《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ魔術争乱“りて らぬがゆえ”

■Opening#4
メインキャスト:アゼル
シーンカード:アヤカシ(倦怠)
舞台:●幽屋
《難攻不落》っ!!!TOPトーキョーNOVAオンラインセッションリプレイ魔術争乱“霧りて 中らぬがゆえ”オープニングフェイズ4th

RL伏見堂: ―――…静かだ。
RL伏見堂: 自分は、死んだのだろうか。
RL伏見堂: あの時―――

RL伏見堂: 「―――…どうした。呼ばないのか―――…ならば…」

RL伏見堂: 神が腕を挙げる。鉄槌―――その表現が正に相応しい。
RL伏見堂: 鏡像を相手に―――
RL伏見堂: 神罰を与える為の拳が―――

RL伏見堂: ―――…振り下ろされた

RL伏見堂: 脳裏に浮かぶのはあの一瞬。“闇 -Nox-”の召喚した機神の拳を受け―――

アゼル: 「………ッ!!」 身体をガバッと起こす。

RL伏見堂: 見慣れない部屋―――鼻をくすぐる匂いは、夏の香だ。
RL伏見堂: 自分が寝かされているのはベッドではなく布団。周囲の空気は、ゆっくりと流れており“静”の一字を体現している。

アゼル: 「…俺、は―――…」
RL伏見堂: 「―――起きたかね」

RL伏見堂: がら、と襖を開けてはいってくるのは、君の先輩にして、元聖母殿所属の聖人“Faker”ヨーシュ・エミリアだ。

アゼル: 「………“宝物殿 -Gaza-”」
RL伏見堂: 「その名は棄てたと言ったぞ、アゼル」

RL伏見堂: 和装のヴィル・ヌーヴ人は胡坐をかき、座る。

RL伏見堂: 「―――颯花君に感謝すると良い。寝ずの番で君を看病してくれた」
アゼル: 「…………」全身に捲かれた包帯、そして治療の跡―――…恐らくは隣の部屋で、今頃泥のように眠っているのだろうか。

アゼル: 「―――…俺は…」
RL伏見堂: 「敗けたか?」
アゼル: 「―――…はい」
RL伏見堂: 「そうか―――」ふむ、と頷く。

TESTA in舞台裏: 何があったのだろう・・・

UR in舞台裏: 先代Luxで、真教を裏切って出奔して 邪神を降ろしてNOVAを堕とす計画を画策
UR in舞台裏: その一つは阻止されるも、孤立したアゼルを、召喚した神の鉄槌で撃破

RL伏見堂in舞台裏: 詳しくは、「疾くはしりて 患うがごとし」参照ですな。
Erinys in舞台裏: 先代…… 世襲制だったのか、Lux……
TESTA in舞台裏: ・・・・ デモンベ○ン?

TESTA in舞台裏: うはー ・・・ うおおお 魔道書ほしーーぞー!?w
シラノin舞台裏: 落ち着きましょう。w アクトの進捗状態次第で、ゲットできるかもしれませんし。(何
UR in舞台裏: 手に入れたら 帰れなくなります NOVAに
TESTA in舞台裏: はっはっは。操縦もって無いねん。
RL伏見堂: 「―――“闇 -Nox-”に遭ったか」
アゼル: 「……………」
RL伏見堂: 「―――アレは、強烈だった。オマエと並んでいた頃から」

RL伏見堂: 「…嫌な事ほど、現実になる」
アゼル: 「………」布団から起きあがり、神父服を纏う。
RL伏見堂: 「征くのかね」
アゼル: 「―――…はい」

RL伏見堂: 「そうか、気をつけたまえ。―――死ぬな、とは言わぬ」

RL伏見堂: ヨーシュは振り向かず背で送る

RL伏見堂: 「―――生きて帰れ。男の証を立てるがいい」

アゼル: 頷く。無言で歩を進める。
アゼル: 生きて帰る―――…
アゼル: そう、自分は―――

アゼル: 「―――…もう、死ねない、か」

アゼル: ふと、あの表情が浮かぶ―――…
アゼル: どうしようもない孤独を内包しようとする、あの表情が―――

アゼル: 「―――…UR」

アゼル: 魔導書の名を呼ぶ。彼女は、傍らにはいない―――
アゼル: 幽屋を離れ、白く煙る街へと、歩き出す―――





RL伏見堂: ―――…Scene End...


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