《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“灰色の記憶”

───“灰-ASH-”

かつて、魔術の世界において、伝説とまで言われた魔術師の称号。
敵対するもの、その悉くを灰燼に帰したその逸話は、未だ密やかに語り継がれている。

やがて時は流れ、その二つ名は彼の最高の弟子へと引継がれた。
だが、その裏には一つの因縁と、それに始まる一つの物語があった。

トーキョーN◎VA the Detonation

 灰色 の 記憶 - Ash Memory -



───運命の輪は、時の流れを受けて回り始める。






オープニングフェイズ1st
シーンカード:レッガー
メインキャスト:煉
舞台:ク・リトル・リトル闘技場 〜六年前
《難攻不落》っ!!!TOPトーキョーNOVAオンラインセッションリプレイ灰色の記憶オープニングフェイズ1st


RL sjinji: (六年前)

炎業in舞台裏: ナント
ティエユin舞台裏: いきなり回想だ!
煉in舞台裏: おぉ
炎業in舞台裏: 凄いやw

RL sjinji: 『灰は灰に、塵は塵に…鉄屑は鉄屑に……』

RL sjinji: 広い空間に響く言葉。 君の前には、背の高い青年が、木剣を構え、こちらを睨んでいる。

煉: 「………」 いつでも動けるよう、両足に力を込め

煉: 呑まれない様に腹に力を入れて睨み返す。


RL sjinji: 敬一「……どうした?かかってこないならこちらからいくぞ?」
RL sjinji: 魔力を身にまとい、微かな笑みと共に挑発する。

煉: 「はっ……余裕を見せていられるのも、今の内だけだよ。」 じり


煉: IANUSメッセージ『───演算開始 ────』

煉: IANUSメッセージ『────パターン1から1652まで却下。』
煉: IANUSメッセージ『────パターン1653承認。』


煉: IANUSメッセージ『     ────Action !!!────     』



ジャッ!

煉: 煉の姿が一瞬掻き消え、次の瞬間には背後に現れ単分子鞭で首を狙う

RL sjinji: 敬一「速い。が、こちらの行動予測を上回るほどじゃないな」
RL sjinji: 呟くと同時に身を沈め、銀線を交わす

煉: 「ハッ!」
煉: 交わされるのは計算の内
煉: 本命に反対の右腕に構えていた大型拳銃の引き金を搾る



DOM! DOM! DOM!

RL sjinji:  響く銃声。だが、その悉くが弾かれたことを、サイバーアイの視界が告げる
RL sjinji: 同時に喉元に走る、閃光の如き一撃


RL sjinji: カゲの身体能力を上回る。反応不可の一撃。

煉: 「くっ!!!」
煉:   IANUS『回避不能 回避不能 回避フノ……』

RL sjinji: 次の瞬間、煉の体は壁まで吹き飛ばされていた。


RL sjinji in舞台裏: 〈ク・フレ〉炸裂
煉in舞台裏: ぐはぁ。 当時は〈空蝉〉+〈猿飛び〉が関の山だったよ!w

煉: 「くはっ……」

RL sjinji: 敬一「まだまだだな。からめ手を使いこなせないようじゃ、その戦い方には意味がない」冷たい視線が君を見下ろす。

煉: 「くそっ……まだだ!」 軋む身体を無理矢理立ち上げようとして

煉: 失敗する。

煉: 「ぐ……」

RL sjinji: 敬一「煉。お前が師匠の名を継ぐなど、10年早い」動けない煉へと、非情の刃がふり上げられ……


煉: IANUS『警告:心肺機能に著しい負荷が掛かっています。リミッターの再設定を……』


煉:ふざけるなぁぁぁぁっ!!!

煉:   IANUSの静止を振り払って迎え撃つべく立ち上がり

RL sjinji: 敬一「寝ていろ」だが、一瞬早く、上段からの斬撃が振り下ろされる。






煉: そう。立ち上がったところ、彼が剣を振り下ろしている所までは覚えている。
煉: ………そこで、記憶が途切れた。





RL sjinji: ───“灰-ASH-”。その二つ名を継ぐ、後継者の試験はこうして終了し、資格は勝者へと贈られる筈だった。


RL sjinji: ───だが二日後、ベッドの上で意識を取り戻した煉は意外な事実を聞かされる。


RL sjinji: ───直後に起きた、天城 敬一の謎の失踪。そして、後継者として煉が選ばれた事を。







煉: 「………ふざ……けんな………っ!」  ベッドの上で、呻いた。




RL sjinji: シーンエンド




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