《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“華燭の宴”

エンディングフェイズ1st
シーンカード:ニューロ(完成)
メインキャスト:ALL
舞台:教会跡
《難攻不落》っ!!!TOPトーキョーNOVAオンラインセッションリプレイ華燭の宴エンディングフェイズ1st

RL shinji: 戦闘は終了した。
RL shinji: 外の音も収束していく。結果については……

RL shinji:            「イタイイタイ。いたいですってば、葉さん!もうちょっとこう、優しく!」

RL shinji:                          ………心配する必要も、なさそうだ。



煉: 「………ふぅ………」

煉: 正直身体が重い。
煉: さっさと聖杯を送還して、リア=ファイルに戻る。
煉: こっちはこっちで神経網がズタズタだが、後で太輔氏に応急修理をしてもらうことになりそうだ。

煉: 「柘榴、Lux………」
アゼル: 「――……」

柘榴: 「………………………………」
柘榴: 違う、判りづらいが全然違う 完全に気を失って昏睡している
煉: 「──………柘榴?──これは拙いな。」
煉: 屈みこんで、様子を伺い、
アゼル: 煉に、よく似た装いの子供を抱き上げながら、柘榴を見ている。

煉:                   〈心理〉【理性】10+SK=20
煉: 「何とかこれで──後は専門家に。葉姉!!!」
煉:               姉に当たる女性の一人を呼び寄せ、柘榴を渡しw

柘榴:――あー危うく死ぬ所だった。こう――三途の川って本当に在ったんだな

柘榴: 「いやまぁ大丈夫。この程度はね」
柘榴: やんわりと(怖いから)断って立ち上がる

RL shinji in舞台裏: …… おきたよ、うん
ADリュートin舞台裏: ……
煉in舞台裏: コノヤロウw
ADリュートin舞台裏: 葉「生物かお前
ADキィin舞台裏: キィ「チャクラよ
観客慎之助in舞台裏: ‘‘)ノ 3シーン昏睡じゃ?
RL shinji in舞台裏: いいwRL判断でw 起きてくれw
煉: 「………………。」
煉:             盛大に溜息を吐く。そうだよ、コイツはこういう奴なんだ。

柘榴: 「何スか。その意味ありげなため息は」
柘榴: 咎姫を拾い上げながら半眼で睨む 例えるなら蟷螂の斧、とか何とか。
煉: 「いや、………………無事でよかった。」
煉:                   その視線を避けて明後日を向き
柘榴: 「む――……ま、楽勝ッスよ」



RL shinji: 青年「……やれやれ、賑やかな事だな」苦笑する声が一つ。
RL shinji: 見ると、うっすらと、青年の姿が光に包まれ始めている。
煉: 「何時もの事さ──」
煉: 声に応え振り返り、その様子を認める。

柘榴: 「ははーん、これはアレか。ずばり、実は影が薄い」
煉: 「────………。」
RL shinji: 青年「そういう事ならいいんだがな。……そろそろ、時間切れだ」苦笑のままに、告げる。


柘榴: 「………時間なぁ――時間、そう時間だよな」
柘榴: 「……知ってるか?あの時、俺が治したのって、別に傷だけじゃ無いんだぜ」
柘榴: そう言うと、つい先日――自らが治した傷に手を触れる

柘榴: 「俺一人では――無理だけど、ここには“魔法使い”が居る。後は煉さんと相談して決めな」
柘榴: ゆっくりと――手のひらから光が伝わったのを確かめて 後ろに下がる


煉: 「そうだな………」
煉: 入れ替わりに自分より年上の自分の前に立ち──
RL shinji: 青年「相談しろ、と言われてもな。既に俺は存在しない事になったし……。この銀灰の体も限界なんだが……」肩を竦め、『自分だった者』と向き合う。



煉: 「そう、未来は不定であり、君は可能性の一つに過ぎず──
煉: 「………今に於いて、その可能性さえ、僅少な物になった以上、これ以上存在する事は不可能」


煉: 「でも、今この瞬間、僕の目の前に居る君は『現実』だ。キミの記憶もキミの物だろう──」
煉: 「この世に“篠塚煉”は二人と存在できない。この矛盾が今修正されつつある訳だが──」

RL shinji: 青年「……それに篠塚 煉にとって、聖杯という存在は、まだまだ荷が重い。それを常時起動させるという無茶は、依り代である銀灰にも、ダメージを与え続けた事になる」
RL shinji: 青年「……こうなると解っていてやった事でもあるしね。結末を受け入れるに否はないよ」
煉: 「そうだろうね。キミはそれで納得しているのかもしれないが──」


煉: 「分かるだろう?君も僕なら。」

煉: 「端的に言おう。僕はキミの存在を消したくない。キミの[記憶-GHOST-]は、今ここに存在してる。それを──このまま消えていくのを見ているのは、なんとも悲しい。」


煉: 「──だから、僕と共に来い。篠塚煉は“一人”だが、“僕”の中になら、居場所は在る。」
RL shinji: 青年「……無茶をすれば、晴れの日にクリスを泣かす事になるよ?」

煉: 「………散々無茶をさせた張本人に何を言われた所で説得力は皆無──だろ?」
煉: そう言うと、薄らいでいく男の胸に、ピタリと手を当てる。
煉: 「それに、元々同一人物だ。多少のズルも、反動は小さいさ──」
DIVINE WORK《Catastrophe》

煉:        空中に浮かぶ、人が納まるほどのサイズの魔法陣


煉:        それは、球形に広がり“青年”を包み


煉: 自分の心[-GHOST-]の中へと迎え入れる。


煉: 「──────。」

煉: 陣が消滅した時、 黒衣の青年は消え──そこに立っていたのは、“魔法使い-WIZARD-”一人だった。
煉:            DIVINE WORK《Catastrophe》


RL shinji: 青年=『煉』「そうそう、最後に一つだけ。お節介を焼いておこうかな」

RL shinji: 『煉』「君に伝えたあの言葉だけど。『僕』なりに続きを考えてみての結論だ」

煉:                  「────。」

RL shinji: 『煉』「君が今、抱えているもの全てを、クリスにも背負って貰え。それは確かに『罪』かもしれないけど――」

RL shinji: 『煉』「決してそれだけではないし……何より、それこそが彼女の、一番の望みなんだから」


RL shinji:           それじゃ、お幸せに。


RL shinji: 木霊の如く、己の中に響いた声は――

RL shinji:                  ――そう言って、笑いながら内側へと消えていった。


煉: 「………────。」

煉: 受け取った物の大きさ、深さにしばし呆然と立ち尽くす。
煉: 重ねた年輪の差は、やはり埋めようもなく大きい。
煉: だが、何時か彼を超えなければならない時が来る──その時には





煉: 「悪い、皆………待たせた。」

煉: 後ろで見ていてくれた皆と共に。
アゼル: 「――終わったか?」
柘榴: 「――ま、俺がどうこう言える立場じゃねーッスからね」 うーんと伸びをしている
煉: 「ああ──こっちはね。」

煉: 「体はしんどいけど、気分は晴れやかな物だよ。」
アゼル: 「……そうか」

煉:                 片掌を軽く上げる。
アゼル:                 片掌を軽く叩いた。
                   ぱん!
アゼル: 乾いた心地よい音が響く。
アゼル: 「――……おめでとう、煉」
煉: 「ふふ……それは、少し早いかな。」
煉: 「だが──


煉:                       ──サンクス


柘榴: がばり――と二人の肩に抱きつくように飛び掛る
煉: 「うぉぁっ?!」
柘榴: 「辛気臭い話はお仕舞いッ!!さぁ皆の所に行こうぜッ!!皆待ってるって、ほらほらアゼルもッ!!」
アゼル: 「……」
アゼル: 苦笑。だが、その笑顔に救われるものもいるのだろう。
アゼル: 「――ああ」


柘榴: 「さー祝杯だーッ!! 今日は騒ぐぞーッッ!!」
柘榴: おーっと勝手に二人の手を握り持ち上げて、走り出す

アゼル: 傍らの男に笑みを向ける。
アゼル: 「――いいものだな」
煉: 「ああ………こういうのも、ね。」


柘榴: 「飲み明かせーッ!!今日は無礼講だーッッ!!」
柘榴: 満面の笑みを浮かべ――駆け出す

柘榴: 明日へと向かって


煉:             「待たんか、式が未だだろう、馬鹿者────ッ!!!」





柘榴: 未だ確定しない“明日-未来-”へと

柘榴: 歩みを続ける





RL shinji: シーンエンド
アゼルin舞台裏: ところで このちみっちゃいのは、どうしたらいいですか。
RL shinji in舞台裏: いや、どうしたら、と言われてもw
観客慎之助in舞台裏: ‘‘) ていくあうと
柘榴in舞台裏: オイオイ 水臭いぞ
煉in舞台裏: |∀−) うんうん。
柘榴in舞台裏: もってけえれ
アゼルin舞台裏: 誰が泥臭いか。
煉in舞台裏: |∀−)ノ☆ 字が違うから
柘榴in舞台裏: 言ってねぇよっ


[PR]《難攻不落》っ!!! のスポンサーサイト
[PR]《難攻不落》っ!!! のスポンサーサイト