《難攻不落》っ!!!　トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“地獄門- Hell's Gate -”

RL揚： 男「ふうん。君はそれで良いんだね？──ずっと、外に出られなくなるよ？」


RL揚： 　ある、静かに雪の降る家の、暖炉の傍で一組の男女が、席に着いて会話をしている。


RL揚： 女「ええ、構わないわ。」


RL揚： 　女は長く赤い髪を揺らしながら答えた。


RL揚： 男「──僕としても異存は無い──まぁ、その内こんな風になるんじゃないだろうか、という気はしていたしね。」


RL揚： 　黒衣の男は苦笑と共に溜息をついた。


RL揚： 男「ただ、君がその決断をしたと言うのが少し意外なだけで。」


RL揚： 　女は溜息を吐く。


RL揚： 女「構わないわ。どうせ今のままでは意味の無い物だもの。」


RL揚： 男「彼が　─────　く事が出来なければ、かい？」


RL揚： 女「そう。合理的でしょう？」


RL揚： 　女の台詞に、参った、と言うように両手を挙げ、


RL揚： 男「──全く、君の我侭には呆れるよ。これで何度目だい？」




RL揚： 女「さて──何回目かしら？　さ、始めて頂戴。」