《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“奪還”
クライマックスフェイズ5th
シーンカード:ミストレス
メインキャスト:煉
舞台:暗い洞穴
シーンカード:ミストレス
メインキャスト:煉
舞台:暗い洞穴
柘榴in舞台裏: さて、ポップコーンでも齧りながら見るか
煉: 「鈴──────ッ!!!!!」煉: 駆ける駆ける駆ける駆ける
RL蒼天: 足元を見ることすら叶わない闇、その奥に蛍火のような光がある
煉: 気配のする方へ。もう違える事無く。真っ直ぐに。障害物は乗り越え、或いは押し退け──
RL蒼天: 蛍火のような灯の元に鈴はいた
煉: 蛍火──その儚く頼りない存在でさえ、今までの捜索に比べれば、陽の光よりも強いとさえ言える。
煉: 「鈴!」
煉: その声は既に吼えるかの如く──
RL蒼天: 鈴「―――何しに来たの?」
煉: 「──決まっている。君を連れに来た。」
RL蒼天: 振り向くことすらせず
煉: 「………言ったはずだ。嫌われていても、連れて帰ると。」
RL蒼天: 鈴「ボクはそんなのを望んではいない」
煉: 「こんな場所に居たいと言うのかい?」
RL蒼天: 六統十二元……重力、虚無すら鈴は従え、灯の先を見ている
RL蒼天: 鈴「煉と一緒に居るよりはマシ」
煉: 「そんな事は認めない………父親として──僕は、君の普通な幸せを願う。」
煉: その姿に歩み寄る。
RL蒼天: 鈴「普通なんて判らない癖に」
RL蒼天: ボソッとつぶやく
煉: 「ああ。分からない。僕は普通の人生を歩む事が出来なかったから。」
煉: 「だからこそ余計に……普通に憧れる」
RL蒼天: 鈴「ボクは、コレで十分だよ―――終われば帰るんだし」
煉: 手を伸ばせば届く距離まで歩み、足を止める。
煉: 「彼は去ったよ。………それでもこれを起こすのかい?」
RL蒼天: 鈴「おじさんの家は知っているもん。―――」プイ
煉: 「そうか………」
煉: 「鈴…お母さんの事は…何て聞いてたんだい?」
RL蒼天: 鈴「知らない。聞かなかったし」
煉: 「あれ?僕のこと、嫌ってた理由ってそれじゃなかったの?」
RL蒼天: 鈴「詳しくは聞いてないもん。ボクも御母さんも棄ててどっかに行った酷い男がいたって教えてもらった」
煉: 「じゃぁ、僕のことを嫌いなのは何でかな?」
RL蒼天: 鈴「―――一番居て欲しい時に居ない役立たずだから」
煉: 「なるほど……辛かったんだ?」
RL蒼天: 鈴「アンタなんかに話すことなんて無いもん」
RL蒼天: プイ
RL蒼天in舞台裏: 駄々をこねていますな。 見事な駄々を
朧in舞台裏: ‘‘)あーこー
朧in舞台裏: ‘‘)頭をこつんと小突き回してやりたい
RL蒼天in舞台裏: はははw
煉in舞台裏: あっはっはっは。
柘榴in舞台裏: あっはっは
煉: 「困ったな………」朧in舞台裏: ‘‘)あーこー
朧in舞台裏: ‘‘)頭をこつんと小突き回してやりたい
RL蒼天in舞台裏: はははw
煉in舞台裏: あっはっはっは。
柘榴in舞台裏: あっはっは
煉: 苦笑いを浮かべ──そう、笑みを浮かべている
煉: 「如何すれば、赦してもらえるかな?」
RL蒼天: 鈴「赦すつもりなんて無いもん」
煉: 「役立たずの部分を治しても?」
RL蒼天: 鈴「もう直らないもん。その時にはおじさんが居たから」
煉: 「そっか………」
煉: 寂しそうに笑い
煉: 「ごめんね。」
煉: 「──僕も一緒に居てあげたかったよ。」
RL蒼天: ぷいっと向いている
煉: 「ちょっとごめん──よ」
煉: ぐいっと手を取って引き寄せる
RL蒼天: 鈴「な!?」
煉: ぎゅっと、
煉: 両手で捕まえる
煉: 「ずっとね、こうしてあげたかったんだ。」
RL蒼天: 鈴「………か…こ……いわ……で」
RL蒼天: ボソボソと何かを呟く
煉: 「──僕の娘だって、聞いた時、僕に娘が居るって聞いた時、涙が出たよ。」
煉: 「──キミのお母さんと、僕の子供が──生きてこの世界のどこかに居る、って聞いた時──ね。」
煉: 「だから──」
RL蒼天: 鈴「だから?」
煉: 「きっと、僕は嫌われてるって思ったけど──僕はキミの事を『愛してる』って言う為に──」
煉: 「ずっとがんばったよ。」
RL蒼天: 鈴「勝手なことばかり…………」
煉: 「うん──わかってる。」
RL蒼天: 鈴は涙目で睨んでいる
煉: 髪を──母譲りであろう金色のそれを撫でるように手を動かす。
煉: 「最初に、電話で話をしたとき、言い出せなくてごめん──」
RL蒼天: 鈴「………」
煉: 「それと、生まれて来てくれて、ありがとう。」
煉: 「ずっと、言いたかった。」
RL蒼天: 洞窟が崩壊していく音が聞こえてくる
煉: 「──帰ろう?クリスも──お母さんも、待ってる。」
RL蒼天: 鈴「―――ボクはアンタをお父さんなんて呼んでやらない」
煉: 「──ん。」 ぽん、ぽん、と背中を叩き
RL蒼天: 暖かいと知りつつそれを拒むように言う
煉: 「それでも良いよ。でも──お母さんには逢って上げて。」
煉: ぎゅ、と抱き締め
RL蒼天: 鈴「―――アンタ達なんて大ッ嫌いだ。」
RL蒼天: 涙を流して叫ぶように言う
煉: 「──じゃあ、無理矢理連れて帰る。」
煉: その涙に口付けをして
煉: 神業《天変地異》
DIVINE WORK《Catastrophe》
煉: 空間が歪む
煉: 風が吹き込む。
煉: 外からの風が。
煉: ──彼の恋人の纏う、彼女の母の乗る風が
煉: 自分たちの帰るべき場所から
煉: ──道を示す様に。
煉: 誘われ──
煉: ──跳ぶ
煉: 空間が歪む
煉: 風が吹き込む。
煉: 外からの風が。
煉: ──彼の恋人の纏う、彼女の母の乗る風が
煉: 自分たちの帰るべき場所から
煉: ──道を示す様に。
煉: 誘われ──
煉: ──跳ぶ
柘榴in舞台裏: ………達?
RL蒼天in舞台裏: 達ですな
柘榴in舞台裏: え、ナチュラルに俺達まで入ってるん?
RL蒼天in舞台裏: 違う違う
煉in舞台裏: 鈴w
煉in舞台裏: 煉&鈴で達w
朧in舞台裏: ‘‘)そこの異様に歳の近い親子じゃ?
煉in舞台裏: 3歳差だよ!畜生。 妹じゃねぇか。 orz
RL蒼天: シーンエンドRL蒼天in舞台裏: 達ですな
柘榴in舞台裏: え、ナチュラルに俺達まで入ってるん?
RL蒼天in舞台裏: 違う違う
煉in舞台裏: 鈴w
煉in舞台裏: 煉&鈴で達w
朧in舞台裏: ‘‘)そこの異様に歳の近い親子じゃ?
煉in舞台裏: 3歳差だよ!畜生。 妹じゃねぇか。 orz
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