《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ魔術争乱“めしかなたの のはてにて”

■Ending#1
メインキャスト:ALL
シーンカード:ニューロ(不完全)
舞台:●“世界”
《難攻不落》っ!!!TOPトーキョーNOVAオンラインセッションリプレイ魔術争乱“秘めしかなたの 境のはてにて”エンディングフェイズ1st

RL伏見堂: 天を見上げれば、遥かな星空。
RL伏見堂: 遮るもののない、危険に満ちた世界。
RL伏見堂: それ故に全ての可能性に満ちあふれた世界。
RL伏見堂: 完全などではない、不完全な―――進化する世界。

RL伏見堂: その世界の中で、笑みを浮かべる少女が一人。
RL伏見堂: 愛するものを抱く、漆黒の少女。
RL伏見堂: 瞳を閉じた顔。その頬を伝うのは涙。
RL伏見堂: 泣き笑いの、満足げな表情を浮かべ―――…その身を崩す。
RL伏見堂: 脚が、腕が、躯が―――…紙片と化す。

RL伏見堂: きっと、もう、この人とは逢えないけれど
RL伏見堂: でも、いい
RL伏見堂: 生きていてくれるなら、それだけでいい
RL伏見堂: さようなら、愛しいひと
RL伏見堂: どうか、しあわせに

RL伏見堂: ―――涙が風に舞う
RL伏見堂: 幸せなはずなのに
RL伏見堂: 悲しくもないはずなのに
RL伏見堂: 涙がとまらない

RL伏見堂: もうひとりの“愛しいひと” もうひとりの“自分”
RL伏見堂: きっと、きっと幸せにね

アゼルin舞台裏: うわぁあぁんっ DAEGゥゥッ!!!! 誰か、なんとかしてあげれへんかしらっ!?
UR in舞台裏: どうしてくれようか、このウェットアクシオム4レベルの男は
アゼルin舞台裏: う、UR。《守護神》―――(暴言
UR in舞台裏: ここで散るか?うちw
颯花in舞台裏: うははは。 さっきのファイト、 うちのタイムリーにくれたことにしたら 壊れたUR起こせるけどw

RL伏見堂in舞台裏: ん? 《守護神》打つ? ん?
アゼルin舞台裏: なんだ、なんだ、その面ァッ!!(笑)
UR in舞台裏: ふむ

アゼルin舞台裏: だかっ、、ずるっ、、 ……ど、どうする?
UR in舞台裏: どうする?って う、打つのか?うちw
RL伏見堂in舞台裏: まあ、なんかアクション起こしたら、漏れなく何かリアクションが返って来ること請け合い。
颯花in舞台裏: お、おまかせもぉど。
UR in舞台裏: おのれぃ
DIVINE WORK《Guardian》

UR: 散り散りへと散っていく紙片を掻き抱く様に抱き留める腕
UR: その片割れがそうしているである様に、その片割れがそうされている様に
UR: 鏡映しの二人は、鏡像の様に抱き合う
UR: 《守護神》
UR in舞台裏:    打っちゃった
RL伏見堂: 白と黒の少女は抱き愛、混ざり愛
RL伏見堂: 風に乗り、共に儚く散る。

RL伏見堂: なんと心地の良い風か
RL伏見堂: まるであの時のような風
RL伏見堂: そう、あの時の―――

RL伏見堂: 《天罰》
UR in舞台裏:
RL伏見堂in舞台裏: ゲスト側の最後の神業ですな。
DIVINE WORK《Nemesis》

RL伏見堂: 消えかけ意識の中で見たその笑顔は、幻だったのだろうか
RL伏見堂: 少女が―――鏡に写したかの如く、瓜二つの姿で、目の前にいる。

RL伏見堂: 「―――…UR」
UR: 「―――…DAEG…か」

RL伏見堂: 「違うよ」

RL伏見堂: 少女は微笑む。
RL伏見堂: その長い髪を掻き揚げる―――…色が抜け落ち、白銀に。
RL伏見堂: 瞳の色は金色で、肌はまるで白磁のよう。
RL伏見堂: それは、その姿は―――

UR: 「…………ウル…ス」
RL伏見堂: 「―――…ありがとう」

RL伏見堂: 少女は微笑む。君に、あのときのように。
アゼルin舞台裏: くそぉぉおぉっ!! もう、くそぉおぉっ!!
アゼルin舞台裏: くそぉおぉっ(笑)
RL伏見堂: 「幸せだった。あたしは―――…一緒にいれて、ずっと」

RL伏見堂: そっと―――…手が重なる。
RL伏見堂: 暖かなぬくもりが、心にひろがる

RL伏見堂: 「―――…幸せ、だった?」
UR: 「―――…ありがとう」

UR: 魔導書は微笑み返す。少女に、あのときのように。

UR: 「幸せであった。我は―――…巡り会う事ができた」
RL伏見堂: 「ずっとずっと、みんな―――…好き」

RL伏見堂: 「―――…大好きなURと、巡り合えて…あたしも、幸せだった」
UR: 「…――変わらぬな。汝は」

RL伏見堂: 微笑む。
UR: 伝わる温もりに、顔をほころばせる

RL伏見堂: 「―――…UR。あのね」
RL伏見堂: 「…ずっと、ずっと考えてたんだよ? どうして“楽園”には神様がいっぱいいたのか」
RL伏見堂: 「―――やっと、わかったんだ」

UR: 「――そうか」
RL伏見堂: 「光神も、闇神も、虚神も、秘神も―――…きっと、名前に意味なんてなかったんだよ」

UR: 「…………」

RL伏見堂: 満足そうに一つ、頷いて、URを見る。―――その後ろにいるであろう、アゼルと颯花を、イヴリスとDAEGを。
RL伏見堂: そして―――…“世界”を。

RL伏見堂: 「…“世界”にとって…たまごの“楽園”にとって、ほんとうのかみさまは―――」



RL伏見堂: 「―――…“愛”なんだから」



UR: 人は
UR: 祈りを捧げるとき、天を仰ぐ
UR: それは嘗て楽園の空の先には、それを包む殻があったから
UR: 人々を、世界を護り、慈しむモノが包んでいてくれたから

UR: 「……――そうか。……そう、だな」
RL伏見堂: 「ん―――…」

RL伏見堂: そっと、手を握り―――…一度だけ、URを抱きしめる。

RL伏見堂: 「ありがとう、大好きなUR。……幸せだよ」
UR: 「我もだ。我に心を与えてくれた人」

UR: 「我も幸せだ」

RL伏見堂: 優しい時間の中で―――少女の姿が薄れて行く

RL伏見堂: 「―――…URを愛してくれる人、愛してくれている人―――…」
RL伏見堂: 「―――…ずっと、ずっと―――…幸せにしてあげてね」

RL伏見堂: 「約束、だよ」
UR: 「ああ」



UR: 喜びからなのか、悲しみからなのか
UR: 涙が零れる
RL伏見堂: 光の中で、少女は、最期に



RL伏見堂: 本当に嬉しそうに笑った。





RL伏見堂:   ―――…Scene End...





UR in舞台裏: げはーーー 何発弾もっとんのじゃーこのRL−


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