《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ 魔術争乱“いまねく ならむ”

■Climax#2
メインキャスト:アゼル・UR・颯花
シーンカード:イヌ(未知のものを恐れる)
舞台:●AGARUTA・坑道内
《難攻不落》っ!!!TOPトーキョーNOVAオンラインセッションリプレイ魔術争乱“災いまねく祥ならむ”クライマックスフェイズ2nd

颯花in舞台裏: エンジン暖機中
RL伏見堂in舞台裏: さァて諸君ッ
RL伏見堂in舞台裏: 少し遅れたが準備は良いかッ
辰魅in舞台裏: ok
九印in舞台裏: OK!
アゼルin舞台裏: 応!
颯花in舞台裏: GO!
RL伏見堂: 男―――“灰 -Strenger-”ディー・ラムレイは少女を抱いたまま、駆ける
RL伏見堂: 追走するアゼルと颯花を、しかし、誘うように、ただ走る。

アゼル: 「―――…ッ」 短く舌打ち。 何故、追える?
颯花: 「………」 手を引く男の背を、不安げに見詰めながら走る

RL伏見堂: 疾駆疾走、薄暗いリューキューの地下を風の如く駆け、行きついたのは―――

アゼル: 「―――…ッ」
颯花: 「ここは……?」

RL伏見堂: 廃墟、廃屋―――そう呼ぶのが相応しい建造物。
RL伏見堂: そして、かつては栄えた場所。そして、独りの―――男の始まりの地。
RL伏見堂: アゼルの脳裏を光景フラッシュバックする。

RL伏見堂: 誰かに手を引かれ歩いている自分。

RL伏見堂:    振り返る。煌びやかな建物が見える。
RL伏見堂:         自分は、あそこで―――売られていた。
九印in舞台裏: 煤@過去
辰魅in舞台裏: フラッシュバックきたー
颯花in舞台裏: キターw
アゼル: 「………ここ、は…」

アゼル: 真っ直ぐに正面を見る。
アゼル: 目前の男―――魔術師と対峙するために。

アゼル: 「…………俺が、買われた…場所、だ」

颯花: 「………そう。」 ぎゅっと、手を握る
UR: 「………」

アゼル: 何故売られていたのかなど判らない。
アゼル: 何処から始まったのかすらも―――…そもそも、始まったと言う事すらも。
アゼル: ただ、あるのは、今、ここにいるという自分。
アゼル: 薄っぺらい存在を保つ、温もりと感触。
アゼル: 薄氷の上を歩くような不確かな自我を刻み込みながら、少女の視線を受ける。
アゼル: 冷えた眼差しと、拒絶の形相。

アゼル: 怖い、怖い―――怖い。

アゼル: だが、それでも―――…
UR: 僅かに視線をずらす

RL伏見堂: 傍らの少女、魔導書の精霊。その主たる魔術師は、また真っ直ぐに己の敵を見る。
颯花in舞台裏: 何と言うか、 非常に複雑なのですが。颯花さん。w
RL伏見堂: 「―――…UR」

UR: ――戦う事に意味はない――

RL伏見堂: 「―――だが、敵だ」

UR: ――駄目だ――

RL伏見堂: 「倒す」

UR: ――駄目だ。神は喚ばぬ――

RL伏見堂: 「何故だ? ―――…あの魔術師は、弱い」

RL伏見堂: 真っ直ぐに目前の魔術師を見据える。

RL伏見堂: 「―――だが、勝てない。このままでは」
九印in舞台裏: ・・・ 何処で打ち合わせがw
UR: ――汝は死人、命が無い。汝は亡者、魂が無い――
UR: ――もう失われた。我が、…奪ったから――

RL伏見堂: 「喚べないのか」


UR: ――もう…――

UR: これ以上

UR: 「……奪わせるな」



RL伏見堂: 「かわらないな」
RL伏見堂: 抑揚のない
RL伏見堂: 平坦な、乾いた声が響く。だが、そこに―――僅かに笑みの気配があった。

UR: ――……奪わせるな、その汝が姿まで――
UR: 「……奪わせるな…」

RL伏見堂: 「永い時は関係を変えたか。残念だ、オマエは好ましかった―――…」
RL伏見堂: 男の声に力が宿る。

RL伏見堂: 「―――だが、それがいい」
RL伏見堂: 炎が騰がる。

RL伏見堂: 「死すらも超える眠りについたこの身、隷属と従属の死者の身、変わる事許されぬこの身なれど―――」
RL伏見堂: URを掴む。

UR: 「ディ――…」


UR: 見つめる。時を越え変わらぬ男を
UR: 見つめる。時が経ち変わった男を


アゼル: 真っ直ぐに、二人を見る―――射抜くように、目の前に在ることを告げるように。

RL伏見堂: 「―――まだ、拳を振るい、焼くことは、できる」

RL伏見堂: 少女を、虚空へと投げる。
RL伏見堂: 純白の少女が軽々と宙を舞う。
RL伏見堂: 眼前の男―――光の名を持つ魔術師へと。
アゼルin舞台裏: 投げたァ―――ッ!?
颯花in舞台裏: なんとぉw
UR in舞台裏: 投げられたァ――!
RL伏見堂: 「―――返礼するッ!! その覚悟と、魂にッ!!」
アゼル: 「―――…UR…ッ!!」 少女を抱き留める。

RL伏見堂: 廃墟の上の男は、抱かれた少女を半ば睨むように見る。
UR: 振り返り、抱き留めた者を見るも瞬き、投げた者を見返す

RL伏見堂: 「我が名は魔術師―――貴様の名は、何だ」
RL伏見堂: 少女に問う。あの時の、潔い声で。
アゼルin舞台裏: ど、どうでもいいが、ディー ここにきて、熱い男だッ(笑)
九印in舞台裏: 魂 あるよ、こいつ!
颯花in舞台裏: うははははw
アゼルin舞台裏: 心意気とか、そんなのがあるんじゃないかしら(笑)
九印in舞台裏: 心意気というか、こいつ

辰魅in舞台裏: … 良いなぁ まともそうで(ぉ
九印in舞台裏: うはは
UR in舞台裏: わはははははは
颯花in舞台裏: 羨む所ですかいw
辰魅in舞台裏: だ、だって…
九印in舞台裏: いや、だって ねぇ?
辰魅in舞台裏: ねぇ?
UR: 駄目だ

UR: 「――…我は、魔導書……」

UR: 其れに触れては駄目だ


RL伏見堂: 「ならば互いに役目を果たそう。―――“光”の魔術師よ」

RL伏見堂: 何処からか、紙片が舞い、ディーの周りを泳ぐ。

RL伏見堂:我、汝と―――合戦、所望する
アゼルin舞台裏: ド━━━(゜□゜;)━━━ン
アゼル: 僅かな沈黙。隣りに立つ少女を、腕の中で藻掻く少女を、見る。
アゼル: 惹かれているのだろう。あの潔い男に。
アゼル: 今、彼女の中を占めているのは自分ではなく、あの男だ。

RL伏見堂: はらはらと舞う紙片は燃え上がり、炎を顕在させる。

UR: 消えてしまう……如何に仮初の命、仮初の魂で繕おうとも、その限界は来ている。100年も前に
UR: どうすれば止められる?どうすれば助けられる?どうすれば救える?どうすれば……

UR: 「……どうすればいい…」肩を震わせ呟く

アゼル: 悔しく、思う。
アゼル: この時ばかりは、彼女の心が判る。あんなにも近かったのに―――離れた今は判る。……何を想っているか、望んでいるかを。

颯花: 「彼……死人、なのね……」
アゼル: 「………ああ」
颯花: 「……命の枯れた……抜け殻。中身が無いが故に変化することなく、生前の記憶を繰り返すだけの存在……」

RL伏見堂: 炎がディーを焼く。その―――唯一残った身すらも使い潰すように。
九印in舞台裏: 死人に勝つのはむずかしい。
UR: 「そんな事は判っている!!…判っていた……それでも、彼であるモノが残っているのならば、共にいて良いとすら思った…――」

RL伏見堂: 業々と炎が、煙が、渦を巻く。まるで戦の狼煙の如く―――

アゼル: 「………UR…」
颯花: 「でも、残った物を使って燃えている。最期に周りを巻き込んで焼き尽くす、それだけの存在………よ。」
UR: 「…だが、其れすらも消えてしまう。此度神を降ろせば、彼は全てを失う。……我が、我が奪い尽くした故に」
アゼル: 「……UR―――…あの男は……」

アゼル: なんと卑怯な男か。罵る。心の中で―――罵倒する。

UR: 「あれが神を降ろした者の末路。人たる身で神を行使する事の代償だ」
アゼル: 「……それを、悔いているのか?」

アゼル: あの男を必滅する免罪符を、あの男の生き様に求めている。何と無様な―――何と醜い、嫉妬。
アゼル: ほんの僅かとも言えるほころびは、容易く解れ拡がり、罪悪感となり心を苛む。

UR: 「悔いる…ものか。我は魔導書、神を喚び行使する事こそ我が使命。……その事に何の迷いがあろうか」
アゼル: 「………」



アゼル: これ以上、言葉を吐くことは出来なかった。 ただ、少女の沈痛な独白を聞くことしかできない。
UR: 笑みを浮かべる、どこか歪んだ、何かが欠けたかの様な笑みを
アゼル: 答えることもできない。応えることができない。泣き出しそうな無様な表情で彼女を見返すばかり。

UR: 「――…“敵”は神を喚ぼうとしている。対抗するには同じく神の力が要る。――力を望むか?アゼル・クライス。光を伴う者よ」
アゼル: 「…俺は―――」

アゼル: 幾度の争いを越え、幾度の選択を選び、それでも想う。
アゼル: ままならぬこの身、神ならぬこの身、なんと不自由なことか。否―――

UR: 「望め!さすれば血と平穏と清浄を糧に、力と狂気と魔導を与えよう!!」



アゼル: 拳を握る。爪が深く刺さり、血が滴る。

アゼル: 「―――…俺、は―――…」

アゼル: 白銀の、漂白の、穢れない少女を見る。
アゼル: その瞳に宿る感情を、現す術を持たない身を呪う。

アゼル: 「―――…望む。契約を、力を―――オマエを」

アゼル: ―――いつも、この道を選ぶことしかできない自らを。 

UR: 喜びと、絶望と、快楽と、痛みとが、躰から沸き上がる。

UR: 「魔術師よ、汝がその不遜にして愚鈍なる言葉に免じ――合戦に応ずる。雌雄を決しようぞ」
RL伏見堂in舞台裏: さー 苦い、苦すぎる。 見ているコッチが切ない。
アゼル: 少女/魔導書を手に取る。
アゼル: 自らに戻る“力”を感じる。神吹を―――…脈動を感じる。

アゼル: 「…颯花―――」
颯花: 「ん。」
アゼル: 「―――…征く…」

颯花: 「………うん。」

アゼル: 感情の発露した声は僅かに震えていて。そこには、歓喜・悲哀・嫉妬…普段見れない心の奥底を覗けた気がする。
颯花: 颯花にも数瞬、様々な表情が浮かぶ。
アゼル: 魔導書を開く。
颯花in舞台裏: EOHは一人乗りなんだよなぁw 連れて行けといえないw
UR in舞台裏: …バディーシート分、スロット空けて喚ぶ?w
颯花in舞台裏: 載せてもらえるならば行幸w
颯花: 「ううん。──あたしも行く。」
UR: 「……」

アゼル: 一瞬の躊躇。だが、無言のうなずきは肯定となる。



UR: 抱かれ/手に取られ、躰を寄せ/書を開き、その身を/その頁を、男へと/魔術師へと、預ける/開く
UR: 書の頁が舞い広がる、魔術師とその傍らに立つ者を囲む様に

アゼル: 騎士剣を抜刀。印を刻む。
アゼル: 呼吸を唱える。一つ、二つ―――…三つと半分で、己の拍子を取り戻す。


アゼル:   「―――ATH…」


UR: それは地へと落ち、7重の円陣と成って呪文を刻む。書に書かれたる文字は紋章と呪印、それ自体が巨大なる魔法陣


アゼル:        「……MLKVTh―――…」


UR: 現と虚と、その境は円陣によって隔たれる。その境は円陣によって繋がれる。


アゼル:             「……VGBVRH……」


UR: もう一つの、裏側の、虚なる地より力が近寄る、それは門戸を叩き、現実へと干渉する。


アゼル:                「―――…VGDVLH―――」


UR: 円陣は光増し、呪印は力を放つ。円は回転し、その鍵を開く、門はその境界を繋ぎ――


アゼル:                      「……LOVLM…―――」


UR: 「出でよ!虚ろなる骸、愚かにして賢明なる異界の王よ!、我は喚ぶ、我が主が喚ぶ、汝――」


アゼル:                           「…AMN―――…!!」


UR: ――虚神=光神:EOH!!光の神よ!!――



UR: 神が降りる
UR: 虚界の海を渡り、門を破り、其れが現れる

アゼル: その身に威光を纏う姿は正に神。 世界を守護する人造の神。

UR: 虚神召喚〈自我〉+〈分心:EOH〉DA=[21]

UR: 「これぞ我が神、我が魔術師。……汝が不遜なる挑みを行なった事、身を持って知るが良い」
アゼル: 「―――…ああ」
RL伏見堂in舞台裏: …… なあ、九印さんや。
九印in舞台裏: なんだい、じょにー
RL伏見堂in舞台裏: なンだコレ?
九印in舞台裏: ははは 私が聞きたい
颯花in舞台裏: 君ら、 打ち合わせ無いンか、ホントにw
RL伏見堂in舞台裏: か、カッコよすぎて鳥肌たってきた Σ

UR in舞台裏: スロットから轟炎抜いておきまふ
アゼルin舞台裏: うい
颯花in舞台裏: 了解ーThx
颯花: 「………」 ぐっと、魔術師の躯にしがみ付き
アゼル: 「………見ていて、くれ」
颯花: 「うん。」
アゼル: 「―――…闘う、様を―――」



アゼル: 顕在せし神、そこにある絶対。破邪の剣、無垢なる刃。
アゼル: 災いと呼ぶ神と対峙する様は、まさに正義。
アゼル: だが、あれは悪なのだろうか?
アゼル: 刃を降ろすに相応しい相手なのだろうか?
業……ッ!!!
RL伏見堂: 火炎が騰がる。
RL伏見堂: 眼前に在るのは炎の天使、災厄の堕天。
RL伏見堂: 伸びに伸びた翼は天を覆うかのごとく、不遜に傲慢に羽ばたく。

RL伏見堂: それは―――

機神“F.O.M”
Illustration by kaji

RL伏見堂: 永き時を経て獲た、久方の脈動。ビートを刻む魂。
RL伏見堂: 燃え盛る炎は魂の如くに、ただ潔いまでの勢いで残り少ない全てを燃やし尽くす―――
UR in舞台裏: ふう、しかし毎回 よくほざけるなぁオレw
アゼルin舞台裏: 助かっております(笑)

颯花in舞台裏: RL、 今の内にこちらで宣言〜
RL伏見堂in舞台裏: OK(笑)
颯花in舞台裏: 〈製作:ヴィークル〉を+1Lvインスタントー 【外界】埋め埋め
颯花in舞台裏: 〈製作:ヴィークル〉+〈超スピード作業〉+〈レプリカ〉+〈超テク〉
颯花in舞台裏: ・達成値:【生命】4+4(超テク)+4(レプリカ)+2(CH)+1(テッカー)=15+HJ=25
颯花in舞台裏: これで、バディシート作ります。


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