《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“華燭の宴”

オープニングフェイズ1st
シーンカード:カブキ(門出)

メインキャスト:煉
舞台:――――――
《難攻不落》っ!!!TOPトーキョーNOVAオンラインセッションリプレイ華燭の宴オープニングフェイズ1st

――人生の節目。
――それは幾つかあるものの、やはり一番大きなものといえば、これであろう。

――人によっては人生の墓場、等と形容されることもあるが、矢張り、大多数にとっては、人生最大の幸福。

――そんなイベントが、今回、一人の青年の下にも、訪れようとしていた。
――だが、何事も平穏無事に済まぬのは、彼の業故か。宴に黒い影が指す。


      トーキョーN◎VA The Detonation
 

『華燭の宴』



『“君-僕-”に、幸せになる権利があると思っているのかい?』



―――――運命の扉は、試練と共に開かれた。
アゼルin舞台裏: お いいカード
RL shinji in舞台裏: まずは主役。
煉in舞台裏: うぃ

RL shinji in舞台裏: とりあえず式をするには、相手の了承が必要ですよね?
煉in舞台裏: ………

煉in舞台裏: |∀−) そうですね。(いいともギャラリー風に

観客Holy in舞台裏: (ιбωб) がんばれー。

RL shinji in舞台裏: その為には、相手に切り出さないといけませんね?
煉in舞台裏: ………

煉in舞台裏: |∀−) そうですね。(いいともギャラリー風に

RL shinji in舞台裏: では、申し込んでください。お相手さんもいることですし。

煉in舞台裏: |∀−) キサマァァァァァッ!!!!(いいともギャラリー風に

RL shinji in舞台裏: 最後が違いますよ? 打ち合わせ通りに「そうですね」、と言ってもらわないと。
煉in舞台裏: (。_ _)。

観客Holy in舞台裏: Σ(ι;бωб)  いいともギャラリーは絶対そんなセリフいわねぇっ!?

煉in舞台裏: (。_ _)ノ 舞台は城か?
RL shinji in舞台裏: シチュエーションは お任せするよ、うん 演出とか、いろいろ必要だろうしね(うむうむ
煉in舞台裏: |∀−) ………行き成りミッションインポッシブルを投げられたな。

煉in舞台裏: |∀−) ────ぽくぽくぽくぽく
RL shinji in舞台裏: RL「観戦モード」(ぽっぽこーん

煉in舞台裏: |∀−) ────ちーん

煉in舞台裏: |∀−)ノ では、クリスの中の人、ADヨロシクなのぜ。
RL shinji in舞台裏: おまたせしました、蒼天さん。よろしくです。





煉:   ──それは少し前。鈴を取り返した後位の事。


煉:      「…………お帰り、クリス。」

煉:           「・・・・・・今は」
煉:           「・・・・・・今はまだ言わない」
煉:           「煉君との子を取り戻したら・・・・・・その時まで」

煉:      「うん。」



煉:               ──何時かの約束
煉:               ──それを果たす事が出来るときが、漸く訪れた。


煉: 日が落ち、天にましますは真円を描く白き月──。
煉: 煉が、彼女の姿を求めた時、その相手は──
煉: 彼らの居城のテラスに在った。


煉: 「………と。」

煉:  行き過ぎそうになった足を止めて、テラスへと続く硝子扉を開いて足を踏み入れる。

煉: 「──クリス。」

煉: 彼女へ歩み寄りながら声を掛ける。

ADクリス: 「―――煉君」

ADクリス: 白い月より、視線を地に下ろし愛しい人をみる
煉: 「………良い夜──だね。」  春先の風に乗って来るのは、庭の花の香りか。

煉: 「クリス………僕は漸く、言える。」
ADクリス: 「うん?」


煉:         珍しく視線を泳がせながら、声を絞り出す──そんな姿を見せながら
煉:         言葉に迷うようにパクパクと口を動かし──
煉in舞台裏: |∀−) げふぅ。 は、半端ない精神力がいるな、これは。
RL shinji in舞台裏: いきなり吐血とは……。まだOP1なのに。 気が早いですなぁ(ニヤニヤ)
観客Holy in舞台裏: |бωб) ファイトですよ。
RL shinji in舞台裏: (☆w☆)y―┛~~
観客よっちin舞台裏: OPから早速吐いてるのか、、、
煉: 「うん──あの………」

煉: 「────。」
煉:           意を決したように、手を伸ばせば互いに触れ合える距離でクリスの目を見詰める。
煉: 「──結婚して欲しいんだ。」
ADクリス: 「――――――。」

ADクリス: 暫しの沈黙
煉:           ──言葉にすれば、これほどあっけない単語は無いだろう。
煉:           ──だが──それはどんな敵と戦うよりも、気を試され、緊張を強いられる行為。
煉: 「────。」
ADクリス: ―――煉に視線を合わせ、哀しそうな表情を浮かべる

ADクリス: 「―――嬉しい。嬉しいけど」

ADクリス: 自分の両手に視線を下ろす
煉:            その悲しげな表情に、ビクリと身を竦ませる

ADクリス: 「ボクは―――妖も人も殺しすぎた――――――」
煉: 「────うん。」

ADクリス: 血に染まった両手で、それを手に入れることは叶うのか………叶えていいのか

ADクリス: 「そんな風に―――幸せになって良いのかな」
煉: 「………知ってる。だから──もう一度、何度でも、言うよ………」

煉: 「懺悔なら、僕が聞く。 辛いなら、一緒に泣くよ。」
煉: 「……償うなら、その罪を僕が半分、背負いたい。」
煉: 「……だから、僕の傍に居て欲しい。」
煉:                      ──その肩を抱き寄せる。
煉:                      ── 一度はすり抜けていったそれを放さないように
ADクリス: 「………はい」
煉: 「…誰がダメだと言っても、僕は…君を幸せにしたい。」

ADクリス: 煉を見上げる瞳は涙に濡れ

ADクリス: 「ありがとう―――誰も祝ってくれないと思う。でも………」

ADクリス: 一滴の涙が………床へ落ちる

ADクリス: 「ボクは君と一緒に居たい」
煉: 「………ありがとう。」

ADクリス: クリスを狙うものは多い―――裏切ったBH、真教、浄化派、彼女が殺した者達の知り合い
ADクリス: 特に真教は全ての罪を擦り付けるためのスケープゴートとして命を欲している。
ADクリス: ―――彼女を祝うものなど、既に居ないのだ………それでも

ADクリス: 「煉君―――愛している。」
煉: 「──僕もクリスを愛している──」
煉:                 ──だから
煉:                 ──その言葉を確かめる様に、唇を合わせ





RL shinji: ――静かな夜の闇の中。
RL shinji:            ――密やかな月の光が、二人を祝福するかのように優しく照らしていた。





RL shinji: シーンエンド


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