《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“地獄門- Hell's Gate -”
オープニングフェイズ3rd
シーンカード:カゲ(死)
メインキャスト:ケルブ
舞台:ゴーストEYEランド・倉庫街
シーンカード:カゲ(死)
メインキャスト:ケルブ
舞台:ゴーストEYEランド・倉庫街
RL揚: 太平洋のど真ん中に浮かび、常に移動し続けるメガフロート──ゴーストEYEランド。
RL揚: 海賊の町──一般にはその名前で知られている。 だが、こんな所にも、自分のトモダチは居るのだ──
RL揚: なじみのトモダチを訪ね、船と船を繋ぐ橋を渡る。
RL揚in舞台裏: ゴーストEYEランドはたくさんの船を拠り合わせて作られたメガフロートなのです。w
RL揚in舞台裏: 行き成りこんな場所にしましたが、良いでしょうか?w
ケルブin舞台裏: うぃやさー 何故居るのか、それはケルブだからっ(笑
RL揚in舞台裏: OK そう言ってくれると思って このロケーションだっw
ケルブin舞台裏: ぃぇぁー
勇in舞台裏: w
RL揚: 彼はこの先の貧民街の船倉の一室を占拠してイントロンに勤しんでいるだろう。 彼はニューロなのだ。RL揚in舞台裏: 行き成りこんな場所にしましたが、良いでしょうか?w
ケルブin舞台裏: うぃやさー 何故居るのか、それはケルブだからっ(笑
RL揚in舞台裏: OK そう言ってくれると思って このロケーションだっw
ケルブin舞台裏: ぃぇぁー
勇in舞台裏: w
ケルブ: 知り合ったのは、そう。ウェブライブラリであてもなく、本を探していた時のことだったか――…
RL揚: 目当ての情報がなかなか見つからず苦労していたとき── 気さくに手伝ってくれたのが彼だった。
ケルブ: と、その時の事を思い出しながら、船室の前にたった。
ケルブ: 「―――…居るか?」
RL揚: 古い船らしく、金属製の扉は端っこの方に錆が浮いている。
ケルブ: ノックを二回。
RL揚: ──返事は無い。
RL揚: リアルで会った事は無かったが、彼は何時も声を掛ければ気軽に返事を返してくる奴だった。
ケルブ: 潮風が頬を撫でる中、違和感を感じる。
RL揚in舞台裏: 鍵は開けると判断すれば判定無しで 開きます
ケルブin舞台裏: み。
ケルブ: 「―――…入る、ぞ?」ケルブin舞台裏: み。
RL揚: 扉には鍵が掛かっている──
RL揚: が、電子音がかすかに聞こえる。中に誰かがいるはず。
ケルブ: 「…――。」
ケルブ: イントロン先に、感覚を集中しすぎているのだろうか。 錠前にアクセスし、鍵を開ける。
RL揚: 鍵はカウンターハック──ニューロなら普通して来るだろう──される事も無く、あっけなく開いた。
ケルブ: 「――…いささか、集中しすぎではない――か?」
ケルブ: 無用心さをいさめるように、扉が開くと同時に、声をかける。
RL揚: 目の前に、イントロン用の大きな寝椅子がある。向こうを向いていて背もたれしか見えないが。
RL揚: ──返事は………無い。
ケルブ: 部屋の内装は、以前彼が言っていたとおりだった。ケーブルが壁中に張り巡らされ、熱帯のジャングルのようだと。
ケルブ: 「―――…? 来たぞ…?」
ケルブ: 寝椅子へと一歩一歩、近づいていく。
RL揚: 椅子の向こうを覗き込むと、其処に一人の少女が座っていた。ヘッドセット方のディスプレイを頭に被り、その表情は見えない。
ケルブ: 一瞬、男だと思い込んでいた――、が。認識をすぐに改める。
ケルブ: 「――キミが…呼んだのか?」
ケルブ: 注意をこちらへと促すように、声をかける。
RL揚: ディスプレイの文字は、停止したまま、動いている様子は無い。
RL揚: タップも起動しているが、入力作業されては無さそうだ。
ケルブ: その内容に、目を向けてみる。
RL揚: -Hell's Gate-
RL揚: ディスプレイには、ただソレだけが表示されている。
ケルブ: 「―――――――……!?」
とん………がくっ がらんがらんがらん!
RL揚: 驚いたケルブが、彼女の肩に触れると………ケルブ: 「―――ッ、な…に!」
RL揚: 少女は、力なく横へ崩れ、 被っていたヘルメットは音を立てて床に転がった。
ケルブ: その崩れ落ちようとする身体を、とっさに受け止める。
ケルブ: 余りにも力なくうな垂れた肢体。それは、まるで―――
RL揚: まるで、人形のような、少女の首筋………IANUSの埋まっていた場所には、小さな火傷の跡がある。
ケルブ: 「――…灼かれた…のか?」
ケルブ: 火傷の痕に手を添える。
RL揚: 少女の表情は、驚きと苦悶に歪んでいる──
Illustration:鵜飼とおる氏@MIGRANTS LYRIC
ケルブ: 「ク――…ッ、…何が、あった…!?」
ケルブ: 刺激を与えないように揺さぶりながら、問い掛ける。
RL揚: 少女は、答えを返さない──ただ、そのうつろな視線を、タップのディスプレイに向けたままだ。
ケルブ: 知り合いのニューロからの突如の誘い、「あなたに、お願いがあるの――」
ケルブ: その虚ろな視線の先。そこにはたった一つの手がかり。願いの標。
ケルブ: -Hell's Gate-
ケルブ: 「――…Hell's Gate…」
ケルブ: 反芻する。 その文字をねめつけながら。…なにが、起きているというのだ―――…?
RL揚: その問いに──少女もディスプレイも、答えを返すことは無く、
RL揚: ただ、少女の遺言-dying message-の様に、浮かび上がった文字を見つめているだけだった。
ケルブin舞台裏: Σ やっぱり死んでた――ッ!
RL揚in舞台裏: 実に、 カゲ(死)らしい シーンでしたな。<シーンカード
RL揚in舞台裏: ──積んでないよ?
勇in舞台裏: 業の深いタロットデッキw
RL揚in舞台裏: 実に、 カゲ(死)らしい シーンでしたな。<シーンカード
RL揚in舞台裏: ──積んでないよ?
勇in舞台裏: 業の深いタロットデッキw
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