《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“奪還”

クライマックスフェイズ3rd
シーンカード:レッガー
メインキャスト:ALL
舞台:洞窟の中
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RL蒼天: 暗い洞窟の奥へと進むと………名無しと3名の男女が魔方陣の先にある穴を見ていた

RL蒼天: 名無し「さてと、後は坊主どもの足止めをすれば完了か」

煉: 「サクッと片付けて終わりにしよう。今更語り合う事なんて無いだろうからね。」

柘榴: 黙って刀を抜刀する

RL蒼天: 名無し「そーだな。当主候補は聞きたいことあるんじゃねぇか、例えば、忌呪復活の理由とか」
朧: 「そうだな。そも“封じられし者”ってのが何なのか」

RL蒼天: 御面を指先でカッカッと叩きながら
RL蒼天: 名無し「さーね。流石にそこまでは分からなかったな。だからこそ呼ぼうとしているわけだが」
RL蒼天: カッカッ

朧: 「前のアレはもう存在しないはずなんだが」
RL蒼天: 名無し「いや、例外があるぜ?」
朧: 「例外?」
RL蒼天: 名無し「神凪級長津は何故生きている?」
朧: 「……」

RL蒼天: 名無し「あそこの覗き見は面倒だったがまぁ出来なくはなかった。神凪涙という娘が写本を使いそれを望みそれが叶ったからだろう」
朧: 「妹の最後の術、だったな」
RL蒼天: 名無し「その娘は級長津という例外を作ってしまった」
朧: 「かなえた存在を作ったってか…」

RL蒼天: 名無し「その願いは、アレの一部というべき存在をアレがなくなった後の世界に残るようにする望みだったわけさ」
朧: 「困ったもんだ」
RL蒼天: 名無し「つまり、アレの一部は……この世から消え去らずに存在し続けている」

RL蒼天: 名無し「それが忌呪復活の要因だ」
朧: 「(一部ってか、実際には消え去って無いんだが)」

RL蒼天: 名無し「つまりは、神凪涙が裏切ったというわけだ。良いかな?」
朧: 「流石、駄目男の面目躍如だな、なかなか還ってこねーと思ったら」



煉: 「またそちらの家の話か──何処までも手間をかけさせる。」
朧: 「やれやれ、だ」

ジャラン―――
柘榴: 「――さて、話は終わりかな?――正直、何が何だか知らんが――お前は敵だ、そうだな―――」

柘榴: 一歩踏み出す
柘榴: 真っ直ぐに、名無しを見る―――否、殺意を以って――視る

RL蒼天: 名無し「俺がアヤカシとの融合実験をしていた理由は適合因子を探す為だった。封じられし者もアヤカシらしいからな。希少な一部を使用する前にアヤカシ実験をしたんだが―――やれやれ、もっと語らせろよ。ラスボスの語りを止めるのは無粋だぜ」
RL蒼天: 名無しは詰まらなそうに柘榴を見る
煉: 「残念ながらその暇が無い。君が時間を掛けすぎた。もっと素直に此処に通すべきだったな。」
RL蒼天: 名無し「やれやれ、忙しない連中だ」

朧: 「ま、俺らがあの駄目男に居て欲しかったのが本音だから…仕方無いやな」

柘榴: 「―――……どっちが詰まらない存在かこの際だ、はっきりさせてやる、お前は殺す、煉さんの娘は取り戻す、香ちゃんも――だ、苦労話は閻魔にでもするんだな」
RL蒼天: 名無し「おーそういえば、香をお前さんはどーするつもりだ?娶る気か?」
RL蒼天: 柘榴に問う

柘榴: 「は、お前と一緒にすんな、普通に暮らさせて、いい男でも見つけさせて、ささやかで、でも幸せな人生でも歩ませてやるさ」
RL蒼天: 名無し「クックック、半端な覚悟だな。故に色々と画策できるのだが」
RL蒼天: 嘲う

RL蒼天: そして、2名、名無しの前に現れる
柘榴: 「そうやって精々見下して嗤ってろ、直ぐに――引き摺り下ろしてやる――ッ!!」
RL蒼天: 名無し「……さて、香という娘はそんなことを望むかな。おおっと、語りは嫌いだったなさて足止めをさせてもらおう」



RL蒼天: 名無しは後に下がり、3名のうち二人は前に一人は少し後ろに立つ
朧: 「素直に通してくれる、はずは無いよなぁ」
煉: 「じゃぁ、始めようか。──やっとかと思うと正直げっぷが出る思いだが──素直に通さねば斬り捨てる。
柘榴:―――死にたい奴から前に出ろ、刻んで、解して、並べて、晒してやる―――
朧: 「血の気の多い連中だな」


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