《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ 魔術争乱“りにまれ”

Ending...#3
シーンカード:マネキン(愛)
メインキャスト:颯花
舞台:ヨーシュ宅 幽屋
《難攻不落》っ!!!TOPトーキョーNOVAオンラインセッションリプレイ妄りに誕まれエンディングフェイズ4th

颯花in舞台裏: ぶはぁ。
武誠in舞台裏: ……なんとまぁ。
颯花in舞台裏: や、やられたのは久しぶりですじょ。 <シーンカード
アゼルin舞台裏: …わォ(笑)
RL伏見堂in舞台裏: ちなみに、コレ。最後の一枚だというのが健気な俺のデッキ(笑)
武誠in舞台裏: ああ、健気な。w <最後の一枚

RL伏見堂in舞台裏: んじゃ、サックリいきますか。舞台はどこにします?
颯花in舞台裏: ヨーシュんち。w

颯花in舞台裏: さて、 アゼル、来る?
アゼルin舞台裏: ………(悩) ……で、出て良いなら、行きませうか?
颯花in舞台裏: うぃ
颯花: 「……ふぅ。」

颯花: ぽけー、と縁側で月を見上げている。
颯花: 果たして、仲直りは為ったのだろうか?
颯花: 自分でもまだ、実感は沸いていない。 会うだけで片の付く話であれば、そもそもあんな風には拗れない。

颯花: 「………馬鹿。」

颯花: 尋ねていった時、セーフハウスで見た、URの分心に追い返された時の気持ち。 決戦の後、URを引き止めていた彼を見た時の気持ち。
颯花: 未だに、腹の中でぐるぐる渦巻いている。
颯花in舞台裏: さぁ、家紋。
武誠in舞台裏: 頑張って下さいな。w <御二方
颯花: 「………はぁ………」
アゼル: 「―――…颯花?」

颯花: 「……アゼル?」 部屋の襖の向こうから掛けられた声に振り向き
颯花: 「いいよ。入って。」

アゼル: 「―――…ん」襖を開けて入ってくる。
颯花: 「…いらっしゃい。」

颯花: 縁側でぽけっと月を見上げたまま

アゼル: 「―――…」縁側に座る颯花の隣りに座る。
颯花: 「……久しぶりだね。」
アゼル: 「そう、だな―――」

颯花: 「……何か、変わった事は、あった?」
アゼル: 「…ああ」
颯花: 「…」
颯花: 「どんな?」

アゼル: 「―――…寂しかった」
颯花: 「なんで?」
アゼル: 「オマエが、居なかった――」
アゼル: 「…だから、寂しかった」

颯花: 「………」
アゼル: 「………我儘か?」
颯花: 「うん。」 アゼルの肩に頭を乗せて見る

アゼル: どこか困った顔をしている。叱られた子供のような表情―――

颯花: 「…まだ、結論は出ない?」
アゼル: 「―――…出ている、かもしれない」
颯花: 「……」
アゼル: 「…だが、言葉にできない」
颯花: 「……むぅ。」
アゼル: 「―――…すまん」
颯花: 「いいよ。アゼルだもんね。」

アゼル: 「…ただ、言えることが、一つだけある。…聞いてくれるか?」
颯花: 「なぁに?」

アゼル: 肩に乗った颯花の頭に手を添える。

アゼル: 「―――…愛している」

アゼル: 少女の髪を、指で梳く。

アゼル: 「……この言葉は、オマエにしか、言わない」
颯花: 「……うん。」
颯花: 「……あたし、は……こんな、だから。」
颯花: 「また妬くから、覚悟しといてね。」
アゼル: 「―――…判った」

颯花: 「―――…愛してるよ」
アゼル: 「―――…」黙って頷く。

アゼル: 言葉が出なかった。あまりにも幸せ過ぎて。自分には勿体ないほどの、幸せ―――
アゼル: その時、きっと心は液体なのだと、訳もなく思ってしまった。
アゼル: 溢れるから。自分の中には収まりきらないから。
アゼル: だから、今―――…頬を流れているのだろう。





RL伏見堂: ────…Scene End...


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