《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ 魔術争乱“りにまれ”

Ending...#2
シーンカード:チャクラ(調和)
メインキャスト:武誠
舞台:自宅
《難攻不落》っ!!!TOPトーキョーNOVAオンラインセッションリプレイ妄りに誕まれエンディングフェイズ2nd

武誠in舞台裏: ……図ったようにキーカードが来ますねぇ。
RL伏見堂in舞台裏: 舞台、どこにします?
武誠in舞台裏: 帰りますかねぇ。 約束もありますから。 玉の家に。
*** Hu-ka is now known as AD_Yui
<#神舞台裏:AD_Yui> (`・ω・´)  さぁこい
武誠in舞台裏: んでは、行きますか。
武誠: 「……ふむ」

武誠: 世界は無事に廻っていられるようだ。
武誠: 白み始めた夜空。無事に迎えた夜明けを前に、決着の行く末を知った。

武誠: 名も知らなかった武器を託された人への報告もそこそこに、
武誠: あの家から立ち去ってしまった。……一刻も早く、自分の約束を果たしたかったからだ。

武誠: そうして、朝早くだと言うのに、彼女の家に辿り着いた。
武誠: 玄関の扉の前。インターホンを鳴らす。

AD玉: 宵如『はい。芙でございます。』
武誠: 「早朝からお邪魔する」

AD玉: 宵如『武誠様、おかえりなs───
AD玉: 『武誠かっ?!』

AD玉: ずでっ(背後で宵如が転んだ音

武誠: 「玉に……っ?!」  いきなり差し挟まれた声に、言葉が途切れる。
武誠: 「今、戻った」

AD玉: 玉『直ぐに扉を開ける。早う入れ。』
AD玉: 扉の鍵が開く

AD玉: 宵如『…玉様』
AD玉: 『す、すまん、宵如……』
武誠: 扉を開ける。

AD玉: ぱたぱたと走ってくる芙玉

AD玉: 「おかえりなのじゃ。」
武誠: 「ただいま」

武誠: 再びくぐる事が叶った玄関。そこに立って、いつも通りの言葉を返す。

AD玉: 「……怪我はしておらぬか?」 仔細に観察
武誠: 目立った変化はない。居ずまいだけなら、ここに居てもおかしくはない恰好。

AD玉: 「…特に緊急で治療が要る物は無いか。善し。」
武誠: しかし、皮膚が露出する場所には、例外なく細かい切り傷と汚れが目立つ。……返り血と、埃が混ざったような汚れ。

武誠: 「手当てしてもらったあとで、すぐに怪我をするわけにはいかぬだろう」  苦笑まじりで、返す。
AD玉: 「むぅ。でもちょっと汚れすぎなのじゃ。そのままでは家には上げてやら無いのじゃ。」 (ぷん
武誠: 「ああ……すまない」
AD玉: 「風呂を沸かしてあるから、入ってくるのじゃ。 出てきたら、傷口に薬を付けねばな。」
武誠: 「それはありがたい」

武誠: 「……傷なら、何もせずとも、大丈夫だ」  真新しい傷の具合を確かめるように、衣装の上から触れる。
AD玉: 「むぅ……武誠、少しは自分の事にも頓着するのじゃ。」 風呂へ連れて行きながらお説教

武誠: 袈裟斬りに胴を裂いた刀傷……否、『殺意』は、もはや何の熱も、痛みも持たない。

武誠: 「……頓着しておるつもりだ」
AD玉: 玉「むぅ。」

武誠: 「自分に我が儘だからこそ、こんな時分に、貴女を訪ねた」  足を止めて、芙玉嬢に向き直る。
武誠: 「貴女の下に、帰ってきたつもりだ」

AD玉: 「………っ。」 さっ、と表情に朱が注す。 同じく足が止まり、武誓の顔を見つめる

武誠: 少年から青年へ。体格や面立ちからは、幼さが削げ落ちかけている。
武誠: が、眼とその言葉だけが、変わらない。
武誠: 未だに、幼い。

AD玉: 「……武誠。」
武誠: 「何だ?」

AD玉: 「……嬉しい。」
AD玉: それだけ。 朱に染まった表情で大層苦労して伝える。

武誠: 「…………あぁ」  表情に見惚れたのか、彼女の気恥ずかしさが移ったのか。
武誠: 肝心な言葉を言うタイミングを逸した気がする。

武誠: それでも、伝えるべきだろう。自分が刀を取る理由、戦う理由は、今、目の前にあるのだから。
武誠: 「玉」

武誠: 「約束を、反故にするつもりはない。これからも、だ」
AD玉: 「うん。」

AD玉: 「……約束、じゃ。」 手を差し出してみる。小指を。
武誠: 「ああ」  その行為の意味を知るように、小指を絡める。

AD玉: 「……違えては、ならぬのじゃ。」 指を絡め誓いを確認する
武誠: 「貴女も、だ」  誓約、に近い響きを籠めて、そう告げる。

武誠: ……いつからこんなに我が儘になったのだろうか。

AD玉: 「……何を、誓えば良い?」
武誠: やや躊躇いながら、言葉を繋げる。

武誠: 「……貴女に、貴女の父上にも、言った言葉を」
AD玉: 「そ、それを、今ここでか?」 ちょっと悲鳴のような響き。

武誠: 「ちゃんと憶えているなら、それでいい」  おもしろそうなものを見る目で、微苦笑を浮かべる。
武誠: 「ただ、忘れないでほしい。……憶えているのは、貴女一人だけになった」
AD玉: 「ず、ずるいのじゃ。 ……わかった。誓う。」
武誠: 「ありがとう。……どうか、許してほしい」

武誠: 謝罪するような響きで告げてから、慣習どおりの手続きを踏む。

AD玉: 「うむ。」



AD玉: 「 我愛称 」
武誠: 「……玉と、生涯、共に在り続ける事をお許しください」



武誠: その言葉は、誓いであり、謝罪でもある。
武誠: 人の命を束縛することは、生き方を束縛することもである。……その愚行を重ねるとわかっていても、
武誠: やはり、この気持ちは譲れないのだと、思い知らされた。
武誠: たったひとつしか選べなかった自分が、譲れなくなってしまったものだ。
武誠: それを確かめるように、芙玉嬢を両腕に抱き締める。
武誠: 日の出が静かに、N◎VAを照らす。



AD玉: 「……ん……」



武誠: 朝が、また来る。
武誠: 世界が、また始まる。
UR in舞台裏: ラブラブだ
アゼルin舞台裏: うむ

<#神舞台裏:AD_Yui> にゃふぅ。
UR in舞台裏: とろけてるとろけてる
<#神舞台裏:AD_Yui> ごろんごろん

武誠in舞台裏: てわけで、 切ってください。
武誠in舞台裏:                            ばたり





RL伏見堂: ────…Scene End...


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