《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ 魔術争乱“りにまれ”

Climax...#2
メインキャスト:イスカ
シーンカード:バサラ
舞台:祭壇前
《難攻不落》っ!!!TOPトーキョーNOVAオンラインセッションリプレイ妄りに誕まれクライマックスフェイズ2nd

RL伏見堂: 刀の少年に、護衛の相手を任せ────…先に進む

イスカ: 「…さて、こっちはこっちの。勤めをはたさにゃあねぇ…」

RL伏見堂: 音一つない空間は、生ぬるい空気で満たされている。
RL伏見堂: 二階に上り、廊下を進み、扉を開けた先には────…異様な空間が広がっていた。

イスカ: 「へっ…。ご大層なこって」

RL伏見堂: 建物よりも遥かに高い天井。いくつものねじれた柱が並ぶ回廊の奥に、うっすらと明るい光で照らされた空間がある。

イスカ: 「何だい…。 知ったこっちゃないけどさ」

RL伏見堂: そこには一人の老翁と────奇怪なオブジェクトが聳え立っていた。
イスカ: つかつかと、その二つの影へと歩み寄る
RL伏見堂: 子供が戯れに人形の手足をちぎり、それを積み重ねたような異形の塔。

RL伏見堂: 「────来るかね。それ以上くれば、魔の領域だぞ。女」
イスカ: 「…夜分に、失礼するよ?」
RL伏見堂: 「────ナンの用か。その場で言え」
イスカ: 「ちぃと用があって来たんだけどさ。留守のようなんでね。勝手に上がらせてもらったんだがよ…」

イスカ: 「もしも、で良いんだ。奇怪なペットを飼っているんなら、引渡しちゃあ頂けやせんかねぇ?」
RL伏見堂: 「────…ペット。ほ、ペットというか────…知らんなァ」

イスカ: 口の端を吊り上げ、続ける。

イスカ: 「へぇ、そいつぁ結滞な話じゃねぇか? 目の前でおっちんだ仏さんの、血の跡を追ってみりゃあこんな悪趣味なできそこないだ」
イスカ: 「知らぬ存ぜぬじゃあ、筋ってモンは通せねぇんじゃあ…ございやせんかねぇ?」

RL伏見堂: 「筋。筋か────…どの筋か。魔術を行使するものは区別差別の分け目なく、ものの全てが人外ぞ」
RL伏見堂: にたぁ、と笑う。

アゼルin舞台裏: うわ、遠回しに人外言われたΣ(´Д`;
武誠in舞台裏: 剣腕「人外だろうが」(暴言)
颯花in舞台裏: 颯花「あたしは平気よね。」 < アストラル無関係
イスカin舞台裏: トンデモッ(えー
UR in舞台裏: トンデモマジックー
アゼルin舞台裏: トンデモですな
武誠in舞台裏: 過ぎたる科学は(以下略
颯花in舞台裏: 颯花「みんな酷いわ……」 しくしく
颯花in舞台裏: しくしく泣きながら“アストラ”作製。
颯花in舞台裏: 颯花「ふぁいあー
イスカin舞台裏: げああー
武誠in舞台裏: 剣腕「デタラメぶりで言うなら、煉といい勝負だなぁ……」(ぉ
RL伏見堂: 「────浮世の義理で、魔の領域に踏み込むか、女」
イスカ: 「筋ァ、筋だよ。何処であろうが、何であろうが。通さなきゃあ通せねぇのが、筋ってモンでさぁ…」
イスカ: 「魔の領域だか、ママーの領域だか。何だろうが知ったこっちゃあねぇよ。」
RL伏見堂: 「そうか。知らぬか。カカカ────…知らぬ、良い言葉ではないか」

RL伏見堂: 「我も知らぬ、汝も知らぬ。知らぬからこそ、高みを目指せる恐ろしさよ────…恐い女だ」
RL伏見堂: 「────ク、クク」
RL伏見堂: 声を押し殺して笑う。

イスカ: その様子を、さも興味なさげな視線で一瞥――、睥睨する。

イスカ: 「ずいぶんとご満悦だねぇ、ええ?」
RL伏見堂: 「────…そういえば、女。貴様が来ているということは、雇った小僧は敗れたか」
RL伏見堂: 「────使えぬ小僧だ」
イスカ: 「さぁあ? まぁ、予想はついてるようで?」

RL伏見堂: 「まあ、良い。死ねば、糧となり贄となろう────…まだ、話すことはあるかね?」
イスカ: 「あぁ、そこの悪趣味なモンは…。材料は自前かぃ?」

イスカ: つい、と鼻先をオブジェへと向ける

RL伏見堂: 「────ん、ああ。“拾って”きた」
イスカ: 「へぇ、随分と器用な落し物も、あるんでございやすなぁ…」
RL伏見堂: 「カ、カカカ────…」

RL伏見堂: 身体を曲げ、哂う

RL伏見堂: 「────…予想は、ついでいるのではないのかね?」
イスカ: 「まぁ…、“落とさせ”ちゃあ…。話は別だろうがねぇ」

イスカ: にたり、と顔をゆがめる。目元は冷たく、さらに鋭く。

RL伏見堂: 「では、改めて問おうか────」
RL伏見堂: 「────…何をしにきた、女」

イスカ: 「…言ってんでしょう? ご老人。あんたのペットを出せってねぇ…」
イスカ: 「随分とおかしなものを集めてくる、ペットをなァ!?」
RL伏見堂: 「カ、カカ────…」コツン、と床を鳴らす。
ガシャ
     ガシャガシャ
                    ガシャガシャガシャガシャ
RL伏見堂: それは
RL伏見堂: まるで爬虫類のように

イスカ: 「居るなら居るで、とっととだしゃあ良いモンをよぉ…」

RL伏見堂: 柱に捕まり
RL伏見堂: 君を見ていた

イスカ: その異形を見据え、半身に構える。
イスカ: 「右腕」の感覚を再確認し、渋い表情を浮かべながら。

イスカ: 「…ペットじゃねぇか。このペテン野郎め」
RL伏見堂: 「────愛贋物? 違う、道具だ。間違えるのはいかんぞ」

イスカ: 「ペットの不始末ァ、飼い主の不始末ってねぇ。どっちだって同じさ。何もちがやぁしねぇよ」
イスカ: 「言うとおりに動くんだろう? どっちだってかわりゃあしねぇ…」
RL伏見堂: 「よくしゃべる口だ────」

RL伏見堂: 杖で床を打つ

RL伏見堂: それが、始まりを告げた



▽カット進行
AR/ Setup申告
RL伏見堂: AR2/ Setup:None
イスカ: AR2・セットアップ無

RL伏見堂: イスカ(2) → “外道”(2)
RL伏見堂: 距離:近
イスカin舞台裏: ああ、外道君って名前がつけられてる
武誠in舞台裏: Σ 外道 メガテンちっくな。w
イスカ:AR2 → “外道”:AR2
◎AR2:イスカ
イスカ: [m]黒杖をステルスケースより開放

イスカ: 「…また、こいつの世話になっちまうやなぁ…」

イスカ: [M]プロットよりH4破棄、一段階移動 距離:至近 に

イスカ:AR1 → “外道”:AR2
◎AR2:外道
RL伏見堂: [A]起動:スリーアクション
RL伏見堂: [m1]起動:コンバットリンク
RL伏見堂: [m2]起動:スライドアウェイ
RL伏見堂: [m3]起動:ソルジャーブルー
RL伏見堂: [M]〈白兵〉+〈イカサマ〉+〈鉄拳〉 【生命】8+2(CL)+4(イカサマ)+H6=20

RL伏見堂: 『OOoooOoOoooOooOOoOo────…ッ!!!!』

RL伏見堂: 獣のような咆哮をあげ、振りかぶった腕を鞭のようにしならせ、イスカを打つ。

イスカ: リアクションせず、そのまま食らいます
RL伏見堂: 肉体戦DMG[斬]:6+6(差分値)+3+C4=19
イスカ: 防具分、-2点により、ダメージ17
肉体戦ダメージチャート17
腰部損傷 [転倒]を受ける。腰部に重大な損傷を受け、治療するまで[移動]できない。
RL伏見堂: 振るわれた爪が、腹から脚にかけてをザクリと斬り裂く。
RL伏見堂: ほとばしる鮮血。思わず膝を突く。

イスカ: 「…ッ、やってくれるじゃねぇか…ッ!」
イスカ:AR1 → “外道”:AR1
◎AR1:イスカ
イスカ: [m]:[転倒]状態を回復
イスカ: [M]〈白兵〉+〈イカサマ〉+〈居合い〉
イスカ: 【理性】6+3(イカサマ)+3(居合い)+S10(card)=22

RL伏見堂: [M]〈白兵〉+〈運動〉 【生命】8+2(SA)+H10=20
RL伏見堂: 命中、ダメージどうぞ。

イスカ: 肉体戦ダメージ(斬魔刀):斬+4+HJ=14
RL伏見堂: 受値4で引いて10/ 気絶
肉体戦ダメージチャート10
腹部損傷 [気絶]する。【生命】の制御判定をし、成功したなら無効となる。
RL伏見堂: 制御判定:山札引き────…CA:失敗
RL伏見堂: 《黄泉還り》
DIVINE WORK《Fenix》

RL伏見堂: 見えない腕がひとりでに剣を抜く。放たれた剣が相手の胸部を裂く
RL伏見堂: その衝撃で一瞬、異形の心臓が止まり────地面へと墜落する
RL伏見堂: 老魔術師が呪詛の言葉を呟く。その言葉に反応してか、異形が吼える。

イスカ: 「…け、往生際の悪い…」

RL伏見堂: 墜落寸前で立ち直り、長い長い舌をゆっくりと自らの爪に這わせ────…イスカを睨む

RL伏見堂: 『OOOOoOOOOoOOOooOoOooOoOOooo!!!!』

イスカ: 「一端に吼えやがるか、この外道めが…」



クリンナップ
RL伏見堂: 外道:None
イスカ: イスカ:無



●Round.2
AR/Setup 申告
RL伏見堂: 外道:AR2
イスカ: イスカ:AR2

RL伏見堂: 距離:至近
イスカ:AR2 → “外道”:AR2
◎AR2:イスカ
イスカ: [m]〈錬気〉【感情】4+C7=11 成功 肉体・防御に+2を追加。
イスカ: [M]〈白兵〉+〈イカサマ〉+〈居合い〉
イスカ: 【生命】8+3(イカサマ)+3(居合い)+H10(card)=24

RL伏見堂: m〈瞬間適応〉 【生命】8+H2=10/ 生体武器・装備
RL伏見堂: M〈白兵〉+〈運動〉+〈イカサマ〉 【生命】8+4+2+C10=24

RL伏見堂: 放たれた剣の一撃は、しかし、異形の左手によって阻まれる。
RL伏見堂: それは鋭く貫くためにのみ存在していることを主張した形だった。
イスカ:AR1 → “外道”:AR1
◎AR1:イスカ
イスカ: [m]〈錬気〉【感情】4+C8=12 肉体ダメージ+防御に+2を追加、計4
イスカ: [M]〈白兵〉+〈イカサマ〉+〈居合い〉
イスカ: 【生命8】+3(イカサマ)+3(居合い)+HQ(card)=24

RL伏見堂: [M]〈白兵〉+〈運動〉+〈イカサマ〉 【感情】7+4+2+CQ=23
RL伏見堂: ダメージどうぞ
イスカ: ダメージ(斬魔刀):斬+4+4(錬気)+C10=18
RL伏見堂: 受4点軽減して14/ 眼部損傷・視界が奪われる/ 〈知覚〉-5
肉体戦ダメージチャート14
眼部損傷 視界が悪化する。治療されるまで〈知覚〉判定に-5の修正値を受ける。



クリンナップ
RL伏見堂: 外道:None
イスカ: イスカ:無



●Round.3
AR/Setup 申告
RL伏見堂: 外道:AR2
イスカ: イスカ:AR2
イスカ:AR2 → “外道”:AR2
◎AR2:イスカ
イスカ: [m]〈練気〉【感情4】+D6  スート不適合失敗
イスカ: [M]〈白兵〉+〈イカサマ〉+〈居合い〉
イスカ: 【理性】6+3(イカサマ)+3(居合い)+S9(card)=21
RL伏見堂: 制御値で受けます。差分値9。命中
イスカ: ダメージ(斬魔刀):斬+4+4(錬気)+S6=14
RL伏見堂: 14→15/ 動脈切断:仮死
肉体戦ダメージチャート15
動脈切断 出血多量で[気絶]する。
RL伏見堂: 《突然変異》→《黄泉還り》
DIVINE WORK《Mutation》az《Fenix》

RL伏見堂: 激戦が続く。
RL伏見堂: 両者のダメージも深刻になり、決着の時は近い。
RL伏見堂: イスカの剣が閃く。その銀光は敵の喉笛を裂いた
RL伏見堂: だが、一瞬にして再生する。
RL伏見堂: 生半可な傷ではこの異形を殺すことはできそうにもない────
イスカ: 「…三度、きりむすびゃあ…、悲しいかな。手の内は見えちまうもんでねぇ…」
イスカ: 神業《死の舞踏》発動
DIVINE WORK《Danse Macabre》

イスカ: ・・・それは、一瞬だった。
イスカ: その、異形のものの動きが、まるで「見えない何か」に捕まれたように止まり、
イスカ: あたかも「見えない何か」に穿たれるかのように、その切り刻まれた双眸が陥没する。
イスカ: 絶叫・悲鳴。それは騒音以外の何物でもなく。

イスカ: 「…弔」

イスカ: 瞬時に腕を引き抜き、一息の呟きとともに首と胴体を泣き別れにする。
イスカ: 紅く濡れた、それは右の腕の形をしていた。
イスカ: 「こんなもんで、浮かばれるといいんでやすがねぇ…」
イスカ: 憐憫とも、哀愁ともとれる、伏せた面持ちで、血溜りを作るそれを見下ろす。





RL伏見堂: ▽カット進行終了
RL伏見堂in舞台裏: さて、爺となんぞ話す? 話さないなら、シーン斬りますが。
イスカin舞台裏: ちょいと、話しますかのぅー このまま続けちゃっても?
RL伏見堂in舞台裏: うむ、OK
イスカin舞台裏: 無理やり啖呵切って帰るかなっ!
アゼルin舞台裏: いや、帰らなくても、我々が追いつくというぱたァんが
武誠in舞台裏: こっちが気になって追ってきた、というパターンも。 ……実際、こちらが追いついても、できることはないですなー。
イスカin舞台裏: いんや、きてくれると、色々幅が広がる予感ー
武誠in舞台裏: ほむ……。 ともあれ、このシーンが終わってから考えます。w
イスカ: 「「無念だったろう、悔しかったろう。悲しかったろう、判らなかったろう。…いま、終わらせたよ…」

RL伏見堂: 「────ほ、ォ。アレを殺すか」
イスカ: 「殺すも何も、殺しちまった奴だからねぇ。
イスカ: 「あっしもそういう道だぁ。いつ死んでも、殺されても不思議じゃあねぇ」

RL伏見堂: 「ほォ。では、目的は遂げたわけだ。ならば、早々にさるがいい」
イスカ: 「じゃかぁしぃやッ!!」

RL伏見堂: 「カカカカ────」

イスカ: 「ってやんでぇ、べらぼうめぇ!」
イスカ: 「魔術師だかマシュマロだか果実酒だかしらねぇが、なまっちろい面ァしやがって。」
イスカ: 「なァにをぬかしやがるんだ、この丸太ん棒め!」

イスカ: 「てめえなんざあ丸太ん棒にちげえねえじゃあねえか。」
イスカ: 「血も涙もねえのっぺらぼうな野郎だから丸太ん棒てんだ。」
イスカ: 「てめえなんざ人間の皮を着た畜生だ。いい加減、御託が過ぎらぁッ!!」
イスカ: 「あんた、そんな結滞なモノをおったてて、何をしようってんだい。どうせロクなもんじゃあ、あるめぇよ!」

RL伏見堂: 「ほうっ!! だとすれば、どうする女っ」

イスカ: 「馬鹿にすんねぇ!あんた、力ってェのが欲しいんだって?」
イスカ: 「力、ちから、チカラだぁッ? あんまり大風なことぉ言うねえ。」
イスカ: 「てめぇのおつむん中ぁ、力餅でいっぱいか。」
イスカ: 「そんなにあったけぇ脳みそじゃあ、ロクな事も考えらんねぇんだろ。」

RL伏見堂: 「ロクでもない。そういうか、女っ。ならば、貴様の道理は何に元ずくっ。その手のものは飾りかっ」
RL伏見堂: 「────それとも、悲しみを背負うが故に人もきると言うかっ、女ッ!! むしずのする甘さだな、吐き気がするっ」

イスカ: 「けっ、御前さんに話す義理もくそもヘッタクレもあるもんか。一昨日きやがれってんだ!」

RL伏見堂: 「所詮は人は誰もが外道よ、正道を行くものなどないわ────」
RL伏見堂: 老翁は手にした杖をかざす。

イスカ: 「てめェの行く道、てめぇでしんじらんねェで、どうすってんだこのスットコドッコイめ」

RL伏見堂: 「いい事を言う。ならば、億万の怨嗟の声を受けて自らの道を行こうではないかっ!!!」

イスカ: 「くやしいか。えぇ? 悔しいだろ。悔しかったらかかって来やがれってんだ!」

RL伏見堂: 「はははは、その手には乗らぬよ、女ッ!! 貴様ごときの安い挑発に乗るようなことはない」
イスカin舞台裏: そして登場判定でかまーん?
武誠in舞台裏: そろそろ、出番だそーです。 >アゼルさん、URさん
アゼルin舞台裏: かじさん、いっとく?
UR in舞台裏: ほふ タイミングはまかすよー
アゼルin舞台裏: よし、OK
イスカ: 「さぁて、どうだろうねぇ。こっちにゃあ乗らなくとも…」
イスカ: 後ろから、遠く、懐かしい過去の気配がする。
コツン
 カツン―――…コツン…
イスカ: 「こちらさんぁ、どうだか。あっしは知らないねぇ…」

アゼル: 黒い長衣の男がゆっくりと闇から歩き出る。
アゼル: 左の手には短剣を。右の手には―――…魔導書を。
アゼル: “光 -Lux-”の名を持つ魔術師が、かの老魔術師と対峙する。

RL伏見堂: 「────…」

RL伏見堂: 老人の顔から表情が消える。

RL伏見堂: 眼前の若き魔術師の持つ魔導書────虚神祭祀書。何故、この魔術師が持っている。何故。

RL伏見堂: 「────何故だ」

アゼル: 「―――…」

アゼル: 答えない。言葉を忘れたかのように、いや棄てたのか―――…あの涙と共に。
アゼル: 聖母殿異端改宗局第四課“光 -Lux-”―――…かつて、聖槍を振るい、あらゆる魔を狩ったあの男が、今、異端の魔術師の前にいる。

RL伏見堂: 「────何故貴様がソレを持っている。答えろ────…答えろ」

アゼル: 「―――…」

RL伏見堂: 「…答えろッ!!」

RL伏見堂: 老魔術師も、もはやその意味は理解している。だが、叫ばずにはいられない。

UR: ―― 汝、無粋也――

RL伏見堂: 「────…貴様…ッ」

UR: ――魔導書は、魔導師の元に現れる物、力の求めに応える物――
UR: ――契約者は、一人のみと高を括ったか?愚か者――

RL伏見堂: ぎり、と歯を噛み鳴らす。

UR: 姿を少女の姿へと変え、自らを持っていた手、腕を絡ませる。

アゼル: 「―――…イスカ」
イスカ: 「あんたとはねぇ…。意外や意外。」
アゼル: 「―――…久しい、な」

イスカ: 《黄泉還り》
DIVINE WORK《Fenix》

イスカ: もう、相当息が上がっている。立っているのも黒杖に寄りかかってやっとのようだ。

アゼル: 「後は―――任せろ」
イスカ: 「あぁ、こんな様だが…。再会にゃあちと、味気ねぇよなァ…」
イスカ: 「あぁ、まかせた…よ…」
イスカ: 傷は瞬く間に癒えていくが、疲労しきっていたためか。そのまま気を失うように瞳を閉じ、落ち着いた呼吸を立て始めた。

イスカ: これで、すべてが収まると確信したように。
アゼル: 「―――…UR」
UR: 「――契約を、果たす時が来た。――」

アゼル: 「―――…」傍らの少女を浅く抱く。



UR: 「我は門也。力を行使するは契約者。」

UR: 「虚ろなる神を降ろし、其れを行使する者也。」

UR: 「契約者は神の心臓となりて、神と為る。」



アゼル: 「………」

アゼル: 刃を、天へと向ける。

UR: 手を地面と水平にかざすと、その手から無数の紙片が地へと広がる。それら全てに赤い文字で描かれた呪印。
UR: 紙片は円陣に広がり、それら全てで巨大な魔法陣を成す。
UR: 巨大な“力”が近づき、それが“境界”へと迫る。“境界”を破壊しかねないそれに、門を与える。

UR: 「出でよ。翼持つ鋼鉄の虚神:EOH。汝が求めし心臓は此処に在り。汝を求めし契約者は此処に有り。」

UR: 魔法陣を門とし、ソレが降臨する。境界を破り、その破片が周囲へと振りまかれる。
UR: 意志無き力。無垢なる巨人。虚ろなる神。それらを動かしうるは

UR: 「名を刻め。契約者よ。」
アゼル: 「―――…“光 -Lux-”アゼル・クライス―――」



アゼル: 自らの名を告げた。そして―――

UR:      ―――神が生まれた―――





武誠in舞台裏: ……おおー、 息ぴったり。
RL伏見堂in舞台裏: すげェ。軽く嫉妬してしまう。 むしろ、ここでシーンエンドとか言ってしまいたい
武誠in舞台裏: 切ったらどうですか?w シーン数、稼ぐ意味でも。(浅薄
UR in舞台裏: いい気モード(ぉ
RL伏見堂: ────…Scene End...


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