勇： あちこち回って、最後に辿り着いたのは館の屋上。

RL揚： モー「〜♪」　満月を見上げて鼻歌
勇： 「………」しばらく、その姿に見とれる。
RL揚： モー「♪」　　背中から〈天使〉の羽を生やしている（ぉ

勇： 「……ぇっと。モル姉」
RL揚： モー「……おそぉぃ。」　振り返る

勇： 「ごめん」横に歩み寄る。
勇： 「それで、今日。モル姉の誕生日だから、プレゼントがあるんだ」
RL揚： モー「……そっか、もうそんな時間か。」

RL揚： 日付が変わっているらしい。ｗ




勇： 「うん。それで」花を差し出す。
RL揚： モー「……これ、大変だったでしょ？」　くすっ
勇： 「……知ってたんだ。この花のあった場所？」
RL揚： モー「そりゃぁね。ここじゃ有名な話だし。」

勇： 「……まぁ、双夢や火座納と一緒だったから。あいつ等にも助けてもらったし」
RL揚： モー「うん。」


RL揚： モー「ありがと。うれしい。」　花を受け取る
勇： 「良かった。喜んでくれて」笑顔で頷く。


勇： 「……それで、さ。実はもう一つ、あるんだ」
RL揚： モー「なぁに？」
勇： ポケットの中に手を入れ───

勇： 《天変地異》




RL揚： モー「何かしら？」　笑顔で受け取る
勇： 「……開けて、みて」緊張した顔と声で、言う。
RL揚： モー「ん。」　　小箱のふたを開く

勇： ───中に入っていたのは、ダイヤのついたシンプルな指輪。

RL揚： モー「…指輪？」　微笑みながら首を傾げる。。
勇： 「うん」
勇： 「その、リングの内側を、見てくれれば、解るよ」
RL揚： モー「……」　箱から取り出して、見てみる


勇： 『勇より、モルゲンステルンに。永遠の愛を込めて』
勇： ───そう、刻まれている。


RL揚： モー「……確かに受け取ったからね。」　　それを左手の第4指へ嵌める

勇： 「……いい、の？」
RL揚： モー「あら、他の場所が良かった？」

勇： 「そうじゃなくて。俺の事とか、状況とか知ってるでしょ？」
勇： 「だから、断られる事も覚悟してたんだけど」

RL揚： モー「ふふ。」
RL揚： モー「それは君が何とかする問題よね？」　あくまの微笑み
勇： 勇「うっ……」

RL揚： モー「だから、これは“engagement ring”。」
RL揚： モー「一日でも早く、“wedding ring”になる事、期待してるからね。（はぁと」　あくま
勇： 勇「………。敵わないな、本当」(苦笑


勇： 勇「一度くらい、あっけにとられた顔を、見てみたかったんだけど」
RL揚： モー「ばか。　基本に忠実すぎるのよっ。あんたはっ。」　赤

勇： 勇「他に思いつかなかったんだよ。これしか」(ポリポリ)

勇： 勇「……まぁ、俺は俺なりに、答えだせるように努力するから。今は、モル姉……じゃなくて、モーがそれを受け取ってくれたことが、嬉しい」

勇： 　にっこり笑って、そう告げる。


RL揚： モー「……ふふ、じゃ、お返し……」　両手を勇の首に回して引き寄せ……

勇： モーの腰に手を回して……

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