《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“華燭の宴”

クライマックスフェイズ2nd
シーンカード:エグゼク(運命)
メインキャスト:ALL
舞台:教会内部
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RL shinji: 戦いの喧騒は、ここまで響く。

煉: 「………………色んな意味で心臓に悪いな。

RL shinji: 破壊の轟音と、詠唱や雄叫びの声。 その一つ一つに、意志と命が賭けられている。
RL shinji: ――果たして勝利は、どちらの手に渡るのか。


煉: 「自分で頼んで、引き受けてもらって怪我をさせてしまう

煉:  ──死ぬ可能性すらある戦いを引き受けて貰う
煉:  ──“僕の”記憶の中の僕が犯した罪に

煉:               ──これも在ったかい?    」


RL shinji: 「――いいや。解っているはずだ。『篠塚 煉』の思考と選択に、この可能性は無かった事は」


煉: 「そう──“キミ達”が現れたからだ。」

煉:          「礼を言う。」

煉:          「最も根が深く、度し難い罪を正してくれた事に。」


RL shinji:                  「……礼を言われる筋合いは無いね。『君』自身の結末は変わらないんだ」



RL shinji: 教会の礼拝堂。その扉が、静かに開かれる。
RL shinji: そこに立っているのは、二つの黒衣。



煉: 「いいや。変える。変わるのを待つのではなく、己の意志を以って。」


煉:               迎え撃つのは、対照的に真白い姿の騎士──

RL shinji in舞台裏: Σ白?! まさかタキシード仮面(白)?!(違
煉in舞台裏: |∀−) 太輔っちに
AD太輔in舞台裏:
煉in舞台裏: |∀−)「みんなに僕の姿の区別がつくように
煉in舞台裏: |∀−)と、
煉in舞台裏: |∀−)「鎧の色をリペイントしてもらいました。」
AD宮所in舞台裏: Σ そのため!?
煉: 「──キミも僕なら知っているはずだ。」



煉:諦めは全ての停滞を招く。


煉:前進を許されるのは──


煉:                 理想を抱いているものだけだ。
煉in舞台裏: |∀−) どっかのリプレイのいんよー
RL shinji in舞台裏: お、落ち着きましょう。兄弟子。 なんかクライマックスまで一本道ですよ、このままだと!
煉in舞台裏: |∀−) うはは。 大丈夫。 ここで黙る予定だったから。
ADルーファスin舞台裏: うはははははははw

RL shinji in舞台裏: …… お、お二人。登場がんがれ!?
柘榴in舞台裏: (*'-')(´・ω・)| ← ステンドグラスの裏で待機中
アゼルin舞台裏: 割るのかっ、わるのかっ!?(笑)
煉in舞台裏: |∀−)ノ゛ くいくいっ(手招き
柘榴in舞台裏: 割らいでかッッ!!(笑)

煉in舞台裏: |∀−) ステンドグラスを割って乱入すると、花嫁を攫わなきゃいけないらしいんですが。(何だそのジンクス
アゼルin舞台裏: 割るかッ!!
柘榴in舞台裏: 割ろうッ!!
アゼルin舞台裏: このさいだしっ!!
柘榴in舞台裏: ああ、このさいだしなっ!!

ADかなめin舞台裏: ジンクス聞いてから乗り気なのは何故っ!?w
AD太輔in舞台裏: さすがだ タラシどもめ
煉in舞台裏: |∀−) キサマらぁぁぁぁっ??!!
AD太輔in舞台裏: でも 柘榴とアゼルに クリスのおしおき耐えられる? 他の子と違って、いきなり手が出るんだよ?
柘榴in舞台裏: 大丈夫だっ 持ち帰るのは
柘榴in舞台裏: チビ煉だからッッ
煉in舞台裏: |∀−) 確定か
RL shinji: 大小。二つの黒衣は、頷くと歩み始める。

RL shinji: 少年「なら、最早言うことはない。僕達は僕達の望みの為に、君を倒すだけだ」
RL shinji: 青年「この戦いに、幕を下ろすとしよう。『篠塚 煉』の死と、『篠塚 煉』の誕生をもって」




柘榴: ――――教会の天井にある“マリア/聖母”が描かれたステンドグラス
柘榴:         光を浴びて虹色に光るそれが――――――
              キィン――――ッッッ
柘榴:             色のついたその硝子の一枚一枚が雨となり――

柘榴:     ゆっくりと――教会へ降り注ぐ



柘榴:                      それは宛ら虹の雨

柘榴:          そんな最中――舞い落ちる影は二つ

アゼル: 黒の装い。
柘榴: 紅の装い。

アゼル: 着地と同時に響くのは、硝子の砕ける、清涼たる音色。
アゼル: その中に、二人の影が立つ。
アゼル: 黒の装いの男は、しかし、この場に相応しい衣服を纏っている。
アゼル: すなわち―神父。

アゼル: 一歩踏み出す。硝子の割れる音が、聖堂に響く。

RL shinji: 青年「やれやれ、派手な登場だ。最近の真教の流行か、司祭殿?」
アゼル: 「――……新郎の、希望だ」

煉:               「演出は可能な限り派手に、ってね。」  ニヤリ

RL shinji: 青年「成る程。まさか自分がそういう嗜好とは知らなかった。これも新たな可能性だ」肩を竦める。


RL shinji: 少年「……君たちみたいのが友人とは……。『僕』としては遺憾だね。成長する時は、友達は選ぶことにするよ」視線を柘榴に向け、似たような仕草。

柘榴: 「俺みたいな友人は貴重だぜ、少年」
柘榴:               散らばる硝子を踏み鳴らし――戦場の最中へ


煉: 「そうさ── 古い僕をインスパイアしてくれたのは彼。」

煉: 「彼に教わった言葉。   『──最悪に備えよ。ただし………』」

柘榴: 握る刀は紅の大刀

柘榴:                「『――――最善を希望せよ』」

柘榴: 紅を一閃させ――周囲の硝子を舞い散らす

柘榴: 「どんな状況だろうが、どんなピンチだろうが――」

柘榴: 舞い下ろす刃――光を反射する硝子達が一斉に踊る

柘榴:         「意思は硬く、常に前を向く。声は祈りに。俺達の声は大地が穿つ」

柘榴: 大刀を肩へと担ぎ直す



柘榴:       「ま、そう言う事さ。理解できたか?負け犬共」


RL shinji: 少年「成る程。確かに僕らしくない答えだね、それは。でも……お陰でもはやフェイクとオリジナルに差はない。僕達もまた、篠塚 煉だ」
アゼル: 「――そうか」
RL shinji: 青年「誰が勝者で誰が敗者か。それはこれからの戦いで決まる事だ。そして……」
RL shinji: 青年「俺にも、負けられない理由はある。死んでいった彼女を、フェイクにしない為に」
RL shinji: 少年「僕の出会うクリスを、フェイクにしない為に」

煉:          「おいで。──キミ達の《真実》を見せてみろ。」


RL shinji: 『篠塚 煉』「「ならば告げよう。誇りを以って、戦いの詞を」」


煉:          「ああ。だが僕が葬るのは、キミ達の命ではなく──」
煉:          「キミ達がった、分をじる心。」

煉:          「《Break Through》して見せよう──」
煉:          「だから僕も告げよう。誇りを以って、戦いの詞を」





RL shinji: そして、聖堂に響き渡る一節の詞。





煉: 【 【 【灰は灰に── / Ashes to Ashes ──】 】 】

煉:         黒衣と白鎧が剣を構え

煉:      【 【 【──塵は塵に!── / ──Dust to dust !──】 】 】

煉:         少年は手の内に闇器を忍ばせる

煉:         【 【 【──鉄屑は鉄屑に!!! / ──Junk to junk !!!】 】 】

煉:         神父と紅がそれぞれの愛剣を翳し──



煉:               【 【 【────還れ!!! / ────AMEN!!!】 】 】





煉:         ………最後の韻と共に、それら全てが弾けた





RL shinji: シーンエンド


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