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オープニングフェイズ 
シーンカード カゲ


GM  いきなりカゲ出てるんですけど・・・。(笑)それじゃぁ、ニュース見てる人ー?
一同  はーい。
GM  (シルバーに向かって)君外界値2やろ?(笑)
シルバー  あ、見てないわ。(笑)
GM  3だぞ、購入値。
シルバー  ごめん、俺昨日の新聞を拾って読んでるわ。(笑)
GM  解った、それなら若干タイムラグはあるけど見られる。(笑)

ごめんシルバー、確認してみたらニュース(MDLナウ)の購入値は2でした。(苦笑)

韋駄天  GM、この世界にコンビニあったっけ?
GM  コンビニはあるでしょうけど、紙の新聞があるかは凄く疑問。(笑)
韋駄天  疑問やな。(笑)全部ウェブで発信されてると思うんだが。
GM  それではニュースで、ミトラス大陸の地下数百メートルから氷づけになった古代生物の標本が発掘された、と言う話が流れる。
韋駄天  なに?スプ○ガン?
竜美  イデか?
一同  (爆笑)
GM  言うてくれると信じてたよ。(笑)
韋駄天  赤いトレーラーじゃないんだな?(笑)
GM  違います、残念ながら。(笑)

巨神伝説イ○オンです。みんなも地中から赤いトレーラーを発掘したらすぐに埋め直しましょう。(笑)

GM  生物の物と思われる組織片が発掘されたので、近く、N◎VAの新星帝都大学に移送して、解析を行う、と言うニュースが流れます。
竜美  何でミトラスでやらんのかなぁ、と思うんだが?
秋月  そこは政治的暗躍があったに違いないね。(笑)
韋駄天  質問、ミトラス大陸って、何処?
GM  旧南極大陸です。ハザードの影響で地軸がねじ曲がった結果、現在は赤道直下にありますが。
韋駄天  あ、そうなんや。
GM  んで、今ではアー○ードコアの様な、ウォーカー同士が戦うアリーナがある、活気のあるところですが。
秋月  昔は諸外国が植民地にしていたんだけど、戦争に勝って独立したのさ。企業が支配している土地だね。
GM  アメリカみたいですな。と、言うわけで、その大陸の未開発地域の地下から謎の生物の組織が発掘されたわけです。で、名目上は世界で一番技術力の集まっているトーキョーN◎VAの新星帝都大学でそれの解析作業をしようと言うわけで、移送されてきました。
シルバー  た? た、なんやな?
GM  一週間ほど前の話なんやけど。で、運ばれてきたのは良いけど、空港から大学に移送する最中にテロリストに襲われて奪われた、と。そこからゲームを始めたいと思います。

GM  じゃぁ、たっちー。
竜美  何?
GM  君からだ。マヤカシ特有の勘とでも言いますか、N◎VAに満ちている気の流れが最近不安定なんだよ。(笑)
竜美  ・・・またかい!(笑)
GM  君は電波系な人になってくれ。(笑)で、何かに呼ばれているような気がする。
竜美  ほんじゃぁ、また呼ばれるままに行くしかないですね。
GM  助けを求めるような感じの波動が流れてくる。
竜美  じゃぁ、ふらふらふら〜と行くか。抜けなきゃ(幽体離脱しなきゃ)ダメ?
GM  〈社会:アストラル〉
竜美  うーん、(どのカードを使うか)迷うところだが・・・どれでも良いか、(達成値)13
GM  波動が脈打つように飛んできている。
竜美  じゃぁそっちの方に、ふらふらふら〜と飛んでいく。
GM  ある程度行ったところで突然途切れる。何か妨害にあっているらしい。まぁ、方角的にタタラ街の方から飛んできているんじゃないかな。
竜美  ・・・ふーん。
GM  どっちかな?とかって迷ってると、知り合いのマヤカシに出会う。
     「おう、お前さんも気が付いたか。」って。
韋駄天  こいつも電波系?(笑)
GM  何だろうな、と言う話をしながら原因を考えてると思いねぇ。〈社会:N◎VA〉
竜美  うーん、失敗しとくのか・・・?

と言いつつ山札引き

竜美  ・・・10
GM  おお。じゃぁ、二人して「何が原因だろう?」と思い当たる節を検討したら、丁度例の標本が運ばれてきた頃と時期が一緒だなぁ、と言う結論に達する。
竜美  ふむ。
GM  感覚的には「Help Me!」と言う声がどっかから聞こえてくると思ってくれ。
竜美  そうか、承知・・・とりあえず、家に帰るよ。


GM  そか。じゃぁ、次。韋駄天さーん?
韋駄天  ん。
GM  それじゃぁ、韋駄天さん。ナンブ警察の中でもあなたの部隊は、テロリストを追っています。
韋駄天  じゃぁ、言わなあかんのか?「ダニー!グレッグ!生きてるかぁ?!」
GM  違う!(笑)テロリストの名前は解っています。ヴィントシュトースです。覚えてます?
韋駄天  覚えてるよ!(笑)
カース  覚えてる!!(笑)
GM  さんざっぱら煮え湯を飲まされたあげく、逃げられましたからねぇ。

韋駄天とカースは過去にヴィントシュトースと戦ったことがある。結果は神業を使ったハデな囮に騙されて退場していったため、プレーヤーには間抜けな奴というイメージがあるようだ。

韋駄天  あー、それやったら今回やる気ねーわ。(笑)て言うか、奴はただの「快盗」やったからなぁ。おいら部隊長に言うよ。
   「煮え湯は飲まされたけど、どうせ奴だだの快盗やし、おいら今回やる気無いわ。」(笑)
GM  そうは言っても前回のこともあるし、イワサキとしてはいい加減奴を捕まえないと信用に関わると言ってますよ。
韋駄天  しゃーないなぁ。おいら一応クグツやし、会社のために頑張ろうか。
GM  サボってると蹴られますよ。ウォーカーで。(笑)
韋駄天  そうやな。(笑)でもウオーカーの中でTVゲームをやってる。(笑)パケモン。子供ともフレンドリーになれるように。
一同  (爆笑)
GM  とりあえず、ヴィントシュトースのことは前回のお話以来、捜査部の方で必死こいて探していたんですけど、先の「古生物標本強奪事件」の時に、奴らしき姿が目撃された、と言うことで。
韋駄天  ・・・またあいつかぁ。解った、会社のためにも全力を挙げてがんばろ。
GM  幸い、事件現場で巻き込まれた女性が居るので彼女から目撃情報を聞き出して欲しいと言うことです。
韋駄天  おいらって指揮される立場なんかな?
GM  捜査権限も持たされている、と言うことで。
韋駄天  わかった。
GM  女性は、巻き込まれた結果、入院しています。
韋駄天  じゃぁ、病院に行きます。
   「ナンブ警察の者ですが。」
GM・看護婦 「どうも、あの女性の聞き込みですか?手術直後なんで、あまり無理はさせないで下さいね。」と言われるが。
韋駄天  「わかりました。」
GM  では、病室に通されます。で、ベッドの上に頭が包帯で覆われている女性が座っています。ボーっとしてますね。
韋駄天  ふーん。
GM  他の人達。登場したかったら、〈社会:N◎VA〉で12。・・・未だ目的のない人達が登場して何になる、と言う説はありますが。(苦笑)
竜美  良し、出ようじゃない。
秋月  俺が出てやろうじゃないか。

二人とも山札引き。・・・揃って絵札。(笑)

GM  ファンブルー!(笑)じゃぁ、病院の外を車で通り過ぎて下さい。(笑)
シルバー  GM、〈社会:ストリート〉で9。(笑)
GM  却下じゃ。(笑)
韋駄天  ゴミ漁りしている最中じゃないのか?(笑)
GM  車がレッカー移動されていた、と言うことで。(笑)
一同  (笑)
韋駄天  「ナンブ警察の者ですが、お話を伺えますか?」
GM・女性  「はい・・・。」反応が鈍いですが。
韋駄天  ?「看護婦さん、この方、何か精神的なショックでも受けられたんでしょうか?」
GM・看護婦  「そうだと思いますが・・・。目が覚めたときからこんな調子で。」
シルバー  違いますよ、あなたのことが嫌いなんです。(笑)
韋駄天  がーん。
一同  (笑)
韋駄天  それじゃぁ、この患者さんに聞いても話が聞き出せるかなぁ?まぁ、一応聞いてみるか。
   「この前の事件の時、何か見ませんでしたか?」
GM・女性  「ああ・・・はい。」
韋駄天  「何を?」
GM・女性  「人がたくさん・・・。」背格好的には、フェイトコートとジェントリーを着て、マシンガンかなんかで武装した集団。多分、レッガーかなんか。(笑)後、
   「大きな鳥が・・・。」
韋駄天  「おっきな鳥?」
GM  話を聞くに、戦闘機かな?と言うところですか。こいつがヴィントシュトースと思われる。
韋駄天  そいつが、ブツをかっさらって行ったんか?
GM・女性  「大きな車が走っていきました。」
韋駄天  大きな車?
GM  多分トレーラーでしょう。
韋駄天  ・・・断片的すぎて訳わからん。
秋月  要約してくれ。
韋駄天  フェイトコートを着たジェントリーがたくさん、やっけ?
GM  よけいこんがらがってますがな。(笑)
秋月  こいつに聞いた俺が間違いやったわ。
GM  要するに武装した集団と、大きな鳥(笑)が襲ってきて。
韋駄天  そして大きなトレーラーが走り去っていったと。
GM  おそらくその走り去ったトレーラーというのが、ブツを輸送していた車だと思われます。
韋駄天  それがそのまま乗っ取られた、と言うわけやね。
GM  状況的にはそうでしょうね。
秋月  と、韋駄天は勝手に判断したのであった。(笑)
韋駄天  ・・・まぁ、それを上司に報告するわ。
GM  誰かさんみたいにポケットロンを持ってない、何て事はないですよね?(笑)
秋月  あぁ、俺、ポケットロンもって無いや。(キャラクターシートに書いてない)
GM  外界値以下の物は、勝手に持ってても良いですよ。
秋月  後で買っとくわ。


GM  お次、カース君。
カース  ウィ。
GM  君が今就いている任務は、武器の違法取引を取り締まることだ。元々多い武器の違法取引市場が、最近目に余るほどになっているので、それのブローカーを見つけだして締め上げてこい、と言うことだ。
カース  締め上げろと。
GM  それでは「解散!」と命令が下る。
カース  じゃぁ、調べなあかんな。一番良いのは・・・?
GM  〈社会:警察〉〈社会:ストリート〉で。
カース  ストリートで・・・14。何か違法物品で起こされた事件というのはありますか?
GM  末端で使ってた奴を締め上げたって話が聞ける。最近の闇市場に流れているのは、生物兵器が多いらしい。
シルバー  T−ウィルス?(笑)
GM  ・・・細菌兵器は扱いが難しいから人気はないよ。(笑)
カース  病気持ちの鼠とか。(笑)
GM  違うと言うに。(笑)分かり易い改造生物とか・・・。犬の脳味噌改造して「わんわん」とか。(意味不明)
韋駄天  わんわん。
一同  (爆笑)
カース  喋る犬とか。(笑)
GM  ・・・居るけど。(汗)何つーのかな?
秋月  キメラか?
GM  そうですね。
韋駄天  そしたら犬の頭とネコの頭と鼠の頭の・・・。
一同  (爆笑)
GM  ・・・迫力のない物を・・・。
カース  迫力無いけど、気持ち悪い。(笑)
GM  そーゆー改造生物が人気商品として売られている。
カース  ・・・人気商品ですか。(笑)
秋月  つまり、ネコなんやけど鳴き声が「ね〜こ〜」やねんな。(意味不明)
一同  (爆笑)
韋駄天  それやったら犬は「いぬいぬ!」と吠えるの?(笑)
GM  ・・・とにかく、そう言うのを売ってる連中が居る、と言う話は聞けた。
カース  わかりました。それじゃぁ、調べに行って来まーす。
GM  おう。じゃぁ、君は退場だ。


GM  ・・・じゃぁ、銀ちゃん。
シルバー  はいー。
GM  君の様な人間に何故か新星帝都大学からのお呼びがかかるぞ。(笑)
シルバー  なるほどー。お呼び?それは行くしかないような気がする。
GM  大学に口を利いてくれた人が居るんだろうな。君のコネは何を持ってる?
シルバー  ゼロとウルフ。
GM  ゼロだ。(即答)・・・ウルフって誰?・・・あ、那葛伽のキャラか。
シルバー  逃げるときに便利だ彼(ウルフ)は。(笑)
GM  確かに誰も追いつけないだろうけど・・・振り落とされるなよ。(笑)

ウルフ(カゼ・レッガー・チャクラ)はストリートの何でも屋。元暴走族上がりで、生粋の走り屋。N◎VA最速のバイク“ムラマサ”(業物)を愛車にストリートを駆ける。必殺技はそのスピードから繰り出される体当たり。

GM・ゼロ  じゃぁ、ブラックハウンドのゼロが大学に紹介してくれた。
    「俺の顔に泥塗るんじゃねぇぞ。」(笑)と暖かい訓辞を頂きつつ。
シルバー  「す、す、す、すいません!」先にあやまっとこう。(笑)
GM・依頼人  「あなたがゼロさんが紹介してくれた奪還屋さんですね。」
シルバー  「はいはい。」
GM・依頼人  十代の若造・・・「うーん、不安だなぁ」と言いつつも、他に頼る当ても無し、
    「我々が君を呼んだのは、他でもない。標本の事は知っているかね?」
シルバー  「へ?標本って何です?」(笑)
GM  ・・・〈社会:N◎VA〉(笑)
シルバー  目標値は?(笑)
GM  君の誠意を見せて貰おう。(笑)
シルバー  誠意か。(笑)・・・解った。じゃぁ14
GM  そうか。じゃぁ知ってる。昨日拾った新聞に書いてあった。(笑)
一同  (爆笑)
カース  昨日か!(笑)
GM・新聞  日付は一昨日のだったけどな。(笑)「古代生物の化石、依然行方掴めず!」と言う見出しで載っていた。
シルバー  ・・・それを探してこい、と?
GM・依頼人  「テロリストに奪われたんだが・・・君はそれが専門だと、ゼロさんから聞いたのでな。」
シルバー  「いやー、それほどでも。ははは・・・。」
GM・依頼人  「ゼロさんの紹介だから!確かだと思うんだが!」(力を込めて・笑)
シルバー  ・・・冷や汗を流しまくっておこう。(苦笑)
GM・依頼人  「是が非でも取り返して欲しい。貴重な代物なんで、無傷で。研究価値が無くなると意味がないのでな。」
シルバー  「無傷っすか・・・。」(汗)
GM・依頼人  「相手も研究目的が予想されるから、連中が傷を付けている、と言うことはないだろうが。」
シルバー  「まぁ・・・善処します。」
GM・依頼人  「報酬は十分用意している。」がば、とアタッシュケースを開くと札束がぎっしり。(笑)

注:この世界に紙幣は存在しません。演出です。(笑)

シルバー  「解りました!」がし。(握手する)「任せて下さい!」(笑)
GM  1プラチナム(報酬点10)な。・・・後払いにしよう。それらしいから。(笑)
シルバー  後払いにしようか。(笑)
GM・依頼人  「君には期待しているよ。」(笑)
シルバー  「で、情報はくれるのね?」
GM・依頼人  「コンテナで輸送していたのだがね。専属の研究者の中に一人スパイ容疑がかかって拘置所に入れられているのだよ。そいつが外部に情報を漏らしていたんじゃないか、と言う話だ。後、敵は重兵器を所持していることが予想される。

シルバーが歌い始める。

GM・依頼人  ・・・現実逃避するんじゃない。(笑)
   「輸送に使っていたトレーラーを襲撃者達は乗っ取って、そのままどこかに逃げおおせたらしい。・・・解っているのはそれだけだ。」・・・要するに何も解っていない。(笑)
シルバー  「(目標の)大きさは?そのトレーラーに積むって事は・・・?」
GM・依頼人  「それなりにでかい。氷の塊を掘り出してきたからな。」
シルバー  「人間がそのまま持って歩けるような代物じゃないんですね?」
GM  でかい氷の塊を、冷凍庫に入れて、それを輸送用コンテナに詰め込んだ代モンだ。何らかの輸送手段が必要だ。
GM・依頼人  「既に空港と港には検問を掛けているので、N◎VAから出ていることはないはずだ。」
シルバー  どうしようかな・・・?・・・なぁ、俺のコネってさぁ、もの凄く前線の奴ばっかりなんだけど?(笑)
GM  まぁ・・・ゼロとかさ、ウルフとかに聞けば、それなりにストリートの情報は入るんじゃない?
シルバー  ストリートなら俺の方がよっぽど詳しい。(笑)
一同  (笑)
GM  ・・・上の情報はほとんど入らないだろうな。(笑)君の場合は。
シルバー  ストリートは何とでもなるんだが。
GM  ・・・さすが「雷帝」(笑)
シルバー  ストリートで良いなら20だって越えられるぞ。
GM  じゃぁ、とりあえず探してくれ。
シルバー  はいはい。んじゃぁまあ今から行きましょうか。んー、ホワイトエリア、と言うか、俺ストリート以外を調べる手段がない。(苦笑)
GM  とりあえず、奪われた現場は、房総幹線道になる。(と言いつつ地図を見せる)空港からN◎VAまでの直線100km近い幹線道路が有るんだ。
シルバー  そこで奪われたわけ?
GM  うむ。夜になると、ここをサーキット代わりに使うカゼ共が集まるらしい。
シルバー  なるほど。わっかりました。今から行って来ましょう。
GM  じゃぁ、舞台は房総幹線道。他の人の登場難易度は〈社会:ストリート〉で10。・・・で、君が聞き込みをするのは、ゾク共だろうな。
シルバー  そこらにいる暴走族共に聞き込もうか。
GM  じゃぁ、そろそろ日も落ちたし走んべや、と言う連中が集まってくる。
GM&韋駄天(暴走族)  ぶおおぉぉぉん、ばおおぉん!(笑)
シルバー  なるほど・・・見た顔居ない?
GM  〈任侠道〉
韋駄天  レベル4有るから手札どれ切っても成功するって。
GM  目標値は10だけど、達成値で反応が変わる。(笑)
シルバー  そうか・・・やっぱ問答無用で行った方が良いかな?
GM  かつ、かつ、かつ、と暴走族達の前に現れるシーンだ。未だ連中には、ライトで照らされた君の足しか見えてない状態。ゾク達は「あぁん?!」という顔をしている。(笑)
一同  (笑)
シルバー  なるほど。(笑)
GM  で、そこに君の顔が映った瞬間の演出をしよう。
シルバー  解った。20だ
GM・暴走族  「おぉぉ。・・・あ、あいつは・・・。」集まっているゾク達が、驚いた様子で、ボソボソと囁き合っている。数十人の人の塊が、さっと割れて、頭らしき男までの道が出来る。(笑)
シルバー  なるほど。悠々と歩いていこう。
GM  ゾク達の視線が君に突き刺さる。(笑)
シルバー  内心、うわー、こえーとか思ってる。生きて帰れるんでしょうか?(笑)
GM  経験値幾らやっけ?大丈夫、所詮こいつらはトループだし。(笑)
シルバー  何を言う、俺だって消費経験点は5だぜ?(笑)
GM  まぁいい、それじゃぁ、頭らしき人間の所まで歩いてきた。
シルバー  じゃぁ、何て言おう?一つお尋ねしますが、はちょっと威厳が無さ過ぎるしなぁ。(笑)
GM  一応、彼らの君に対する視線は、畏怖の念がこもってるぞ。〈任侠道〉で20切られたしなぁ。(笑)
シルバー  まぁ良いや。「あのー、一つ聞きたいんだけど?」
GM・暴走族  ・・・それでは、ゾク達はずっこけるぞ。(笑)
シルバー  いや、あくまでフレンドリーに。(笑)
韋駄天  確かに原作通りだとそうなるな。(笑)

一体何のだ。(笑)

GM・暴走族頭  「な、何だ。」
シルバー  「いつぞやにここであった、トラックの強奪事件について聞きたいんだけど、誰か知ってる人居ないかな?」
GM・暴走族  頭が、「おい、オメェラ!」と、声を掛けると、人だかりの中から数人、「俺、見ました・・・。」と名乗り出る奴が居る。「遠目からですけど・・・。」
シルバー  「出来れば詳しく聞きたいんだけど。」
GM・暴走族  彼らが言うには、その日も何も考えずにこの通りをすっ飛ばしていたんだけど、でかいトレーラーが前方を走ってたわけだ。一瞬からかってやろうか、とおも・・・いかけて、やっぱり万一企業だったりしたら怖いんで、(笑)止めておこうか、と思った瞬間・・・。
一同  (笑)
シルバー  何てヘタレな奴らだ!(笑)
GM・暴走族  所詮トループさ。(笑)そしたら、自分たちの更に後ろから、トラックと言うには余りにもゴテゴテとした車両と・・・。
シルバー  それはトラックと言うには余りにも・・・(笑)
GM  ごつく、分厚く、それは正に鉄塊だったってか?(笑)

はい、ベルセ○クですね。

GM・暴走族  「で、戦闘車両だと気が付いた瞬間に、頭の上から衝撃波が襲ってきたんです。で、煽られて、すっころんで。何事かと上空を見上げれば、戦闘機が頭の上をかっ飛んでいって、そのトレーラーの周囲に対して爆撃を始めたんです。」
    それで、後ろから来た装甲車がトレーラーの前に回り込んで道をふさぎ襲撃。トレーラーの乗員は、護衛を含めて全滅、トレーラーは装甲車と一緒に走り去っていった、と。ちなみに一般車両もかなり巻き込まれたらしい。
シルバー  とりあえず一つ思うのは、トレーラーの連中は何てヘタレた奴らだって事だな。あっさり明け渡すんじゃねぇ。(笑)
GM  彼らだって精一杯抵抗したんだけどねぇ。護衛は最初に30mm機関砲を喰らって吹っ飛んじゃったから。(苦笑)で、連中はそのままN◎VA市街に去っていったらしい。
シルバー  なるほど。「いや、有り難う。」がしがしがし。(握手している)・・・これ以上は聞けそうにないから帰ろう。

GM  それではお待たせしました。秋月さん。
秋月  別に待ってないよ。大丈夫。(笑)
GM  えーと、事務所を構えてはるんですよね?
秋月  うん。
GM  では、秋月さん、それでは事務所で依頼を待っている、と言ったところです。
秋月  新聞読んでます。
GM  新聞?
秋月  紙の。
一同  (笑)
GM  解りました。プリントアウトして置いて下さい。(苦笑)珍しいよなぁ、この世界じゃぁ。
秋月  外界値7だから金に物を言わせて何故か紙。(笑)
GM  じゃぁ、エグゼクティブな内容の書かれた新聞を読んでて下さい。
韋駄天  天然紙な、当然。
GM・女性  それでは、事務所にとても困った顔をした女性がやって参ります。
    「こちら、弁護士さんの事務所だとお聞きしてきたんですけど・・・。」
秋月  「ええ、そうですよ。」
GM・女性  「助けていただけないでしょうか?」
秋月  カネ・・・「場合によりますね。」
GM  ・・・今何を口走ろうとした?!いつもの秋月さんに戻りつつ有るぞ。(笑)
秋月  だから止めたじゃん♪いつもだったら、金によるって正直に言うところだけど。今回は一応、自称正義の味方って言ってるから。場合によるって。
GM  ・・・頑張って下さい。(笑)
シルバー  こんな世界で、正義なんて酔狂なことだ。
秋月  (その女性)どんな人?
GM  20歳になるかならないか、と言う人です。
秋月  一応ヒトなんだ。
GM  外見で解ること・・・、ぱっと見IANUSUが付いている事くらいですか。
韋駄天  かなり普通の人?
GM  そうですね。
秋月  俺IANUSも何も付いてないからなぁ。
一同  (爆笑)
韋駄天  ノンサイバー?!
秋月  ノンサイバーやで。だって装備の欄には、セダンと武しか書いてないもん。
GM  とりあえず、その女の子についてぱっと見ただけで解るのはIANUSUだけですね。それ以上はカードを切って下さい。で、お客さんなんだから応対して下さい。・・・新聞はその辺にぽんと置いてるんでしょうね。
秋月  置いてるよ。
GM・女性  「この事件のことなんですけど。」・・・例の標本強奪事件の記事を指さす。「助けて欲しいのは、私の父なんです。」
秋月  「はぁ、失礼ながら、裁判が始まったという話は未だ聞いてはおりませんが?」
GM・女性  「裁判は始まってはいませんが、父は既に逮捕されております・・・。」あ、未だ名乗ってなかった。「申し遅れました、私、藤井あすかと申します。」

秋月  あすかー!
GM  ・・・誰か言うと思ったんだ。(笑)
韋駄天  ネタがわからん、突っ込まれへん。
GM  ・・・良いじゃないですか、珍しい名前でもないんだから。・・・飛鳥○郎を殺したのは貴様か!
竜美  止めてくれ、思い出しちゃったじゃないか。(笑)
韋駄天  飛○五郎?わからん。
GM  ・・・「怪傑ズ○ット」です。

おいといて。

秋月  「で?」
GM・あすか  「私の父は藤井信介と言います。新星帝都大学で古生物の研究をしていました。」バイオ系統の技術の博士号も持っているそっち方面では有名な学者さんです。新聞が言うには、今回の標本を解析するチームの責任者の立場でした。ただ、スパイ容疑をかけられて捕まっております。
秋月  「はいはい、はい。居られましたね、その様な方も。」
GM・あすか  「是非助けて欲しいのですけれど。」
秋月  「・・・ずいぶん分の悪い勝負ですな。」
GM・あすか  「でも他に頼る当てがないのです。」
秋月  考え込む。・・・あいつは引き受けてくれないのだろうか、あいつはどうだろう?知り合いの同業者の顔を思い浮かべる。・・・ダメだ、こりゃ。勝ち目ねーもん。
一同  (笑)
秋月  「解りました。引き受けましょう。」
GM・あすか  ・・・「お願いします。」
秋月  一応、NIK(N◎VAの探偵互助組織)の鑑札は持ってるんだよね。
GM  報酬は貯金を下ろしてきたらしい、1プラチナムを払おうとします。
秋月  「ふーむ、そうですねぇ。・・・しかし、私は別に金を欲しているわけではないのですよ。」
GM・あすか  必死の表情なんだけど・・・。そう言う事を言われると、「え?それではどうしたら・・・?」
秋月  「私が欲しいのは誠意です。」
一同  (笑)
シルバー  通訳しましょうか。「こんなはした金で動くわけねーだろが!」
一同  (爆笑)
秋月  ま、それは冗談だが・・・。まぁいいでしょ、で?プラチナム一個?
GM  プラチナム一個=報酬点10点。100万円くらいですな。
秋月  はーん、確かに情報収集の相場が5〜10か・・・。情報収集か、これ?(笑)
    「まぁ良いでしょう、解りました。で、これで何処までやればいいのですか?裁判で勝つ事を目指しているんですか?それとも・・・?」
GM・あすか  出来れば勝って欲しいみたいですけど?(苦笑)「あの、これではダメでしょうか?」
秋月  「失礼ながら、正直に言いましょう。裁判とはお金の勝負です。・・・相手は誰ですか?」
GM  新星帝都大学。
秋月  「・・・ホントに分の悪い勝負ですな。まぁ良いでしょう。だからこそやり甲斐がある。」
シルバー  ・・・うわー、嘘くさー。(笑)
秋月  でもやり甲斐が有るのは確かだろう?
GM  まぁ、凄くでかい敵ですから。
秋月  知名度も上がるし。・・・と言うのはプレーヤー発言だぞ。(笑)
一同  (爆笑)
GM  ・・・あんたなぁ。(笑)
韋駄天  プレーヤーとキャラクターの考えてることが全く違う。(笑)
秋月  もちろん別。(笑)こんな嘘臭い奴、俺が普段からやる訳無い♪
GM・あすか  「お願いします。」
秋月  「それじゃぁ、あなたがご存じのことを話していただけますか?」
GM・あすか  「父は、氷づけになっている生物の標本から遺伝子を取り出して再生する作業を行う予定でした。ミトラスからこちらへ輸送するときに、襲撃事件があって・・・。父はそれの手引きをした、と言う濡れ衣を着せられて捕まったんです。」
秋月  ずいぶんと断片的な情報で訳がわからんなぁ。と、プレイヤーは思いつつ。
GM  ・・・彼女の知っているレベルで答えて居るんですが?
秋月  解ってる、別にこれ以上求めていない。
    「解りました。とりあえず、お父さんにお会いしていきましょう。」
GM・あすか  「よろしくお願いします。」
秋月  と言うわけで拘置所に行こう。
GM  来た。
秋月  会おう。ガラス越しに。(笑)
GM・信介  では、丸く穴の開いたガラス越しに。(笑)
    「あぁ、あなたが弁護士さんですか。」
秋月  「はい、あなたの裁判を引き受けることになるであろう、秋月兼人と申します。」
GM・信介  「よろしくお願いします。」
秋月  「こちらこそ。で、さっそくですが、一つ質問してよろしいですか?」
GM・信介  「はい。」
秋月  「あなたは無実なのですか?
一同  (爆笑)
GM・信介  ・・・「もちろんです。」(苦笑)
秋月  《真実》とか言ったらどうする?(笑)
GM  やりますか?(笑)
秋月  やるわけねぇだろ。(笑)これで私が犯人です、とか言われたらシナリオ終わるやないけ。(笑)
一同  (再爆笑)
GM・信介  「私は元々大学で研究さえしていられれば満足な一研究者でありたいだけなんですし。」
秋月  「教授でしたっけ?」
GM・信介  「ええ、そうです。」
秋月  「・・・そうですね、そのあなたの研究室で信頼の置ける人物を紹介していただけますか?」
GM・信介  「信頼・・・ですか?」・・・えーと、ここでAさんとかBさんとか言ったらまた白だ、黒だ、と言われてしまうので。(笑)名前があったら黒だ、ってみんな言いよるからなぁ。

このセリフは、秋月さんに対する当てつけだったりする。(笑)彼がマスターすると、シナリオに関係のない人物とかには名前が付いていない。全部AさんBさん○○さん(この人が犯人)だから容疑者云々以前の問題になるのだ。

秋月  分かんないやろ、「永さん」とか言う中国人なんかもしれんやん。(笑)
GM  引っかけに使いますか?それ。(笑)何か即興で名前を考えとかなあかん(苦笑)
秋月  別に良いやん。AさんでもBさんでも。(笑)
GM・信介  「わかりました。それじゃぁ、研究員の阿久津君と、安道君。それから・・・(不自然な間・笑)・・・滝本君。」
秋月  「それから・・・あなたのライバル関係に当たる人でも居られますか?」
GM・信介  「ライバルですか・・・?ライバルというか、そう言う事を言うなら研究室全体がライバルですか。同系統の研究をしている者が集められていますからね。強いて言うなら・・・滝本君ですか。」
秋月  滝本君ねぇ・・・怪しい。(笑)
GM  《天変地異》を喰らって立ってたら怪しいですよ。(笑)
一同  (笑)
秋月  うーん、怪しいなぁ、どれくらい怪しいか、って言うたら以下略やけど。(笑)
GM  何か他の連中がABCで括られてしまいそうなぐらい怪しいですね。(笑)
一同  (爆笑)

自分で言ってどうする。

秋月  「まぁ良いでしょう。とりあえず今のところはこれくらいで良いでしょう。それではよろしくお願いします。」
GM・信介  「こちらこそ、よろしくお願いします。」
秋月  「それではここら辺で失礼します。」と言って立ち去るか、ここは。
GM  じゃぁ、ここで切りましょう。


ここからようやく本格的な捜査の開始である。

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