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リサーチフェイズ6th
シーンカード:ニューロ
メインキャスト:真澄   舞台:後方処理課・真澄の執務室

RL: ますみんです。後方処理課の執務室ですかね。
真澄: 「ふぅ……無能な上司って言うのはこういうときに心苦しいものがあるね」
RL[ミスト]: 「そんな事無いですよ。」実際指示を仰ぐ連絡はひっきりなしにかかってきますね。
真澄: 「はは、私は話すことしかできないよ。部長のように指揮が上手いわけでも、ミューズ班長のように力を持っている訳でもない。だけど職務は果たさなきゃいけないな……せめて現場と指揮系統のパイプにでもなれれば…。」

相馬: はぁ、ミストがフォローを入れているだとぉ!?
RL: 本人、必死のフォローだろうねぇ。(w

RL: 現在、1班が安全の確保、2班がセキュリティの維持回復、3班が原因の調査に当たっています。0班は…遊撃ですかね。
真澄: 詳細はますみんの経験に任せましょう。PLの知識はそこまでは無い(苦笑)
RL: エグゼクの知識と勘。(w
真澄: ま、一応判定だけでも。〈動員:査察部〉【感情】5+Q=15 それなりに0班は動いてくれているかな。

真澄: 「せっかく服を買ったのに着替える暇もないね、すまない。」
RL[ミスト]: 「…良いんですか?」
真澄: 「何が?」素だ。w
RL[ミスト]: 「……ここまで付いてきておきながら、言う事じゃないと思います。でも、私をここまで連れてきて、良かったんですか?」
真澄: 「さぁ、それは分からないなぁ…ただ、後になって青い顔をするのはボクだけで済むだろうからね。組織も千早全部を狙っているとは思えない。喧嘩を売ったのは間違いなくボクだからね。」
RL[ミスト]: 「……信じて、くれるなら、このまま側に居させてください。戦う事しか出来ないけれど…。」
真澄: 「……今ちょっとだけ、君にだったら背中を刺されても恨まずに死ねるような気がした。」
RL[ミスト]: 「そんな事!」
真澄: 「すこしばかりジョークが黒すぎたかな?ごめん」
RL[ミスト]: 「…戦う事になった理由の一端はきっと私にあるから、だから、せめて、守らせて欲しいんです。」
真澄: 「ボクは側に居てくれるっていう人を拒むようなことはしないよ。そこまで偉い人間じゃない」
RL[ミスト]: 「……。」

ズ・ズン!

RL: 腹に響く重い音が響き、アーコロジーが揺れる。
真澄: 「2班!何があった?!」
RL[2班]: 「第35層が崩落!!被害状況報告!…」

真澄: 好き勝手やってくれる……やるのなら私だけを狙えば済むものを。
RL: 先ほどの会話の影も見せず再び執務室も戦場へと変わる…。

相馬: さらばだ、2班。君たちの勇姿は忘れないよ。

2班は死んでねぇ。

舞台裏

相馬: 中央区画の詳細な地図。〈社会:千早〉【理性】7+9(札)=16
RL: 手に入った。
相馬: さんちゅ

 

 

リサーチフェイズ7th
シーンカード:
カタナ!
メインキャスト:相馬  舞台:千早アーコロジー上層中央区画D地区

RL: 相馬、どうぞ。
相馬: 松明もって進む。「ここはどのあたりになるんだ?」
RL: 地震が響いて、埃がぱらぱらと降ってきたりする素晴らしい状況。
相馬: 「またか。」
RL: 上層の電力を支える電力区画。
相馬: 「またこんな所を徘徊せねばならんのか。」
RL: ただし、ここがショートすれば下層も影響してしまうな。普通は回避措置がとられているけれども、そんなものが吹き飛ぶほど今回の被害がでかかった。

RL: では、一人で歩いているとだ。
相馬: うむ。触手か?
RL: 避難が済んだはずのこの区画で、通路の向こうの方に人影が見える。ヒトガタだ。安心しろ。
相馬: 「誰だ?」マジな顔になろう。
RL: ひた、ひた、ひた。足音が近づいてくる。
相馬: 「ヒタヒタ?」
RL: リノリウム(?)の床に不気味に靴音がしている。

RL: 松明(w)に、相手の姿が照らし出される。“ヴァーミリオン(自称)”山田だ。
相馬: 「ヴァーミリオンか。どうした?」
RL[山田]: 「さ、さ、さ…。さかしまぁ…。」

相馬: じーっと見る。どんな状態だ?
RL: 山田の目がぐるんと裏返り、白目になる。だらしなく口を開けて、よだれが…。

RL[山田]: 「うらあぁぁぁぁぁ!」くん!と山田の右腕が跳ね上がり、手にはいつの間にか握られたリボルバー。
相馬: ち、名前が徒になったか
RL[山田]: 〈ファイアアーム〉+〈クイックドロー〉+〈貫きの矢〉有利:1【理性】21(25)

〈クイックドロー〉:カブトワリの特技。目にも止まらぬ速さで銃を抜く技能。〈ファイアアーム〉の達成値をLv分上昇させる。
〈貫きの矢〉:カブトワリの特技。一列に並んでいる目標を全てにダメージを与えたり、硬質の物体に穴を開けたりする技能。差分値分のアーマー値を無効にする。目標のアーマー値を0に出来たら完全に貫通し、更に後ろの目標にも命中する。

相馬: つらぬきぃ?あいたたたた…喰らった。
RL: 差分は?
相馬: 12。
RL[山田]: じゃ、アーマー値-12、ダメージは爆:16
相馬: 〈忠誠〉【生命】10、ダメージを6に下げる
RL: 胸部損傷か。

肉体戦ダメージチャート6 「胸部損傷 バックファイア。呼吸困難。」

相馬: バックファイア【理性】3下がり
RL[山田]: 「えぇへへへへへ。」

相馬: 「ヴァーミリオン、すまん」
RL[山田]: 「うらぁあぁ〜!」って、また撃とうとしているがどする?
相馬: キルゼィ
RL: こいやぁ!

相馬: 〈メレー〉+〈居合い〉+〈修羅〉+〈無明剣〉【生命】8+7(札)+4(+5)=19有利有りなら24
RL: 〈知覚〉+〈回避〉【外界】15そっち有利。差分9。

〈居合い〉:カタナの特技。抜き手を見せぬ抜刀術。〈メレー〉の達成値をLv分上昇させる。
〈修羅〉:カタナの特技。鍛え上げた技で強烈な一撃を見舞う業。ダメージに差分値を追加する。
〈無明剣〉:カタナの特技。極めた剣術は神速に達する。あまりに素早いため対象は〈知覚〉を組み合わせないとリアクション出来ない。

相馬: ダメージ、9+6+2=斬:17。「烈華。」
RL: 12点ダメージ、片足損傷。

肉体戦ダメージチャート12 「脚部損傷 片脚に重大な損傷。そちらの足を使った行動が不可能になる。」

RL[山田]: 「うぎゃああああぁっ!!!」転がり、のた打ち回る。
相馬: 「まだ、やるかい?」

RL[山田]: だが、苦痛で一瞬だけ目に理性の光が戻る。「…坂縞…逃げろ、俺はもうだめだ。」
相馬: 「どういうこった?」
RL[山田]: 「砂…砂に気をつけろ、アレが俺を狂わせた。……。」
相馬: 「砂?」ふむ、気絶させてみるか?

RL[山田]: 「ぐはっ!ちっくしょう!…無駄だ、坂縞。おめーにゃ理解できないだろうがな、これはもう無理だ。」
相馬: 「とりあえず出来る限りの手は打たせて貰う。」武器破壊して気絶狙ってみる…
RL[山田]: 「おぉおぉおぉおぉおぉ!」

RL[山田]: 「あばよぉ!さかしまぁっ!!!先に逝って待ってるぜぇ!」

RL: 神業《とどめの一撃》!!自分のこめかみに銃口を当て引き金を引く!
相馬: ぬぉ、まて、お前を調べて救う手だてがあるか調べさせろや!
RL: 嫌ならインヴァれ
相馬:ヴァーミリオーーーーン!!!さらば
RL: おう

DIVINE WORK《Coupd’Glas》

「お前らと一緒に戦うのも悪くなかったぜ。最期に迷惑かけちまったな。」

「まて、ヴァーミリオン!」

叫ぶ相馬の目の前で山田の右腕は跳ね上がり、自らのこめかみをポイントする。

「後のこたぁ頼んだぜっ!」

山田は脂汗の浮いた顔で不適に笑うと躊躇無く引き金を引いた。

ドムッ!!!

相馬: 感慨に耽る前に班長に連絡。
RL[ミューズ]: 「どうした、坂縞?」
相馬: 「班長、こちら坂縞。」
RL[ミューズ]: 「報告せよ。」
相馬: 「山田次郎、ソウルネーム”ヴァーミリオン”が殉職しました」
RL[ミューズ]: 「何…?状況は?」
相馬: 「なにかに取り付かれた模様です」
RL[ミューズ]: 「何だと?…ちょっと待て。」

 ・
 ・
 ・
 ・
 ・

相馬: 「今から、奴の体をそちらに持っていきます。」 頭おかしくなったと思われるよな。 「詳しいことはそれからお話しします」
RL[ミューズ]: 「…各班から、似た様な報告が入っている。」
相馬: 「一度、全員を集合させましょう。このままじゃ、被害が増えるだけです。」
RL[ミューズ]: 「よし、東通路を使え。フェイとヴィドと合流できるはずだ。」
相馬: 「了解しました」

相馬: 「ヴァーミリオン、お前の葬式はこの名前で出してやるからな。」

 

舞台裏

RL: ますみん
真澄: 札回しですー 【生命】の7切り〜
RL: りょうかい〜

 

リサーチフェイズ8th
シーンカード:ヒルコ
メインキャスト:真澄  舞台:後方処理課・真澄の執務室

RL: さっきから、埃が舞い落ちてくるのが止まらない。
真澄: 執務室だけど、さっきの情報は流れてきてます?砂とか何とか。
RL: 〈社会:企業〉5。連絡系統を維持できているかな?〈社会:千早〉もしくは〈コネ〉でもいい。
真澄: 〈社会:企業〉【理性】6+札8=14 まぁそれくらいなら。札がこれしか無かった。
RL: 各所でそういう被害が出ていることが分かる。謎の砂に取り付かれた、と言う奴も居るし、同士討ちが発生しているケースもある。

ズ・ズン!!

RL: 再び振動。今度は近い。
真澄: 「今度は何処だ〜?」
RL[2班]: 「震源は31層!真上です!」
RL[ミスト]: 「…移動した方がいいかもしれませんね。」
真澄: 「しかし……指揮系統が混乱しないかな2班、私への連絡を切り替える余裕は……ないね、なんとかするしかないか」
RL[ミスト]: 「逃げ遅れて指揮が出来なくなるよりは良いと思います。」
真澄: 「わかった、移動しよう。部長とは別の位置がいいね、片方が塞がっても指揮は引き継げる。」
RL[ミスト]: 「…はい。」

真澄: 「しかし、美門は何をやっているんだか……下が潰れれは上にも影響は出るだろうに。」一応探りを入れてみます〜 〈社会:軌道〉【生命】1+J=11 です。
RL: 美門も泡を食ってます。「なんじゃこりゃぁ?!」って。
真澄: (……?ここまでやるとなると上と日本が噛んでいると思ったんだが)
RL[ミスト]: 「美門一族とは関係の無い所から来ているのかもしれませんね。」
真澄: 「やれやれ、なおさらタチが悪いな」

真澄: そういえば、今までに破壊された施設っていうのは?
RL: 重役室のほとんどかな。最上層は無事だけど。砂は上から下へ降ってるようだ。 後、電気系統の一部。
真澄: 上か。電気系統混乱→混乱に乗じて暗殺 が目的なんだろうかね。

ズン!ザーーーーーー!!!

真澄: 「砂?!」
RL: 部屋を出てすぐ後、閉めた扉の向こうで大きな音がする。
RL[ミスト]: 「急ぎましょう。」
真澄: 「やっと事の重大さが分かってきた気がするよ。」
RL[ミスト]: 「……。」真澄の手を取り、走り出します。
真澄: 「うわ。」つられて走り出す。

真澄: 時に。社長は忙しそうだけど、今どこで何をしているんでしょうか。
RL: 原田部長と共に指揮を執っていたようですが、戦局が変わり始めているので、なんとも。撤退も視野に、拠点を移動中。

真澄: BHやSSSは?
RL: SSSはアーコロジーの一般住人の避難誘導。BHは謎の圧力により、静観。
真澄: 稲垣めー
RL: 金さえ積めばコロッと。(w
真澄: どうせ空手形にされるのがオチだ。コネもないし。まぁ、しかしなんとかなるかも…上の力を借りるのはシャクだけど仕方ないか。
RL: お。
真澄: 美門経由で稲垣に金を流すか。神業《M&A》発動でBHを動かしてもらおう。
RL: 了解。突如BHが動き始めます。(w
真澄: 「『カウンターテロを銘打つんなら少しは動いてくれてもバチが当たらないだろう』って伝えておきなさい。(w」

DIVINE WORK《M&A》

これだけの大騒ぎになったというのに、ブラックハウンドは動く様子を見せていないと言う。

大方あの執政官が、どう動いたら儲けになるか、様子見中と言う事なのだろう。

「まったく、余計な出費ですよ。…仕事なんだから、きっちり働いて欲しいものです。」

ブツブツ言いながらも小切手を切る真澄。多額の予算が賄賂へと消えて行った…。

RL: 砂についても調査を開始しました。BHの科研の結果報告をお待ちください。
真澄: 社長と部長に報告〜。BHの協力を取り付けました。まぁ……出すものも出しましたけどね。
RL[雅之]: 「ありがとうございます。費用の方は全く問題ありません。この局面を乗り切るのが第一です。」
真澄: 「社のために、です。社長もご無事で」

 

舞台裏

RL: 相馬。どーすんね?
相馬: 札が良いので
RL: ぱす?
相馬: 神に祈る
RL: …了解。
相馬:早く戦争になーれ」以上。
RL: 貴様の居る所が最前線じゃ、たわけ。(w

 

リサーチフェイズ9th
シーンカード:イヌ
メインキャスト:相馬   舞台:東通路

RL: と、言うわけで撤退中の相馬。
相馬: ヴァーミリオンの死体もってな
RL: おう。じゃぁ、ぱらぱらと埃に混じって、確かに黄色い砂みたいなのが混じり始めている。

相馬: 「これが、言ってた砂か。やべぇな。」
RL[?]: 「さかしまーーー!」

RL: 通路の向こうからヴィドが走ってくる。後ろにはフェイも付いてきてるな。
相馬: 「おー、フェイ、ヴィド無事か」
RL[ヴィド]: 「いや、そうでもない。」
RL: くいっ、と後ろの方を指す。
相馬: 「何?」松明を向ける。
RL[ヴィド]: 「笑えるぜ。ついて来てやがる。」

RL: 砂がまるで生き物の様にズザザザザと、流れてくる。明らかにヴィドたちを追いかけてきている動きだ。

相馬: 「マジかよ。洒落に何ねぇな」RLよ東通路って渡り廊下?
RL: 合流点は十字路なのだが、ヴィドたちが着ている方向と、右手は既に砂で埋まりつつある。渡りってわけじゃないな。交差点。
相馬: ぬぅ、急ぐしか手はないか
RL[フェイ]: 「山田君!」口に手を当て、変わり果てた同僚に息を呑む。
RL[ヴィド]: 「泣くのは後だ、逃げるぞ。」
相馬: 「フェイ、良いから急ぐぞ。悲しむのは後だ。」

RL: と、いうわけで走れ走れ。
相馬: はしりー、はしり−
RL: 走るのは、先頭?それとも後ろ?
相馬: 最後尾。しんがりは任せろ
RL: では、ヴィドが山田の遺体を引き受けよう。先頭はフェイが走る。
相馬: OK
RL: 後ろからはどんどん追いかけてくる気配がする。

RL[ヴィド]: 「ちっ、ヤバイな。」
相馬: 現状ではどうしようもないな。対処法が解らぬ。
RL: 走り続けてきたおかげで大分引き離してきたようだ。
RL[フェイ]: 「もう大丈夫かな?」と、走りながら後ろの二人へ。
相馬: 「安全とはいいきれん。」
RL[ヴィド]: 「油断は出来んな。」
RL[フェイ]: 「うぅ…。」
相馬: 「さっさと合流するぞ」次なる十字路を通り過ぎたところで…
RL[フェイ]: 「あぁっ!!」

RL[フェイ]: 「……しまった…。」
相馬: 「どうした?」
RL: 行く先に砂が。

ザワザワザワ…。

相馬: 「な。」

ザァッ!!!

RL: 砂はフェイに飛び掛る。
RL[フェイ]: 「きゃあっ!!!」
相馬: 「やられた」
RL[ヴィド]: 「くそっ!」 と、ヴィドがフェイを救出に行く。

RL: が、多勢に無勢で、逆に飲まれそうになる。
相馬: 「ヴィド、お前はヴァーミリオンせおってるだろーが!」
RL[ヴィド]: 「う…くそう!…坂縞、ヴァーミリオンを…頼んだぜ!」ヴィドは山田の遺体を投げてよこす。
相馬: 「絶対に死ぬんじゃねーぞ。二人とも!」
RL[ヴィド]: 「は、はは。そいつは、ちぃっとばかし、難しいかもなぁ!」
相馬: 「難しくてもやれ!」
RL[ヴィド]: 「あぁ、お前はヘマんなよ!」

ザァッ!!!

相馬: 「でないと、おまえの秘蔵のアレは俺が頂くからなぁー」
RL: 更に大量の砂が二人を包み、更に相馬の方に押し寄せてくる。
相馬: ダッシュ
RL: 十字路まで戻ると、来た道、ヴィド達の居たほう、そして左手が砂で埋まっている。
相馬: 他は?無いなら作る。
RL: 斬裁か?無理っぽい…が、まるで、命ある肉食獣のような動きで、相馬に砂が迫る…が、その時、

DIVINE WORK《Punish》

「ちっ、まずいな。」

相馬が追い詰められた、と思った瞬間、

バシュン、バシュバシュン!

「は?」

砂の押し寄せる通路の隔壁が閉まる。

ざざぁん!!!

社会戦ダメージ17 強制退場。

RL: 砂の津波が、隔壁の防波堤に弾けて、暗転。
相馬: ユウラさんはイヌでふか。

 

舞台裏

RL: ますみん
真澄: うーむ…仕方ないので【生命】の9を切っておきます。手が腐ってる。

 

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