《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ 魔術争乱“くはしりて うがごとし”

■Ending#2
メインキャスト:アゼル・UR
シーンカード:ハイランダー・逆 (偽りの希望)
舞台:●N◎VA郊外・上空
《難攻不落》っ!!!TOPトーキョーNOVAオンラインセッションリプレイ魔術争乱“疾くはしりて 患うがごとし”エンディングフェイズ2nd

アゼルin舞台裏: お、おお?
UR in舞台裏: 逆位置指定だw
Judas in舞台裏: やはり、敵はまだ居るとッw
RL伏見堂: 破壊の跡は癒されつつある―――…それでも全てが癒された訳ではないが。



アゼル: 「―――…UR…」
UR: 「何だ?」

アゼル: 「…神は、死ぬのか?」
UR: 「…神は不滅だ。現世の躰を失おうとも存在が消えるわけではない。」
UR: 「だが、その性質を変貌させる事は在る。」
アゼルin舞台裏: ああん、くそ、このRLはどこまで焦らせばッ(笑)
UR in舞台裏: てきとーにほざき続けていいのか?漏れ
RL伏見堂in舞台裏: えー どんどん喋っちゃってください(何
アゼル: 「―――…疫神や…歪神のように、か?」
UR: 「彼柱は、嘗て楽園を守護する存在であった。」
UR: 「――だが、其は過去の事、外つ存在との関わりを深くすれば神とて変容する。――それが彼者達」

UR: 「虚神は、楽園にて最後に生み出された神だ。――変容した全ての神々の敵対者として、楽園が失われた今もそれは変わらぬ。」
アゼル: 「…………」
UR: 「虚神とて、いずれは変容する日が来るだろう。其と関わった者、諸共に。」



アゼル: 「―――…変わるのは…怖いか?」
UR: 「我は魔導書。其を望む者に力を与えるのみ。――恐怖はない。」
UR: 「――だが、楽園の記憶は失われるな。」
アゼル: 「……そうか」

UR: ―そうではない。

UR: 「…………」
アゼル: 「―――…UR…?」

UR: 「風を喚び起こす。――彼の者の厄は払われ、古の姿を取り戻すだろう。」
アゼル: 「………そう、か」 URの言葉に笑みを浮かべる。



UR:  ――変容はいずれ訪れる。全ての者は逃れる事はできない。――
UR:  ――だが………――



UR: 《守護神》
DIVINE WORK《Guardian》

UR: “風”の厄を払い、その本来の姿を取り戻す。

UR: その代償は同じく神の力。そして神を喚ぶ者へとそれが降りかかる。

UR: 少女の姿のまま、アゼルへと触れ、口づける。
UR:  ――全てが終わるまで、お前が関わる事もあるまい――
UR: 《霧散》
DIVINE WORK《Disappear》

UR: そのまま、少女の姿は消えていく


UR: ――(私は恐れている。そう、恐れている…何よりもこの者が変容してしまう事を)――


UR:  ――さらばだ――

UR: 《守護神》による代償を《霧散》で受け、そのまま、退場する。
アゼルin舞台裏: え、お? ……お、俺、置き去りッ!? つぅか、墜ちるッ!?(笑)
UR in舞台裏: エニグマは別キャラだから、残るじょ 維持してる限りはw
RL伏見堂in舞台裏: ちなみに、さらばって、誰に向けたのかにゃー?w アゼルかにゃー?(笑)
アゼル: 「…………UR…?」

アゼル: 少女の…否、魔導書の名を呼ぶ―――
UR: 返答はない。虚神も、その姿を薄めつつ、地上へと近付く。
アゼル: 先程までの笑みは消え…何処か置き去りにされた子供のような、不安げなものへとかわる。
アゼル: 制御できない躯が、半ばぶつかるように地面に降り立つ―――



アゼル: 「―――…UR…ッ」

RL伏見堂: 本来の姿を取り戻した風神が、頭上で踊る。その風に吹かれて、急速に光神が消えてゆく―――
RL伏見堂: 風が止む頃には、もはや神の姿は無い。

アゼル: 「…………」

アゼル: 虚無感。
アゼル: 胸を満たすその感情の名を今は知っている。かつて在ったものを取りこぼした―――あの感情を。
アゼル: 彼女と交わした口付けは、やはり冷たく、しかし柔らかかった―――…

RL伏見堂: 光は消え、今は闇が世界を覆う。遠く見える街の明かりは儚い。



RL伏見堂: そう、今は―――…“闇 -Nox-”が統べる世界だった。



RL伏見堂: 「―――…アゼル―――」

アゼル: その声に反応し、咄嗟に剣を抜く。

アゼル: 「―――…イヴリス……ッ!!」

RL伏見堂: 身に纏う衣は白。闇の中でさえ映える色―――

RL伏見堂: 「―――…虚神祭祀書は、どうした」
アゼル: 「……………」
RL伏見堂: 「棄てたか。否―――…棄てられた、か」

RL伏見堂: あの眼が君を見る。ただ事実を告げるその眼は―――…だからこそ、厳しい。

RL伏見堂: 「―――どうする。…神を呼べば、己をとめられる、かもしれん」
RL伏見堂: 「―――それとも」腕を前に出す。

RL伏見堂: 「…その身で己と対するか、“魔術師 -Magius-”」
アゼル: 「―――…」剣を構える。

RL伏見堂: 「―――愚か」

アゼル: 《不可知》
DIVINE WORK《Insensable》

アゼル: 神速で動く。
アゼル: 踏み込む速度は、正に光の如し。
アゼル: 数々の魔を祓う一撃。

アゼル: そう、目前の魔術師も―――…やはり、自分が祓うべき魔、そのものなのだから。
アゼル: 手を抜くことは許されない。例え―――例え、己の心が揺らいでいても。
UR in舞台裏: うわ、負け演出w
アゼル: 《死の舞踏》
DIVINE WORK《Danse Macabre》

アゼル: 敵の動きを止め、神罰の一撃を叩く。
アゼル: 今までも、これからも―――…この一撃が破られることはないだろう。

アゼル: そう、信じてきた。
RL伏見堂: 《天罰》
DIVINE WORK《Nemesis》

RL伏見堂: 「―――…これがオマエの全てか」

RL伏見堂: 放たれた一撃は、しかし、敵を穿つことは無い。
RL伏見堂: “闇 -Nox-”の手の平に握られているのは刃。その手の平からは鮮血が滴る。

RL伏見堂: ぽたり、ぽたり、と血が大地にしみこむ。
アゼル: 「な……」

RL伏見堂: 「―――…そうか」剣を放ち、口を開く。

RL伏見堂: そして、言の葉を紡ぐ―――



RL伏見堂: 「Abreq ad habra―――」



RL伏見堂: その呪に反応して降りるは神。
RL伏見堂: その姿、その威光、その威圧は―――…かの虚神にも劣らず。

アゼル: 「………ッ!!!」
RL伏見堂: 「―――…どうした。呼ばないのか―――…ならば…」

RL伏見堂: 神が腕を挙げる。鉄槌―――その表現が正に相応しい。
RL伏見堂: 神罰を与える為の拳が―――

RL伏見堂: ―――…振り下ろされた
Judas in舞台裏: うわーw

Judas in舞台裏: エセルドレーダ北ーw
RL伏見堂: ―――…Scene End...


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