“Doragon Scale”揚 紅龍

------必要になったのなら、呼べ。


揚 紅龍・原画 貘社・彩色

Player:揚 紅龍@管理人  スタイル:カブト=カブト◎●・カタナ

登場作品:CinderellaBooking

「カブトとは、神ですら信用できぬ、このトーキョーN◎VAで、ただ一つ信頼される存在だ。たとえその腕がもげ、身体が挽肉になろうとも依頼人を傷つけるな、信頼を裏切るな。それがカブトという物だ。」

 私は、自分の尊敬すべき師であり、自分の所属するボディーガード派遣会社“ナイトワーデン”の創設者であり、自身凄腕のカブトである“銀の守護者”ブロッカーの言葉を思い出していた。
 私はカブトであり、己のプライドと命を懸けて守るべき依頼人・・・千早重工のエグゼク・・・のそばに立っている。私は、彼のオフィスで彼の警護をすることを依頼されていたのだ。コートとサングラス、と言ういつもの出で立ちに加え、警備の必要性から許可を貰った愛用の“降魔刀”と“クリスタルウォール”を手に、周囲の様子をうかがう。
 
千早アーコロジー。積層型超巨大建築物の上層エリアだ。地上数百メートル、それそのものが一つの要塞と化しているこのビルの中にあっても、私のようなボディーガードを雇わねばならない。それがN◎VAだ。
 窓の外・・・異常なし。幸い、N◎VAには
イワサキのアーコロジーは存在しない。ルテチアのアーコロジーが見えるが、こちらに向いている銃口はない。オフィスの中には、依頼人の他に、書類をひっくり返している彼の秘書や、お茶くみをしているドロイド(人型ロボット)が働いているくらいだ。

「・・・・・・承知した。その情報は記録し、直接私の所へ持ってくるように。」

 依頼人は自分の部下に命令を下している。イワサキとの抗争の真っ最中らしい。これに勝てば、ストリートの人々の身の安全が約束され、何人もの命が救われる・・・、と彼は言っていた。人の命を数で計算するのは未だに割り切ることが出来ないが、多分彼が言っているのは正しいのだろう。カブトに数を計算する頭はいらない。ただ己の目の前にいる人間を守ることが出来れば十分だ。

「これで、イワサキに王手を掛けることが出来ました。後は必要な情報が揃うのを待つだけです。」

 エグゼクが言ったその時だった。私は反射的に刀を抜いていた。
ガガ!
 激しく金属がこすれ合う音。それまでただのお茶くみロボットでしかなかったドロイドが、突然主に向かって刃を抜いたのだ!・・・付いているはずのないリーサルアーム(身体に埋め込む武器)を。
 入れ替わっていたのか。腕のいい暗殺者は、全く別人になりすまして目標に近づくと言うが。突然の侵入者に周囲は騒然となる。依頼人の秘書などは腰を抜かしている始末だ。無理もないが。
 緑色の短い髪、表情の無い目、ひらひらした服。何処から見ても、先程まで忠実に働いていたメイドロボそのものだ・・・左腕手首から垂れる電磁鞭以外は。・・・しかし。

「相手が悪かったな。クライアントには触れさせん。・・・投降するチャンスは与えても良いが?」

 刀と盾を構えながら、相手が耳を貸すわけがないのを承知で言う。もちろん、メイドロボは表情を変えもせずに、第二撃を見舞ってくる・・・依頼人に向かって。
ギャ・ガリ!

「無駄だ!」

 すぐさま割って入り、ツバメ返しの要領で繰り出される連撃を水晶の盾で弾く。まさか今の攻撃を弾かれると思っていなかったのだろう、相手に隙が出来るのが分かる。

「破!」

 今度はこちらの刀が一閃する。が、同時に暗殺者の懐から煙幕が張られ煙の向こうに相手の姿が掻き消える。

「逃げたか・・・。」

 しかし、手応えはあった。相手の生死を確認できないのは不満だったが、依頼人は無事だ。襲撃者が去って、オフィスにようやく安堵の空気が流れ始める。

「御苦労様です。お陰でこちらには全く被害が出ませんでした。」

 依頼人が声を掛けてくる。   私は、この瞬間のために仕事をしているのだろう。

 


何を血迷ったか始めたキャラクターSSです。

それぞれの持ちスタイルに対応したテーマで書いていこうと思います。

第一弾は、私・管理人のハンドルの由来にもなったカブト「揚 紅龍」です。

基本的に戦闘能力ばっかり追求したため、

実際のシナリオでは完全な「待ちキャラ」になってしまいました。(苦笑)


“DoragonScale”揚 紅龍  PROFILE

消費経験点:320点
(ただしRLよりただで貰ったコネや、エクリプス以前のアイテム常備化等の理由により、実際のデータと計算が一致しない。)

AJ:27歳  JENDER:男  BIRTHDAY:12月12日

HEIT:198cm  WEIT:126kg

EYEZ:Ligthblown HEIR:Blakk SKIN:Yellow

POST:ナイトワーデン/三合会/道峰co.

 

MEMOIR
揚・紅龍と言うのは彼の本名ではない。
彼の両親は彼が幼い頃に死亡し、結果浮浪児として中華街で生活していた所を
揚・黄龍と名乗る老人に拾われ、その時に彼から貰った名が紅龍だったと言う訳である。
紅龍は何か思うところがあるらしく、己の本名はどんなに近しい相手にも一切明かしていない。

余談ながら、揚・紅龍と、黄龍老師との出会いは20年ほど前になるが、紅龍は
『今も昔も、老師は自称80歳のままだな。』と彼の家族に漏らしている。

紅龍には同様に、黄龍の気まぐれで拾われてきた子供がおり、
その中でも特に望んだ子供には紅龍同様、黒龍、蒼龍、白龍の名が与えられている。
黄龍に適当に拾われ、適当に育てられていた紅龍は、
黄龍から教わった武術を剣術に特化し修行した。
早晩黄龍より皆伝を貰った(本人は『皆伝試験の時、真剣で真っ二つにした筈なのに、
老師は翌日にはピンピンしていた』と回述)紅龍は、そのまま三合会の特攻部隊

 

STYLES
DIVINEWORK
カブト◎
難攻不落
カブト●
難攻不落
カタナ
死の舞踏

   

REAZON
6/12
PASSION
2/12
LIFE
9/19
MUNDANE
4/10

SKILLZ

(2)セキュリティ
(2)トロン
(2)ファイアアーム
(1)メディック
(2)知覚
(0)アレンジ
(0)制作
(1)心理
(0)芸術
R_L_ 
R_L_ 
R_L_ 
___M 
R__M 


_P__ 

 (1)霊感
 (1)アイデンティティ
 (2)アスレチック
 (1)ヴィークル
 (4)メレー
 (4)回避
 (2)隠密
 (1)交渉
 (1)売買
 (1)追跡
_P__ 
__L_ 
R_L_
__L_
RPLM
RPLM
R__M
R___
___M
R___

SUPERHUMAN SKILLZ

(4)反射防御
(3)見切り
(2)戦術
(2)ディフレクション
(1)隠し武器

(4)居合い
(2)斬裁剣
RPLM 
RP_M 
R_L_ 
R_L_ 
__L_ 

RPLM 
R_M_ 
 (4)鉄壁
 (2)カバーリング
 (2)最後の砦
 (1)八重垣
_
 
 (2)修羅
_
RPLM
R_L_
R_L_
_P__
_

R_L_
_

KONEXION&SOSIETY

(1)“銀の守護者”ブロッカー
(1)“ブリューナク”秋月光司
(1)秀
(1)水谷ユリ
(1)“買収王”萩竜次
(1)ドレン・シュダルツ

(2)N◎VA
(3)ストリート
___M 
R___ 
R___ 
_P__ 
___M 
_P__ 

__LM 
RPL_ 
 (1)桜川響
 (1)“アンタレス”マキ・グリューナウェイ
 (1)“長老”揚・黄龍
 (1)“白き雷”怒雷
 (1)緋山・有希
 (3)道峰桜子

 (2)企業
 (1)ウェブ
___M
___M
__L_
R___
__L_
RPL_

__LM
__L_

REZIDENCE

レッドエリア(中華街B2)の高級マンション 隠:15 セ:15

グリーンエリア(住宅街・新星帝都大学周辺C2)の高級マンション 隠:15 セ:25

NORMAL OUTFITS

“K−TAI” “弥勒”サングラス “シークレットバスケット” “身代わり符”

CYBERWARE

“BLAKK=IANUS” “イーヴルイーター”  “フラッシュドライヴ”
“ブレードベア” “デモンズスキン”
“オーヴァードライヴ”(廃棄済み)

TORONZ

“ポケットロン” “ブラックボール”

SOFTWARE

“ファミリア” “防人” “護鬼” “インヴィジブル”

WEAPONZ


“降魔刀”
“ブレードベア”
“雷神・改”     スタン警棒
“MP10”       ピストル
“Model.29Re” リボルバー
“クリスタルウォール”シールド
隠  サ  装填 射程
5          格闘
17  専     格闘
13         格闘
11     22/1~3 近
10     6/1  近〜中
            格闘
 殴  刺  斬  爆  受
+2 +2 +4  −  +2
 − +1 +2  −  +1
+2 +3(s)      +1
+4            +1
           +6 +1
+1         +2 +4

 

ARMOURZ


“デモンズスキン”
“武”道着
“フェイトコート”
“鎖帷子”
隠  制  殴  刺  斬  爆
10 −  +3 +1 +2 +1
15 −  +1    +1 +1
-(13)−  +2    +1 +3
15 −1 +3 +1 +2 +3

「以我剣為龍爪」 〈メレー〉+〈居合い〉+〈修羅〉+〈斬裁剣〉

「我鱗不能貫」 〈メレー〉+〈回避〉+〈反射防御〉+〈鉄壁〉+〈八重垣〉→〈見切り〉

「以我身為城壁」 〈カバーリング〉+〈最後の砦〉+〈メレー〉+〈鉄壁〉→〈見切り〉


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