 「…………そうか」
アゼル: 立ち上がる。

アゼル: 「…………なあ」
RL shinji: 蒼銀「あ?」

アゼル: 「………オマエも、作ればいい」
RL shinji: 蒼銀「………」
アゼル: こつ、と足音を鳴らし、扉に手を掛ける。

アゼル: 「……生きる理由を、な……また来る」
RL shinji: 蒼銀「……ああ」
アゼル: 重苦しい音と共に、扉が閉まる。



アゼル: なんのことはない――誰も彼もが生きる理由を探している。
アゼル: そして、その“銀灰”という男の、理由は――酷く自分にも納得できた気がした。
煉in舞台裏: 煉としては他意はないんだが
RL shinji in舞台裏:
煉in舞台裏: 結婚式場が必要以上に火薬庫と化している気がしないでも無いw
RL shinji in舞台裏: 何を今更
煉in舞台裏: 分かってるねんけどなw
RL shinji: シーンエンド


■舞台裏

RL shinji:
煉: 登場判定ー H8ぽい

煉: ウィルスの発信元を調べておこう。
RL shinji: 〈電脳〉:目標値10
煉: 〈電脳〉【外界】8+D6=14

RL shinji: 10:偽装されてはいるが、東京タワー・公衆DAK。

RL shinji: 以上



RL shinji: 柘榴
柘榴: 登場判定D5破棄

柘榴: 銀灰の動向及び居場所について
RL shinji: ・社会:アストラル、真教、ストリートで、目標値14、16

柘榴: [m]起動:銀の眼
柘榴: [M]〈社会:アストラル〉【生命】10+H4+1(Outfits)+1(Money)=16

RL shinji: 14:銀灰には、アストラルを通じて篠塚 煉とリンクした個体と、あくまで戦闘用に調整されたタイプの二つがある。
RL shinji: 16:その殆どが各地で工作活動を行っているが、現在戦闘用の部隊の一部、及び調整体が二体、トーキョーN◎VAに入っている。
RL shinji: 現在、篠塚 煉に対し、ウェブからの監視行為を行っている。

RL shinji: 以上


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