《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“華燭の宴”

エンディングフェイズ2nd
シーンカード:トーキー(繁栄)
メインキャスト:アゼル
舞台:ドゥームドモスク
《難攻不落》っ!!!TOPトーキョーNOVAオンラインセッションリプレイ華燭の宴エンディングフェイズ2nd

RL shinji in舞台裏: 残り二人。個別EDはどうする?
アゼルin舞台裏: じゃあ、ちび煉とか そういうのと、やりたいですねっ
RL shinji in舞台裏: Σ やっぱお持ち帰りする気なんだ……
煉in舞台裏: |∀−) ………………

煉in舞台裏: |∀−) RL、RL、
RL shinji in舞台裏:
煉in舞台裏: |∀−) 久しぶりに煉@14のロールしたい。(余りかわらんとも言うが
RL shinji in舞台裏: ぉおう なら、本家にお任せしよう
アゼルin舞台裏: よし じゃあ、行くぞ俺っ!! GO!!
RL shinji in舞台裏: Σむっちゃ気合入ってる
アゼル: 窓が雪を叩く。
アゼル: 窓の外は一面の銀世界。寒く、白く、そして――清い世界。
アゼル: 休暇明け。仕事の再開。同僚との会話。

アゼル: 世界は常に揺れ動いている。故に自分たちが必要とされなくなる日は、いつまでもこない。
アゼル: 書類整理も終わり、一息つくために、食堂へと向かう。
アゼル: その途中、歩きながら、懐から取り出したのは数日前の式の写真。

アゼル: その様を眺め、つい微笑む。
アゼル: ふと、気配を感じて視線を上げる。

アゼル: そこにいたのは新郎を幼くしたような子供。
アゼル: ……忙しく、どこかに預けることも出来ず、つい連れまわしているが――



アゼル: 「……ここは、暇か?」
煉: 小煉「…仕事も娯楽も何もなくてただ連れまわされて、暇以外を見つけろと言う方が、無茶だと思うけど?」
アゼル: 「…………」

煉: 仏頂面で食事の乗ったトレイをもって隣に腰掛ける。

アゼル: 口を開けば、悪態しかでてこない。 そんな様子に、思わず苦笑を浮かべる。

煉: 小煉「…食事も精進料理みたいなのしか出ないしさ。」  ──そうでもない筈なのだが
アゼル: 「――健康には、いい」
アゼル: パンを一口、齧る。



アゼル: 「…………いい、か?」
煉: 小煉「──ん?」

アゼル: 「……この世界で――どうやって、生きたい?」
煉: 小煉「………………。」   まぐ

煉: パンを齧りながら、2秒。

煉: 小煉「とりあえず、あのエラソーな奴よりましな人生を。
アゼル: 「そうか」苦笑
煉:                        @地球の裏側「………っくし!」


アゼル: 「……住む所は、どうする?」
煉: 小煉「………………。」  なまじ他人の記憶を持ってしまっているとやりにくい問題だ
煉: 小煉「………………。」  しかも6年前の。

煉: 小煉「………そうだな………。」
煉: スープを匙でかき回しながら、

煉: 小煉「どっかに良い所無い?」
アゼル: 「――……すぐには、思いつかない…な」
アゼル: 隣を見る。



アゼル: 「――……そういえば、どう…呼べばいい?」
煉: 小煉「難しい事ばかり聞くなぁ。」
アゼル: 「…すまん」

煉: 小煉「篠塚煉もAshも僕の物で、同時にあいつの物で、この世界はあいつの物で、僕は余所者。」

煉: 小煉「どうした物だか──」  ぺたん、とテーブルに顔を伏せ
アゼル: 「…そうだな」
アゼル: 少し悩む。

アゼル: 「………それも考えないとな」
アゼル: ぽん、と頭に手を置く。
煉: 小煉「ん──?」


アゼル: 「……名乗ったか? 俺は」
煉: 小煉「………気にしてなかった。」    ──そう言えば、当時から他人への関心は薄かった

アゼル: 「――アゼル、アゼル・クライス。……好きに呼んでくれ」
煉: 小煉「………アゼル、ね。了解。」

アゼル: 二人、肩を並べて食事を取る。 別段会話がなされるでもなく、それは続く。


アゼル: 「――いたいなら、いつまでも、いていいから」
煉: 小煉「ああ、それなんだけど。思い出した。」
アゼル: 「?」

煉: 小煉「こんな半端な状態で放り出されたお陰で人間関係作り直しだよ。」
アゼル: 「…そうだな」
煉: 小煉「あいつの得た答えからしたら酷いハンデだ。」  肩を竦め
アゼル: 「そうだな」苦笑
煉: 小煉「カンニングはさせて貰ったけど、差し引きマイナス…。」


煉: 小煉「と、言う訳で、アゼル=クライス。とりあえずは、宛にさせて欲しいな。」
アゼル: 「――……ああ」
アゼル: スープを飲み終わった。 食器を返すべく、立ち上がる。
アゼル: 「――来るか?」


煉: 小煉「とりあえず仕事でも娯楽でも良いから、暇を解消させて欲しいな。」
煉: 後に続きながら

アゼル: ぶつぶつ、となにか、名前のようなものを羅列しながら、歩く。


アゼル: 「――……当分」
煉: 小煉「ん。」
アゼル: 「レンでも、いいか?」


煉: 小煉「ん。──適当にハンドルでも考えるよ。手伝ってよね。」
アゼル: 「……ああ」



アゼル: それはどこか、仲の良い兄弟のようにも見えて。
アゼル: ただ、肩を並べ、今日という今を、生きている。
アゼル: それは彼が選ばなかったもう一つの道。

アゼル: ふと、写真の彼を見つめる。
アゼル: 「――どこでも、幸せに…な」

アゼル: そう“友人/Buddy”に告げた。





RL shinji: シーンエンド





RL shinji:                    『中断』
煉in舞台裏: ………あーしかし何だ。用意していたねたはほぼ全部使わされたな。w 引退には丁度良いかw


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