《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“【難攻不落大戦−GA,I−】〜悪魔法則〜”

オープニングフェイズ2nd
シーンカード:タタラ
シーンキャスト:神城零一
舞台:“森”
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GRL NOIS in舞台裏: BGM:雲の彼方、辿り着いた1つの答
GRL NOIS in舞台裏: あくしょん。


BGM:雲の彼方、辿り着いた1つの答

GRL NOIS: そこには、平和な時間が流れている。
GRL NOIS: シベリア連合クリルタイとロシア連邦の境界線付近、厳寒のツンドラ地帯に広がる針葉樹林の奥。
GRL NOIS: 其処には何故か、周囲とは比較にならないほど温かい風が吹き、陽光が差し込む空間が広がっている……それが、この“組織”がある空間である。
GRL NOIS: 子供たちが笑い、 人と妖が共存できる、極僅かで小さな世界。
GRL NOIS: その中に居る。

零一: 「………そうか。わかった。直ぐ行く。」

零一:             そんな小さな世界を、
零一:             見て周り歩くのが、零一の日課の一つである。
零一: ここに住む人々の、声を聞き、相談を交わし───進む方向を探る。
零一: 東で、見回りの人手が足りない。西で、食料の供給に問題がある───
零一: そんな意見があれば、どうしたら良いかと、他の者に相談を持ちかける。
零一: ───何の事はない、リーダーとは言えど、便利屋とそうは変わらないのだ。

零一: そんな、散歩と紙一重の仕事の時間───

GRL NOIS: ??「今日も良く頑張っているようだな。零一」
零一: 「………。」

GRL NOIS: 老体、と言ってよい年齢にも関わらず、その身体は屈強なもの。ただ1つ、皆と違う点を上げるとするならばその右腕。
零一: 声を掛けられた方にゆっくりと身を向けその姿を目に納める。
GRL NOIS: 隻腕。過去に失われたその腕を指して、皆が呼ぶ名前は “見えざる腕の”アスカーリ

零一: 「アスカーリ。」
GRL NOIS: アスカーリ「もはや坊やとは呼べん。立派なリーダーだ」
零一: 「───俺は………まだまだ、ですよ。」

零一: この人物の前では、自然特徴も丁寧なものになる。 以前は良く絞られたものだ。
GRL NOIS: アスカーリ「……私を、恨んではいないか? お前が人里を追われる原因となったのは、私が元居た組織だ」


零一in舞台裏: |っ−∀−)っ なんだってぇぇぇぇぇ!
零一in舞台裏: |っ−∀−)っ 採用
GRL NOIS in舞台裏: ヽ(゜ω゜ ヽ)三(ノ ゜ω゜)ノ

零一: 「──────。」
零一:         「───いえ。」

零一: 一瞬言葉に詰まる。

GRL NOIS: アスカーリ「以来、鍛え上げてきた心算だ。今ならば、仇を討つ事も、出来よう」

零一: ───何度も自身に問いかけた言葉だ。だが───

零一: 「………組織に受けた恨みを返すには、貴方から受けたものは、大きすぎます。」
GRL NOIS: 「……そうか」

零一:      小さな苦笑は、諦めとは違う次元の、だがどこか悟ったもの。

GRL NOIS: アスカーリ「しばらく留守にする事になると思うが、その様子ならば大丈夫か」
零一: 「ココに居る以上、俺達は、家族ですから。」
零一: 「………何処かに、行かれるのですか?」
GRL NOIS: アスカーリ「……」

GRL NOIS: しばし黙考。

GRL NOIS: アスカーリ「お前には伝えておいた方が良い、か……」
零一: 「───?」
GRL NOIS: アスカーリ「“灰羽の蛇-Quetzalcoatl-”は弱っている」

零一: 酷く改まったモノを感じさせる切り出し。

零一: 「………“蛇”が?」
GRL NOIS: アスカーリ「このままならば、いずれは消えてしまうだろう」
零一: 「………………!」
GRL NOIS: アスカーリ「そうなればこの“森”は維持出来ぬ」
零一: 少なからず、動揺を抱く。久しく、表には出すまいと誓った感情。
零一: 「───それは、確かな、事、ですか?」
GRL NOIS: アスカーリ「確かだ」
GRL NOIS: アスカーリ「今のままでも半年程度は持つだろうが、そこが限界だ」
零一: 「………では。」

零一:           ───何か手立てを知っているのか?先を急かすような言葉。

GRL NOIS: アスカーリ「……確かではない。だが、可能性は在る」
GRL NOIS: アスカーリ「それを今伝える事は出来ん」
GRL NOIS: アスカーリ「分かるな?」
零一: 「………………。」
零一: 「この事を知っているのは───」

零一:                     つまり、

GRL NOIS: アスカーリ「お前と、私だけだ」
零一: 「──────。」   ゆっくりと首肯する。

零一:             ───自分でさえ、此処まで動揺させられたのだ。
零一:             ───他の者が知れば………

零一: 「………せめて、信頼出来る供を連れて行ってください。」


GRL NOIS in舞台裏: はい。 という訳で 現状のままですと、8月1日に、森の結界は消滅します。
零一in舞台裏: |っ−∀−)っ うぼぁーw
零一in舞台裏: |っ−∀−)
マリーin舞台裏: 具体的なタイムリミットがついたなぁ(笑
GRL NOIS in舞台裏: (ι ゜ω゜)y-~ 楽しい仕掛けじゃろう?w>8月1日に消滅
マリーin舞台裏: うははははw


GRL NOIS: アスカーリ「この可能性に全てを賭ける訳にはいかない」
GRL NOIS: アスカーリ「あくまで私の独断だ」

零一: ………自分が、と言い出すのを我慢する程度には、分別は付いたか、と言う彼の視線が、今は痛い。

GRL NOIS: アスカーリ「そこで、1つ頼みがある」
零一: 「───………はい。」



GRL NOIS:               ――私を、追放してくれ――




零一in舞台裏: |っ−∀−)っ 回答は勿論、「PLはYES」だッ!
GRL NOIS in舞台裏: 何か一言あれば、どうぞ。
零一in舞台裏: |っ−∀−)っ が、「零一は抵抗し………それでも説得されてしまった」と言う舞台裏背景をだなっ!
零一in舞台裏: |っ−∀−)っ ………よしっw


零一: 「──────アスカーリ!」



零一:                 ───何を、言い出すのか、と

零一:                 ───だが、彼の意思は固く







GRL NOIS: シーンエンド




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