《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“神凪の業”
シーンカード:ハイランダー
メインキャスト
舞台:幽屋〜煉の居城
煉: 「………。」 目を覚ますのを、枕元の椅子に座って待っている。
煉: 「……(笑わなきゃ。 ……クリスが目を覚ました時、笑っていてあげなくちゃ)……。」
RL蒼天: クリス「・・・・・・・・・」時折苦しそうにうめくが・・・・・・・・・しばらくして、おさまり目を開く
RL蒼天: クリス「あ・・・・・・・・・」
RL蒼天: 自分の知らぬ場所に戸惑いを感じている
煉: 「おはよう、クリス。」
RL蒼天: クリス「・・・・・・れ、ん君?」
煉: 「うん。」 微笑みながら、そっと抱き寄せる。
RL蒼天: クリス「・・・・・・・・・煉君・・・・・・ごめんなさい」
RL蒼天: 抱き寄せられて泣き始める
煉: 「……謝らなくても良いよ。」
煉: ゆっくり、左手で髪を撫でながら
RL蒼天: クリス「だって、だって、ずっと・・・・・・見てたから」
RL蒼天: クリス「私が煉君に酷い事をしたときも・・・・・・」
RL蒼天: はっとして煉から離れようとする
煉: ぐっ、と腕に力を込めて、放さない。
煉: 「駄目。」
煉: 「やっと……つかまえた。」
煉: 「……なのに、またどこかに行こうとしたって……許さない。放さないよ。」
RL蒼天: クリス「離して・・・・・・私は煉君に抱きしめられる資格なんて・・・・・・たくさん、人やアヤカシを殺しテ・・・・・・あの子すら、煉君の子だって・・・・・・護れなかったんだから」
RL蒼天: 泣き続ける
煉: 「懺悔なら、僕が聞く。 辛いなら、一緒に泣くよ。 ……償うなら、その罪を僕が半分、背負いたい。」
煉: 「……だから、何処にも行っちゃ駄目だ。」
RL蒼天: クリス「・・・・・・でも、でも」
RL蒼天: クリス「あの子を護れなかったのに・・・・・・」
煉: 「……だから、一緒に取り戻しに行こう。」
煉: 「あの子は、まだ生きてる。 僕たちの傍には居ないけれど、生きてるんだ。」
煉: 「だから、今度は一緒に、迎えに行こう。」
RL蒼天: クリス「え・・・・・・本当?」
煉: 「……クリスにそっくりで………少しだけ、僕に似てた。」 抱き締めたまま、囁く
RL蒼天: クリス「・・・・・・・・・そうなんだ」
RL蒼天: 抱きしめられたままに
煉: 「……ちょっと、大きくなってたけれど。 今は、うん、元気だった。」
RL蒼天: クリス「良かった」
煉: 「だから、ね。」 あやすように頭を撫でる
RL蒼天: 震えている・・・・・・声が体が
RL蒼天: クリス「うん・・・・・・」
煉: 「……泣いちゃえ。 我慢する事なんか無い。」
RL蒼天: クリス「・・・・・・うん」
RL蒼天: そのまま、煉を抱きしめて泣き崩れた
煉: 「…………お帰り、クリス。」
RL蒼天: クリス「・・・・・・今は」
RL蒼天: 涙を流したまま
RL蒼天: クリス「・・・・・・今はまだ言わない」
RL蒼天: クリス「煉君との子を取り戻したら・・・・・・その時まで」
煉: 「うん。」
RL蒼天: クリス「我侭言ってごめんなさい」
煉: 「ううん。 嬉しいよ。」
煉: 「……我侭でも、君の声が聞ける。」
RL蒼天: クリス「・・・・・・」
煉: 「僕の子供が……クリスとの子が居たなんて知りもしなかったけど、それも分かった。」
RL蒼天: 黙って抱きしめる
RL蒼天: クリス「うん・・・・・・」
煉: 「なら、後はあの子を取り返すだけなんだから。」
煉: 「希望は繋がってる。絶対負けない。」
RL蒼天: クリス「・・・・・・そうだね」
RL蒼天: クリス「絶対に、取り戻そう」
煉: 「……不思議だ。 君が目を覚ますまで、僕も凄く不安だったんだけど……」
煉: 「こうしてると、全部吹き飛んだよ。」
煉: 微笑を見せてから、手を放す。
RL蒼天: クリス「キャ・・・・・・」そのまま煉に捕まったまま倒れこむ
煉in舞台裏: は、離れる心算が
上総in舞台裏: まぁ2年ぶりにあったんです。少しはくっついていても良いじゃないですか(傍観者その1
葵凛in舞台裏: 2年って長いですよね(その2
観客JB in舞台裏: まぁ、あれです。ばかっぷるですしな(その3
RL蒼天in舞台裏: 長いね
RL蒼天: 寄りかかりながら煉を見上げる
煉: 「……。」
RL蒼天: 何処となく恨めしげに
煉: 「………。」
煉: その表情に引き寄せられるように、
煉: 顔を寄せて、唇を合わせる。
煉: 二年ぶりに。
RL蒼天: シーンエンド
〜神凪〜