《難攻不落》っ!!!　トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“ク・リトル・リトル-Your Name iz ...-”

RL揚： 双夢君〜
RL揚： 回想シーン。（ぇ

RL揚： 彼女は、他のみんなと共に修行をする事もなく、いつも一人ぽっちだった。
RL揚： 言葉も全然話さないし、幽体と言う事も有って他の連中と比べてもかなり特殊……
RL揚： だから、返って気になって、その時より前から良く声を掛けていた。
RL揚： ……いつしか、あの子は、僕の事を『兄様』と呼ぶようになっていた。
RL揚： ……だから、その日は、以前から気になっていた事を聞いてみた。

RL揚： そう。

RL揚： ────「なぜ、君には名前が無いの？」と。

RL揚： 彼女は、少し悩んだ後言った。

RL揚： “亡霊”『兄様、名前付□□欲□□□。』
RL揚： ────「名前？僕でいいの？」

RL揚： “亡霊”『兄様□付□□。』

RL揚： 強請るような視線。

RL揚： ────「ん〜、そうだな〜。」　　眼を瞑って黙考

RL揚： ────「■■、■■なんてどお？なんにも縛られない自由な感じ。」
RL揚： “亡霊”『■■？』

RL揚： ────「そそ♪」

RL揚： “亡霊”＝■■『……。』　下を見て、双夢の顔を見て、また俯く

RL揚： 口元が嬉しそうに緩んでいる

RL揚： ────「気に入って貰えたかな？」　　わざとらしいほど大仰な仕草

RL揚： ■■『有難□、兄様……。』

RL揚： 彼女が浮かべたのは、はにかむ様な淡い笑顔──